つれづれと

雑食おたくが綴る感想やら独り言やら写真やら。

生まれてはじめて自担にファンサをもらった日のこと

◆まえがき

『ファンサービス』とは…≪<和> fan+service≫芸能人やスポーツ選手などが、ファンを喜ばせるために本来の芸能活動や競技とは別に行うサービスやイベント。また、コンサートなどでアンコールに応じたり投げキッスをしたりなどの、ハプニング的なサービス行為。 [出典:デジタル大辞泉]


みなさんこんばんは。オタクです。
オタクならだれもが一度は聞いたことがある「ファンサービス」、通称「ファンサ」。言葉の意味を改めて調べてみたら上記のような解説がありまして、ふむふむなるほどねなんて頷いているところなんですけど、先日まさにこの解説文のさいご、「ハプニング的なサービス行為」を、思いっきり、思いっきり、思いっきり食らってしまいしばらく再起不能になったわたしが、わたし自身のために、この度「生まれてはじめて自担にファンサをもらった日のこと」を書き残しておこうと決意しまして、今こうして筆をとった次第でございます。ちなみに現在は自宅のある千葉からだいぶ離れた大阪のファミレスでパソコンのキーボードををぱちぱち叩いているところです。おおさか、たのしい。好きやねん、大阪。


※自分の記憶と友人の話をたよりに、主観まみれの話をします。
※タイトル通りの内容で、完全に自己満足のための記事です。自己防衛お願いします。
※GR8ESTツアーの座席とステージとトロッコの話をしているので、ネタバレご注意ください。

 


◆自担について

関ジャニ∞丸山隆平くんです!以上です!!!
丸山くんに出会うまでわたしは「ジャニーズとかちょっとよくわからなくて…」とわりかしジャニーズ関連を敬遠しがちだったのですが、とあるきっかけで羊を追い回すえいとさんたち、また同時に、半ギレで牛を追いかける丸山隆平くんを見たときに「なんだこの愉快な人たちは!?」と感銘を受け、そこからはエイターまっしぐら、いまではドドド新規なりに「わたしは丸山担です!」と胸を張って言えるまでになりました。

ちなみに羊を追い回すえいとくんに出会ったときの話はこちら→

 

ksrh16.hatenablog.com

 

そんな丸山くんの好きなところはたくさんあるんですけど、その中に「ファンサマシンガンなところ」というものがあります。なんかもう、とにかくとにかく、ファンサがえぐくないすか?もう、相手をどうしたいのか?というえぐさ。えげつないえぐさ。ちなみにわたしは、罪夏リサイタルの一秒KISSのときに、耳にかけていたお花をゆっくりと手に取り、それに色っぽくちゅーしてトロッコの上からお花をサッと投げる丸山隆平くんのファンサがむちゃくちゃにだいすきで、あそこばっかコマ送りで見てしまいます。そんなこんなでわたしは丸山くんがだれかにファンサをしてオタクの感情をめちゃくちゃにしているところを見るのがけっこうすきで、そんな丸山くんをたくさん見られるツアーだったらいいな~なんて思いながら参戦した今年の夏ツアーが「GR8TEST」でございました。


◆デジチケこわい

今ツアーから始まったデジタルチケット通称デジチケ制度。紙のチケットの代わりに公演3日前までにQRコードが送られてきて、当日はそのQRを読み取って入場。入るまで席がまったくわからない、というシステムだったのですが、これがほんと~にこわかった。こわかった…。この日じゃなくて別公演なんですけど、連番相手の友人のFCが急にロックかかってしまい、入れるの?入れないの?入れるの?みたいなハラハラがあったり、遠征したときは名義人である友人の乗った飛行機が遅延のため到着が遅れ、入れるの?入れないの?入れるの?みたいなドキドキもあったり…(どっちも入れましたが。よかった)。
その日、わたしは自名義4連で当選していたので、友人を3人お誘いしての参戦。身内4連番です。たのしかったな。しかもその友人というのが関ジャニ関連で知り合ったのではなく、3人ともずっと以前に別現場で知り合った愉快友人面子だったので、なんかもう始まる前からたのしかったです。いつもは新幹線や飛行機、夜行バスなどを駆使して日本各地のイオンモールとかららぽーととかに集合し、ショッピングモールでキンブレ振り回して連番してた面子でまさかドーム連番できるとはね~~~ゲラゲラゲラ、みたいな。ちなみにそのときFC入ってたのはわたしだけでしたが、3名ともえいとくんのことはみんなまるっとだいすきで(なぜならわたしがしつこいくらいに布教をして持っている円盤ほとんどすべての鑑賞会をしたから)(マジでなんでこんなしつこいおたくの友人やってくれてるんだろう、ありがたさしかない)、この現場のあとFCに入ってくれたりした。圧倒的圧倒的感謝。
そうしていざ入場!前述のとおりデジチケでの入場、ちょ~~~こわかった。何度経験しても入る瞬間すごい緊張するし、そしてあの、レシートみたいにガガガって出てくる座席券をもらうときの緊張感がやばい。デジチケこわい。紙チケに戻らんかな~、だめかな~、せめて分配可能にしてほしいな~、こわいよ~。なんて言いながら係員のおねーさんに手渡された座席の表記を見て「エ˝ッッッ」て声が出るくらいにはびっくりしました。とにもかくにもあらゆることが心臓に悪い、デジチケ、心臓に悪いよ…。


◆うちわについて

さて、時間は少し巻き戻り。せっかく身内4連ができるのだから(今回のツアー、何度か入りましたがこの面子での4連はこの日しかしませんでした)、4連のときしかできないことをしたい!!!と思い立ったのが公演当日の勤務時間中。そうですアホです。仕事に身が入らないながらに会社のパソコンのキーボードをぱちぱち叩きながら「あ~、そうだ、せっかくなら4連うちわ作りたいな~~~~」とぼんやり考えていたのがお昼12時ごろの話、そして「こんな機会もうないかもしれないし」ということで急遽その場で午後休暇を申請し、早退をさせてもらうことにしました。こういうとき、なんも理由聞かずに休暇申請を即通してくれる上司ズほんとうにありがてえな~と思うんですが、実は職場でもオタクであることはばれてるので、この日も帰り際に「今から関ジャニさん?がんばってね~!」といろんなひとに励まされての退勤でした。ありがてえ職場だな~~~。ありがてえ~~~~~。ちなみにこの日の一週間後に、隣の部署の先輩に「かんざきさんこないだ半休とって関ジャニ行った?わたしもおんなじ日に行ったんだけどかんざきさんのこと見たよ~」とか言われて、オタクが溢れる弊社こえ~~~~な…と実感しました。
というわけでお昼でとっとと退勤し、会社の最寄り駅でうちわの材料を購入、そのまま近くのカラオケに入り、格闘すること1時間程、そうして完成させたのがこちらのうちわです。短時間でワーーーっと作ったにしては、なかなかにお気に入りでございます。

 

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作ったあとすぐに連番相手のグループLINEにこの画像を投稿したら「4連ウケる~~~ うちわ持つのたのしみ~~~~」って返してきてくれる友人らがわたしはだいすきだな!!!と思いました。というわけでうちわ4枚を抱えていざドームへ!


◆座席のはなし

では、時を進めてデジチケで無事に入場したところです。渡されたチケットを見れば「1塁側 エキサイトシートの文字が。

初めて見た…ていうかここも解放してるんだ…そういや解放してたな…。
プロ野球オタクでもありますので、この文字はけっこうわくわくしてしまいました。エキサイトシートと言うのは、野球観戦においてはけっこう特殊な席でして、なぜかというとグラウンド内に迫り出して席が作られているために選手と近いところで観戦ができ、選手と同じ目線で試合をたのしむことができる場所なんですよね。だからエキサイト。でもほんとにメッチャ近いしファールボールとかもがんがん飛んでくるのでゆっくりごはん食べながら…とかはむつかしいらしい。らしいというのはわたしもそれまで入ったことがなかったからです。ちなみにわたしは千葉ロッテマリーンズファンなので、座席表記を見た連番相手に「エキサイトシートってなに?」と聞かれたときに「マリンで言うとこのフィールドウイングシート…」と答えかけましたが怒られそうなのでやめました。

さて、じゃあコンサートにおけるエキサイトシートはどうかというと。位置づけとしては、アリーナとスタンドのちょうど中間点にあたる場所です。個人的には、むっちゃ、たのしかった、です…!!!まとめました。

 

個人的エキサイトシートのいいとこ
・ひとりひとりの席が広い。足をいくら伸ばしてもだいじょうぶ。となりのひととの間隔も広いのでゆったり座れる。
・ドリンクホルダーがしっかりしている!使ってないうちわをそこに刺しておくことが出来る。便利。
・視界が広い。段差はないけど最大でも5列くらいしかないので「埋もれ」がほとんどない。
・地面が芝生でなんか安心する。
・外周トロッコが目の前に来る。
・ムビステが近い。

個人的エキサイトシートのよくないとこ
・メインステージ、センターステージ、バックステージがそれぞれほどよく遠いのでスタンド前列とかと比べると全体像が見づらい。
・メインから見ると斜めの位置に座席があるので、モニターもちょっと見づらい。場合によってはスピーカーに被ってしまう。
・隣の人との距離がありすぎて声が届かず「今のヤバくない!?」みたいな感情の共有がむつかしいことがある(たぶんこれは自分の声が小さいせい)。
・ムビステが近すぎて引く。

 

ムビステ、近かった…ほんと、近かった…。しかしながらコンサートの大半はメインやセンターのステージで行われるので、ちゃんと全景を見たい!という人にはあんまりおすすめはできない座席でしたけれど、でもほんとに、個人的にはめっちゃたのしい席でした。なんてったって下が芝生!ふかふか!倒れても問題ない!って開演前にはしゃいでたけど、まさかこれがフラグになるとは…だった。


◆前置きが長くなりましたけど

すみません、長々と。やっとコンサート始まります。今回のGR8EST、わたしはほんとうにだいすきなだいすきなツアーでした。いろんなきもちがごっちゃになって、すき~~~しんどいすき~~~ってなる波の繰り返しでしたが、ほんとにほんとに、だいすきな公演だなって見る度に感じました。

そんで、エキサイトシート、マジでエキサイトだった…。ムビステ、ほんと、近い…どうなってん…。

ムビステに向かって横山さん村上さん大倉さんが歩いてきただけで「ひ~~~~~やばやばやば足が5メートルある集団来た~~~~」ってアワアワアワしてしまったんですけどマジでマジで間近で見る村上信五さんの足は5メートルありました。
そしてトロッコは、我々の座席がちょうどトロッコのルートにおける曲がり角を少し過ぎたところだったので、わ~~~トロッコ来た~~~!!!あっ目の前で曲がって行った~~~!!!でも顔がいいのはわかった~~~!!!!の連続でそれはそれでむちゃくちゃにたのしかったですね…。意味も無くたくさんはしゃぎましたね…。人間、顔が良くて足が長い男を見ると、顔がいい!足が長い!!!しか語彙がなくなるんだなって。自担である丸山くんの乗ったトロッコも自分たちの席の手前で別ルートへ曲がって行きこっちには背中を向けてしまわれたのでそのとき真正面からお顔は見られなかったんですけど、それでもわたしは「丸山くん!顔がいい!」って叫んだので、なんかもうなんでもいいんだとおもいます。


そして気づいたらアンコール。外周に、でっかいトロッコが、やってきました。


◆生まれてはじめてファンサを浴びた瞬間

さて、やっとこさ、本題です。ここからの記憶はすべてスローモーションで脳裏に焼き付いているので、ほんとに人間って自分のキャパを超えると世界がゆっくりに見えるんだな…ってあとから思い出してはしみじみしてます。ある意味で、臨死体験だったのかもしれない。

アンコールの2曲目。丸山くんと、それから錦戸さんが乗った大きなトロッコが、3塁側からこちらに向かってゆっくりゆっくりやってきたのが見えました。もうその時点で心臓がばっくばくしていた。でも、あの大きなトロッコっていうのはたぶん上のほうを見るために大きくなってるんだよね…というのは前から友人とも話していたので、正直、ここでファンサが来るぞ~!とかはぜんぜん考えていませんでしたので、ただただ「自担が…自担が上を通られるぞ…これが近くで見られる最後のチャンスだ…顔を…顔を拝もう…拝ませていただこう…」みたいなばくばくでした。けれど隣を見たらみんないっせいにうちわをささって取り出してくれてたので、好きだ~~~わたしはこの友人らがすきだ~~~~と涙しそうになりました。

そのときの様子を図解しました。こんなかんじです。わたしが端っこで、トロッコの進行方向はこんな感じ。

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さてこのトロッコ、気づいたらあっという間に、近くまでやってきてました。双眼鏡なくても顔が見える場所ってすごい、す、すごい~~~!!!なんて感動してたら、

なんでか、丸山くんが、こちらを、向いた。


丸山くんが、こっち、見た。

 

そして、わたしと、そのとなりの友人の手元の『ま』と『や』を見て「ん?」という顔をしたあとに、
そのとなりととなりの『る』『ま』連番を見て「あ~~~~~!!!おれのなまえ!!!!」と、ご納得をしたようで、

 

「『ま』『る』『や』『ま』!!!」と、ひとりひとりのうちわに指さしをしながら文字を読んでくれて、
それから4連全員にひとりずつ、いいねいいね!と、ぐぐっと親指を立てながら、笑顔をくれたのでした。


もう、阿鼻叫喚とはこのことだった。みんなしてうぎゃ~~~~~~まるちゃ~~~~~~~~んんんって声を上げた。あまりに、あまりにもかわいくて、でもかっこよくて、笑顔がかわいくて、かわいくて、目が合った、すげえ、すごい、丸山くんが、目を合わせてくれた…ハア…?神か…?神様、なのか、…?丸山隆平くん、すげえな…。もう怒涛の笑顔の連続を浴びて、意味わからん感情でぐっちゃぐちゃになりつつ、トロッコが前を通り過ぎていくのを見守り、はあーーーーーーすごかったなあーーーーーーーー、まるやまくん、神様、だったなあーーーーーーーーって、遠ざかるトロッコと丸山くんを、見つめていました。
ほんとに、ほんとに目が合うってあるんだ…すげえ…まるやまくんすげえ…と、思っていました。

遠ざかる丸山くんの図。

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でも、丸山隆平くんは、これで、終わらなかった。終わらせてくれなかった。


ここからはほんっとに記憶がすっ飛んでるんで、連番相手の友人らにあとから聞いた話も織り交ぜながら記します。

 

さて、4人全員に順番にファンサをくださった丸山くん、そのままトロッコで遠くへと過ぎ去ってしまいます。…と、思いきや。


なんかね、あのね、きづいたら、なんか、丸山くん、そのトロッコの上を、進行方向と逆に、その、トロッコの上を、走って、逆走し始めていて。

気が付いたら、わたしの、すぐ目の前に、真正面に、さっき通り過ぎたはずの、丸山くんが、いました。

 

とりあえず、ふたたびの図解です。気づいたら丸山くん、ここにいたんです。意味がわからんかった。あとごめんなさい、大混乱すぎてこのとき亮ちゃんがどこいたか覚えてない。

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あのね、見上げたらね、目の前に、丸山くんが、いたの。ついさっき、あー、あっというまに遠くまで行っちゃったな~って背中を見送ろうとしてた自担が、また、目の前に、いたの。


「えっ?なに?なにがあったん?どうして遠ざかっていったはずの丸山くんが目の前に?えっ?戻ってきた?なんで?ていうか顔がいい、顔が…顔がすごく…いい…えっ…?髪の毛こんな長かった?えっ?髪の毛伸びた?」と自分が大混乱しているなか(ほんとになんで髪の毛のことこんなに気になったのかわからないんですけどずっと髪の毛!髪型がかわいい!一瞬で髪伸びた!?ってずっと思ってました。なぜなんだろう)、

 

丸山くんが、トロッコの柵からひょこっとそのかわいいかわいいお顔を出して、ピンポイントにわたしを見て、

「ありがとね」と、言ってくれ、まして。

でも、わたしは、あまりに大混乱して、反射的に「えっ!!??なんで!?!?」と返してしまった、わけです。


いやオタク~!もっとかわいい返しをせえ~~~~~!!!!などと、いまさら悔やんでも、遅い。

でもでもだって、言い訳をさせていただくとしたら、そのときの身内4連番はみんなして、丸山くんのお名前が書いてあるうちわを持っているし、みんな丸山くんからのファンサにいっせいに「ぎゃ~~~~~~!!!!」って沸いてたはずだし、そう、みんなそろって、丸山くんに、むちゃくちゃ沸いていた、はず、だったのに。
けれども丸山くんは、丸山隆平くんは、瞬時に、ほんとにあの一瞬で、なぜか、どうしてか、すべてを見抜いていた。この連番の中にいる丸山担がわたしだってことを、わかってた。あの瞬間に、すべてわかってた。たぶんだけど、FCの名義人がわたしであることとか、友人3人はわたしがお誘いして付き添いで来てくれたこととか、開演直前にアワアワとうちわを作ってみんなに配布したのがわたしだってこととか、みんなが善意で4連うちわやってくれたこととか、なんでか、ぜんぶ、どうしてか、すべて、お見通しだった。丸山担はあいつだな~、ってわかってた、なぜか。だからまっすぐピンポイントで、丸山担の前に、ご降臨なさってくれた、のだと、今になってはそう思います。

つまり、丸山隆平くんは、アイドルであり、エスパーだった。なんで?なんで?大混乱です。いま思い返しても大混乱だわ。なぜ?どうしてだ???なんで?エスパーだったの?ならさいしょからそう言ってくれ???こっちにも心の準備というもんがある。

とにかくもうほんと大大大大混乱で、意味わからんほど大混乱して、たぶんそれが顔にもありありと出ていて、キャーッ丸山くんからの追い打ちファンサだわ!しあわせだわ!みたいなウキウキ顔ではなく、けっこう怯えた顔をしてしまっていたとおもうんですが(ホントにすまん)、でも丸山くんはこんなオタクにもとってもとっても優しくて、優しくて。

丸山くんは、理解が及ばず「なんで!?!?!?!」などと叫ぶオタクに呆れる様子も見せず、わたしがさっきの言葉を聞き取れなかったと思ったのでしょうか、もういちど、目を見てはっきりと、さっきよりもゆっくりと「ありがとね」と言ってくれたあとに「ホンマに!」と付け足して、最後に投げちゅーを、くれました。

きらっきらしていた。ほんとに、いまでもはっきりと覚えてます。顔がとかじゃなくて、姿が、オーラが、きらっきらしてた。きらきらした、だいすきなアイドルが、わたしのこと、見ていた。なんなんだ?なんだったんだろう。

そして、気づいたらわたしは、ふかふかの芝生の上に、両膝と、両手をついて、完全に敗北者のポーズをとっていました。でもうちわはしっかりと握りしめたまま、手放していなかった。それが、オタクとしてのさいごの意地でありました。
曖昧な記憶の中で、はっきりと思い出せるのは、芝生の緑です。人工芝の緑色が、目に優しかった。そして、顔を上げたら連番相手のみんなたちがよかったねえよかったねえって笑顔で言ってくれていて、あ~、げんじつ…いま起きたことは…現実だ…、って思ったら、わけもわからず涙がぼろぼろ出てきてまたそれで友人たちに爆笑されました。世界がやさしすぎる。

ちなみに、正直、最後の投げちゅーは、直後には記憶になくて、あとから「さいご、まるちゃんから投げちゅー飛んできてたよね!」と周囲に言われて「えっ…?そうだったっけ…?」ってなってしまってマジで反省してる。そのあと記憶をたどってたどって、ああ、たしかに…いただいて…いた…と後々実感がほわほわ沸いてきた感じでした。

そうして、気が付いたらあっというまにコンサートは終わっていて、そのあと全員放心状態で反省会をしました。
みんなして「まるちゃん、なんでかんざきさんだけが丸山担だってわかったんだろうね?」というのをずっと考えてくれたんですけど、答えは出ないままでした。正解は、神のみぞ知る。自担のみぞ、知る。そのときの服装もふつうに会社帰りのふっつ~~~うの白いブラウスに普通のスカートという、普通すぎる服を着ていたので(ほんとほんとに、もっとおしゃれすればよかった)、特にオレンジ色がどうこうとかもなかったですし、うちわ2枚持ちとかも特にせず『ま』しか持ってなかったのでふつうに連番の一部のつもりでいたんですけど、それでも丸山くんには、すべてお見通しだった…。すごいな、すごいよ。丸山くん、すごい。妻を見抜く力が、ありすぎる。あの一瞬で、あの瞬間で、瞬時に、妻を見つける能力が、ありすぎる。もう、才能だとおもう。すごい、すごい体験をしました。すごい、すごかった。もはや尊敬の域だし、ほんとうに、わけわからん体験をさせてもらえた。すごかった。
しかもまた、連番相手の友人各位の皆様がほんとにほんとに優しくてさいこうにありがたくて、ほんとにほんとにこの場を借りて感謝を伝えたいです。ほんと、来てくれてありがとうだし、ほんと、ほんとうにありがとう~~~~。コンサート後に「なんで丸山担がこの中にひとりだけってバレたんだろう」「後半はわたしらのことドスルーしてったけど、わたしらが全員丸山担だったら戦争になるわけだけどまるちゃんどう責任とってくれんだろうね~」「でもそれもお見通しの上でやってきたんだろね~」なんて笑って言いながら銀テぐるぐるぐるぐる巻く姿、ほんとにさいこうに好きだ!わたしはみんながすき!ってなりました。これからもよろしくお願いします。ありがとう。すきです。

◆おわりに

まとまりませんが、これがこの夏、わたしが自担に生まれてはじめてファンサをもらったときの経緯です。いま自分で書きながらも「いや夢小説乙~~~」と言いたくなるような出来事だったと自負しておりますが、わたしの記憶だけでなく連番相手みんなの証言を元に描きましたんで、もしこれが幻覚だったら集団幻覚を見ていたことになる。
落ち着いた後にいろいろ考えての結論は、やっぱりいくら丸山くんに沸き散らかしてた4連としても、やっぱりどこか、おたく特有の沸きっぷりというか、丸山担にしかないオーラみたいのが、かんざきさんから出てたんじゃないかねえ~というところだったのですけど、もしそうだとしたら、丸山くんは、そのオーラと言うか、その空気感を一瞬で掴むのがうますぎるし、それはもう、天性の才能だと言っていいとおもうな、などと感じます。そんな大天才が伝えてくれた「ありがとね」ということばが、ずっとあたまのなかをぐるんぐるんしている。これからもそんな丸山くんに恥じないおたくでありたいなあとか思ってしまっている。

とにもかくにも、すごい経験を、しました。させていただきました。一生に一度しかない「自担にもらった生まれてはじめてのファンサ」は、もう、一生忘れることのできない、きらきらした思い出になりました。連番してくれた友人たちにはもちろんのこと、関わってくれた人、おめでとうって言ってくれた人、いろんなひとに感謝だし、これからもたのしくおたくしていきたいなあって改めておもいました。そんな夏。ほんとにしあわせな体験でした。それを、ちゃんと書き残しておきたかったのです。読んでくれてありがとう。

さいごに!わたしは、丸山隆平くんの妻でいることができて、ほんとにほんとうに、しあわせです!おしまい!