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つれづれと

雑食おたくが綴る感想やら独り言やら写真やら。

これまでのSLAZYあれこれ ※1~4のネタバレあるよ

CSL

こんにちは!SLAZYのある世界に生きるみなさんこんにちは。SLAZYのある時代に生きるみなさんこんにちは。SLAZYを楽しんでいますか?

ところで、今作の「CLUBSLAZY~Another world~」が人生SLAZYだ、ですとか、1は見てたけど久々に見る、ですとか、そういうお方はいらっしゃるでしょうか。
実は今回の「CLUBSLAZY~Another world~」は、過去の作品を知っていると「ウオー!チクショー!」「ウワー!好きだー!!!」ってなる箇所がいくつかあるので、なんていうか、その「ウオー!」「ウワー!」を少しでもお届けしたいなと思いまして、今回、ばたばたと記事を更新することになりました。

SLAZY導入記事はこちら!これよりもさらにどっぷりネタバレかましていきます。

 

 

ksrh16.hatenablog.com

 

 


※上演中の「CLUBSLAZY~Another world~」に関するネタバレはありません

※過去の作品(1,2,3,4、ラブスレ)に関するネタバレだらけですのでご注意ください

 

 


●SLAZYについて

大都会の片隅にあると言われている謎のお店、SLAZY。そこでは毎晩男たちが歌い踊り、ガーネットカードという招待状を手にした女性たちの悲しみを癒している。
そんなSLAZYで働くのは、レイジー、ミスティック、ニュージャック、といったようにそれぞれの役割を与えられた男たち。

レイジーは選ばれたたった5人のパフォーマー。ソロステージを与えられ、スポットライトを浴びる権利を持っている。上から順番にトップエース、セカンドエース、サードスター、フォーススター、ファイブスターと呼ばれ、その順位は支配人の独断で決められている。現在トップエースのアクトは不在、セカンドエースはブルーム、サードスターがクールビーンズ、フォーススターがディープ、ファイブスターがエンド。時代によってこのレイジーにつくパフォーマーは変わるので、過去には様々な人間がトップエースを経験している。

ミスティックはSLAZYの裏方担当、何でも屋。デッキブラシや雑巾を持って掃除をしたり、ペンキのようなものでどこかを塗っていたり、パフォーマーたちの衣装の管理などもしている。大半のミスティックは帽子を深く被っていて、顔がよく見えない上に喋らない者ばかりなので、パフォーマーたちは彼らを個人名ではなく「ミスティックたち」と呼ぶことが多い。しかし本当は彼らにも名前があり、それは「ミスティックナンバー」と呼ばれている。たとえば8、9と言った番号や、100や5万という数字を名前として持つ人物もいるとのこと。全体で何人いるかは不明。謎の多い役職でもある。

ニュージャックは見習いのパフォーマー。ソロステージを与えられるレイジーを目指して日々修行している。やることは主にレイジーのサポートやバックダンサーやバックコーラスといったこと。以前バーカウンターでお酒を作っている描写もあったのでそういった仕事をやらされることもあるのかもしれない。多くのニュージャックは先輩がそれぞれ「教育係」として面倒を見ていることが多く、その先輩らに学びながら成長をしていく。どちらかというと自由でなんでもアリなレイジーと比べると、縦社会で厳しい印象。


っていう、ここらへんの階級とか関係性を知っておくとたのしいかな~っておもいました。


●アクトとアイボールについて、そしてその関係を知っている周囲について

初演の「CLUB SLAZY」において、アクトさんは寡黙でストイック、そして完璧主義者のトップエースでした。初演は店の外から遠藤という青年がやってきたところからお話が始まるのですが、遠藤がSLAZYに来た時点で、5番手のファイブスターの席は空席。実はそこにかつていた「アイボール」というパフォーマーは、アクトが追い出した、という話をされ。アイボールはアクトが教育係を担当していて、みっちりしごかれ育てられていたとのこと。けれどもあるときそのアイボールが店を出て行ってしまい。
っていうところから1が始まるのですが、終盤に実はアイボールは外の世界で恋をして、それを知ったアクトさんが背中を押してあげた~みたいなことをブルームたちが暴露して。そしてまたアクトさんも、自分探しの旅に出る、と言い残し、店を出て行く…といったお話が1でした。

ちなみに、そのことを知っているのはブルーム、クールビー、ディープ、エンド、グラフ、フライ、ジーズなど。アクトさんを見送ったのはブルーム、クールビー、ディープ、のレイジーたちでした。いつか泣けるような愛を話してやる、と言い残して去って行くアクトさんを見送る、サヨナラという楽曲。最後に支配人ジーズが掲げるガーネットが静かに光、1は終演します。

っていうのを知ってると、今回戻ってくるアクトさんと、そしてアイボールのことがわかりやすくていいと思います。アイボールのことをディープさんやグラフも知っている、ということもわかっていたほうがたのしい。


●我らがクールビーンズさんについて

CoolBeans。冷えた豆…ではなく、最高、という意味の名前を持つ、SLAZYのサードスター。かつてはオッズさんという先輩に育てられ、今はグラフとフライを教育するという立場にあるこのお方は、小さいながらもパワフルで、そしてなによりご自分のことがだいすきでだいすきでたまらない、マシンガンナルシストとして店に君臨し続けます。
基本的に自分がオンリーワンでナンバーワンだと思っているのでいつだって虎視眈々とトップエースの座を狙いに行っているのですが、けれどもトップがやる気がないと自分も本気でトップを狙いに行かなかったり、なにか様子がおかしいパフォーマーがいたらおせっかいを焼いてしまったりと、面倒見が良くてほんとうは店や仲間想いで優しすぎる、というような一面も見せます。ほんとにね、いい子なの…。
古株なのでいろんなことを知っているのもポイントだったりして。アイボールのことも知っているし、ディープとドゥーパップが兄弟だってこと(後述します)も知っている。けれどもいつだってマシンガンでぶいぶいかっ飛ばしてます。かっこよいお人です。

ちなみにそんな彼を神のように慕っているのが彼に教育をされているフライとグラフ。今回フライもまた作品には出てきませんが、普段はフライとグラフふたりで、クールビーさんを崇めてどこまでもついていきます~!と宣言しているかわいい後輩です。


●不在の支配人ジーズと代理支配人オッズについて

2で初登場したオッズさん、7年前のセカンドエースで、何事も計算と確率で解答を導き出してしまうような頭が切れる美しくて麗しいお方。彼は7年前はまだニュージャックだったクールビーの教育係でもあり、そして当時のトップエース、キングを支えた人でもあり。彼がランウェイを歩くとね、めっちゃいい香りがするんですよ。ドキドキしちゃうね。
しかしラブスレ2にて、そのオッズさんがどうやらただの麗しく優雅なお人ではない、ということが判明します。なんかめっちゃ自分大好きで「美しさと儚さを掛け合わせて透明感で割ると俺様になる!!!」とか言い始めてしまって。あれっ!?こいつ、クールビーの先輩なだけあるぞ!?と気が付かされ。
そしてそして4にて再登場したオッズさんは、かつてのセカンドエース、としてではなく、代理支配人として店に戻ってきます。

なぜオッズさんが代理支配人としてお店へ来たのか。それは正式な支配人であるジーズさんが、店にいないから、という理由があります。支配人ジーズは作品の順で言うとラブスレ2から4にかけて不在。なぜ店にいないかというと、最初は「サンクスジーズデー」という半年に一度の眠りの日、と言われていたのですが、実はそうではなく、オーナーXの動向が怪しいと踏んで、彼のことを探るために店の外へ出向いているというわけで。

なので、ジーズさんに指名されたオッズさんが、支配人の代理として店をまとめている…のが現在のSLAZYの状況と言うわけです。ナルシストで自分大好き、俺様何様オッズ様なオッズさんだけれど、だれよりもやさしくてそしてなによりパフォーマー想い。4では衝突していたグラフとフライのことを気にかけ間に入ってあげたり、とにかく実は自愛に満ちたとんでもなく深いお方ですオッズさんも。

ちなみに、支配人という立場になると自分自身を支えてくれる「自分自身」である「影」が見えるようになります。ジーズさんには元からその影がいて、ジーズさん不在の間もその「影」が店に残っていたり、自由に動き回っていたりしたのですが、オッズさんも支配人という座についた瞬間に「影」が誕生?見えるように?なり、「影」といっしょに行動をしています。Qちゃん曰く、オッズさんに似て、麗しく気高い「影」とのことで、4ではくるくる回る姿や香水を振りまく姿などが見受けられました。


●8と9とJr.について

ミスティックにはそれぞれ番号が振られていて、その中の「8」と「9」というミスティックが4では登場しました。

ま、ぶっちゃけるとその「8」は「ブルーム」で「9」が「Q」でした~。っていうのが、4のお話なんですが。

今はレイジーとして活躍しているブルーム。実は8年前はミスティックの「8」として生きていて、そして「Q」ならぬ「9」がその相方で。二人は光の当たらない世界で裏方として生きていました。
番号が若い8は9よりも先輩。いつも完璧な8と、髪型にこだわって被らなくてはいけない帽子を被らない9。死にたがりな8と、いつでも冷静な9。ふたりは相方のような関係でしたが、8がブルームとなり9の隣からいなくなったことで、彼らは離れ離れになります。

一方、8と9がミスティックをしていたときに店にやってきた少年がひとりいます。それが「Jr.」という名前をつけられた、史上最年少のミスティック。彼はもともとはSLAZYの外の世界?にいたようで、そこで一緒に行動していた兄=ドゥーバップがガーネットカードを手にしてSLAZYに招待されたのについて来て、そのままミスティックとして店で働くことを許可されます。

ま、ぶっちゃけるとその「Jr.」は「ディープ」でした~。っていうのが、4のお話なんですが。

Jr.はミスティックとして、8と9に育てられます。史上最年少で生意気真っ盛り、真面目に仕事はしないでいたずらばかりしているJr.を叱ったりなだめたり、時には優しく語り掛けたりと8や9(描写があったのは主に8)が相手をしていくうちにJr.はだんだんと素直な子になっていきます。

そんな彼らの遊びと言えばしりとり。Jr.はモノマネが得意でしりとりが大好きだったので、8にしりとりしよう!と声をかけては二人で横に並んで、「こあら!」「らっっこ~ん…」と、ずっと「コアラ」「ラッコ」を繰り返すだけの、永遠に終わらないしりとりをしていました。このしりとり永遠に終わらないよ、と8に言われたJr.は「終わらなくていいよ」とも発言しています。8との時間がだいすきだから、このままずっと終わらなければいいのに、と。ちなみにこの「らっこ~ん」の言い方がおもしろくないとJr.は怒ります。

このしりとりは実は1からずっとあるネタでして、1ではブルームとディープが、店にやってきた遠藤を歓迎するため?暇つぶしのため?にいっしょにしりとりをする~というのがあり、そのときもやっぱり「こあら!」「らっっっこ~ん…」と発言するふたりなのでした。そう、ブルームとディープは、あのころの8とJr.のように、いまでもしりとりを続けているんです。続けているんです。ずっと。

しかしここで大事なことがひとつあって、ブルームはかつてのJr.がディープになったことを「知っている」のですが、ディープはブルームがあの頃の8だったということを「知らない」のです。知らないんです。知らないんですよ!!!ブルームは、ずっとディープの隣でしりとりをしているのに、真実を話してはあげなかったんですよね。真実を話さない上で、ショーステージでは「あなたは知らない」というタイトルのソロ曲を歌って、「あなたは気づかない」という歌詞のところでちらってディープさんのこと見るんですよね。そして、なにも知らないディープさんは、微笑み返すんですよね。そんなのってないよ。
ディープさんはディープさんで、8が急にいなくなったと思っていて、それは自分のせいなのかななどと零すシーンもありました。ミスティックだったJr.がパフォーマーのディープになった理由は、兄であるドゥーバップがソロステージをもらえる立場のレイジーになる前に店を辞めてしまったため、兄の叶えられなかった夢を俺が叶えてやるよ!と言ってレイジーを目指しているようなのですが。大事なステージに向かう前に、8にも見てほしかったなあなんて言うディープさん、そんな彼のために扉を開けてあげて微笑むブルーム。そんなことってあるかよ~!くそ~!

そして、この彼らの関係性をすべて知った上でなにも言わないのが9ちゃんであり、Qちゃんです。
彼はかつての相棒であった8がブルームとなったことも知っているし、そのことをブルームに話したりもする。貴方が自分の相方をやめて勝手にいなくなった、とブルームを責めているような発言だってする。一方でディープさんがJr.だったということも知っていて、ディープさんも9ちゃんのことはわかっているので、8の話をQちゃんにしたりもする。けれど、その8が実はブルームさんなんですよ、とは、言わない。
全部わかった上で、発言をせずそっとふたりを見つめているのが9でありQなのです、というのが、4でわかりまして。

三者三様の想いが詰まってるのがこの8と9とJr.で、ブルームとQとディープなんですね…。たぶんだけど、知ってるのも苦しいし、知らないのも苦しい。みんな側にいるのに、8年前とはなにもかもが変わってしまっているんだなと思うと…。うう。

ちなみになんですが、わたしは彼らが3人で歌うRCLという曲がだいすきです!一度きりのライフ、これでもいいのかい。ミスティックの世界は楽しくてさいこうだ。

 

●まとめ
知っておくとたのしいところはここらへんかな…ていうか、自分が過去作を見返して、あ~ここがすきだなって思ったところをざっとピックアップしてみました。毎日スレイジー、たのしい。

しかしこんな文章読むよりも映像見た方が一発でウオー!ってなるとおもうので、もしお時間ある方はぜひ過去の作品も見てほしいですね!個人的には1か4を見てほしいですね!AW前には4おすすめですね!4いいと思います!ぜひ!!!


ほんとうに、いままさにSLAZYがこの世界にあると思うと、うれしくてしあわせで仕方がないです。この世に生まれてきてよかった。ほんとによかった。AWの感想は、公演期間が終わってからまたゆっくり書きますね。
どうかどうか、貴方も、すてきなSLAZYライフを!