つれづれと

雑食おたくが綴る感想やら独り言やら写真やら。

3年前のこと

夜なのでポエムを書きます。


いまからちょうど3年前に、CLUBSLAZYという作品のプレビュー公演が上演されました。たった3年前、はるか3年前の話です。
そして振り返ってみれば、3年前のきょう、初めてSLAZYを観た感想をいまでもはっきりと覚えています。「わ、わけわからん…」です。ファンタジーなんだかSFなんだか現代ものなんだか、シリアスなんだかコメディなんだか、ストレートなんだかミュージカルなんだか、「わからん」。
でも、3年前のきょうのわたしは、わけわからん!わけわからんかった!!!と脳内で叫びつつ夜の歌舞伎町のど真ん中を歩きながら、その場ですぐそのあとの公演を購入していて。実際、あ~自分SLAZYにハマってんだなって自覚したのは2の初日のときだったんですけど、いま覚えば、3年前のきょう、そのときにはすでにSLAZYのわけわからん魅力にズブズブだったのかもしれないなと、思います。そのままたくさんチケットを買ってたくさん公演に入りました。わけわからないところも、わけがわかったところもたくさんあって、たのしかった。それがぜんぶ始まったのが3年前のきょうこの日。
初めて手にしたガーネットカード、いまでもはっきりと覚えています。クールビーさんでした。手に取ったときに「ハア?」って言った。ちなみに初日は、カードがイスの上に置いてありました。なんじゃこりゃって開けるの。シールで留まっていていて、開けづらいんです。で、開いたらクールビーさん。「ハア?」ってなりました。ああ、そんな、初日。


さいしょは9月26日から29日の4日間の予定だったんですよね。それが、途中で「プレビュー公演」という名前の初日が追加されて、25日が初日になって、全部で5日間、8公演。短い短い舞台で、会場も新宿FACEっていう、あんまり舞台やってるイメージのない、ライブハウスみたいな会場で。ワンドリンク制度もなかなかに珍しく、まいにちジンジャーエール飲んでました。
そして今でもネタにされてるけれど、チラシがほんと~~~にホスト物みたいで、初日見るまでほんとにホストやるんだと思ってた。ホストが歌って踊るミュージカルだと思ってた。違った。それから、いまチラシ見てみると、ブルームちゃんのスペルが「Bloom」じゃなくて「Brume」になってんですね。あのときは「誤植か!?」ってキレてたけど、いまは「ふ、伏線かな…」ってどきどきしちゃってる。3年間ってそういうこと。


はじめのはじめ、わたしがSLAZYに興味を持ったのは、加藤良輔さんがいるということ、そして大山真志さんがいるということ、この2点でした。わたしは「WORKING!!」という作品が大好きで、そこで加藤さんと大山さんがペアを組んでいたので、そのふたりがまた舞台上で共演するなら行かなきゃ!って思ったのが大きくて。振り返ればほんとにこのきもちはほんとにほんとに正しかった。ちょっと脱線するんですが、「WORKING!!」のときにもやっぱり感想ブログを書いていて、そしたらそれがめぐり巡って演出の伊勢直弘さんのところまでたどり着いたらしくて、そのときにありがとうってリプライをもらったんですね。そのときからずっと伊勢さんのことが気になってたので、まさか3以降で出会えるとも思ってなくて。運命じゃんねって。そんなこと、3年前の自分は知りようもないんですがね。ちなみに「WORKING!!」には三浦香さんも関わっていらっしゃるので、もうほんとに、運命じゃんねって。相馬博臣くんのおかげで出会えたようなもんですよ。相馬はすごいなあ、いつだってわたしの人生を動かしてくれるね。
でも3年前のこの時期の加藤さんはすっごい忙しそうで、舞台作品を立て続けに何本もこなしていて、舞台だけじゃなくてテニフェスとかライブにも出ていて、地方公演も行っていて、すっごくすっごく忙しそうで、だからそんな無理して舞台やらんでくれ~!休んでくれ~!って思ってる時期のSLAZY出演だったから、3年前のきょうのわたしは、ちょっとSLAZYのこときらいでした。でも、見たら「もっとディープさんが見たいから2にも出てくれ~!ステージ曲くれ~!」って言ってたんですけどね。わがままね。


そのころのわたしはほんと~に加藤さんが好きで(いまがきらいとかではなく、ほんとに、傍から見て異常なかんじで追っかけていたなと振り返って思うなあという意味での、好き)、好きと言うかなんというか、崇拝みたいなのを包み隠さずしていて、だからほんとうに舞台上にいる加藤さんから目を離さないって無意識に決めてたみたいなんですけど、そんなわたしが、たぶん初めて、舞台上にいる加藤さんの演じる役、つまりはディープさん以外を目で追ってしまったのが、SLAZY初演のブルームちゃんだった。だから、そういう記念からも、ちょうど3年。わたしが、加藤良輔さん以外のひとを見てしまった日からも、ちょうど3年です。当時はすごい「加藤さん以外のひとを見るなんて…許されることではないのに…」って言いながらそれでもブルームちゃんを見てしまっていたから、なんていうか許さざれる恋をしているみたいでした。わたし、たのしそうだなあ。
なんでブルームちゃんにあんなにズドーンと落ちたのか、いまでもちょっとわからないけれど、でもほんとうに初めての経験で、どうせディープさん推しになるだろうと思ってた矢先に無気力おでこ(初演のおでこ最高だよ)に後頭部殴られてそのままおでこのことしか考えられなくなって。不思議だ、出会いって不思議(その後また金髪生意気ボーイに殴られるのでわたしの後頭部はもうベコベコである)。


それから。3年前のきょうももちろんなんですけど、3年前のSLAZYを見たあとの数か月間、わたしずっとほとんどひとりで淡々と感想をツイートしていて、誰と語り合うわけでもなく、ほんとうに淡々と、淡々とひとりでいろんなことを考えていて、さみしい人間だったなって思います。ひとりで「こあらっことはなんなのか?」「ブルームちゃんとディープさんってぜったい過去になんかあったよね」「あっ兄弟!?兄弟か!?」って呟いてたの、わりといい線いってたと思います。あと「ブルームちゃんがなんかお薬飲んでた…しんぱい…;;;」とも言っていて、そっちはあんまり心配しなくていいよと声をかけてあげたいと思います。こういうの全部、ひとりでず~っと考え込んでいたので、3年前の自分がいまの自分を見たら386仲間の多さに「うそでしょ!?」って大声を上げると思います。ブログもやってんだよって話したら指を差して笑うと思います。恵まれている。まいにち誰かがSLAZYの話をして、SLAZYの話を聞いてくれる世界に生きている。ほんとに、ほんっとうに、しあわせで、どうにかなってしまう世界だと思います。恵まれている。


振り返れば振り返るほど、3年前のきょう、まさかこんな3年間が始まるなんて、思ってなかった。欠片も思ってなかった。たぶんだれも思ってなかったと思うんですけど、でも気づいたら3年経ってたってすごいなあって思います。
ほんとうにすごいし、ほんとうにだいすきなんです。ほんとに、ほんとに3年間ってすごいと思う。よくここまで続けてくれたと思う。ありがとうございます。すきです。とても。ありがとうございます。続けてくれるってすごいことだと思います。ほんとうにありがとうございます。3周年、おめでとうございます。


さいごに。3年前のきょうのわたしへ。
きょうあなたが出会う作品は、今後のあなたの人生を大きく大きく変える、かけがえのない存在になるでしょう。
アルファベットモチーフの物をたくさん集めてくださいね。びっくりするほどお金がなくなるので貯金は堅実にしてくださいね。まわりのおたくは案外こわくないです。いつまでも壁打ちで感想をツイートしていても友達はできません。勇気を出してガーネットカードの交換に向かってください。
きっと、たのしい毎日が3年間ずっとずっと続くので、どうぞたのしみにしていてくださいね。

 


だからね、なにもかも信じられなくて、実感が沸かなくて、どうしていいかわかんないんです。たのしかったなあって振り返ったらちょっと元気になるかなって思ったんですけど、逆効果だったかもしれません。あと2か月とちょっと。もうちょっと。これは何度でも言うんですけどみんながだいすきです。ほんとよ。