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つれづれと

雑食おたくが綴る感想やら独り言やら写真やら。

【雑記】SLAZYについて Xの話

じわじわラブスレが近づいてくるのがたのしみでもあり、こわくもあり、でもやっぱりたのしみ!しかし終わったときのことを考えるとこの先どうしようってなります。リハも始まってるみたいでほんとうにほんとうにたのしみたのしみ。

きょうはこのお方の話をします!

 

Xから始まるそのままエックス!あのポーズがすごい好きでした。Xだ!Xだ!ってあのポーズで声を張るオーナー。


Xは、クラブスレイジーのオーナーです。支配人より、偉い立場にいるお方です。しかしQ曰くオーナーは気まぐれで、そして、いつでも刺激を求めているお方で、なんというか、今回のスレイジー3をかき回していった人間のひとりでした。ほかにもいろんな人がかき回していきましたが、オーナーは確実にガンガンかき回していきました。自分の店を。しょっぱなは、こいつがラスボスか!!!???ってかんじで出てくるんですけど、わたしにはどうしてもXが「悪役」には見えないのでした。

スレイジー3の最初のシーンはQとオーナーのやりとりから始まるのですが、そこのオーナーのつかめないっぷりや、なにかあるんだろう的な発言や、QもQでそれに受け答えするときになんかありますよー、このひとなんかありますよーってかんじで喋ってくるのですごいドキドキする出だしになっていた気がします。「外に刺激を求めに行っていた」「このクラブにだって刺激はありますよ」「その刺激がすでに呼吸になっているのが退屈だ」つまるところお店の中での同じ日々の繰り返しを眺めるのは飽きた、新しい刺激が欲しい…ということで今回の「革命」を起こすことに繋がる…って感じだと思います。「明日があると思うから人は刺激に感謝しない」というXの発言は、レイジーやニュージャックのことを表しているのだと思います。レティのところでも少し触れましたが、パフォーマーたちのちょっとだれてしまった部分とか、なあなあになってる部分とか、そういう点を指摘して、このままでは退屈だ、刺激を!ということで人員の総入れ替えを行う「革命」を起こした…って感じでしょうか。でも、オーナーは「人が悩み苦しむ姿を見るのが好き」っていう性格をしているので、ただ単に「よーしレイジーたち困らせちゃお!」って思って革命をしたかもしれない。否定しきれないのがオーナーのこわいところ。それでこのシーン関連でおもしろいなあとおもったのが、オーナーは「刺激がすでに呼吸になっているのが退屈」と言い、Qは「でも自分は変わらない毎日を迎えることが使命だと思っています」と言うのですが、本編の最後の方でジーズは「同じ日なんて一度もなくてね、ほんと楽しかった」とクラブでの日常を振り返るんですよねー。一見すると退屈かもしれない、同じ日の繰り返しのように感じるかもしれない、でもそれが楽しかったと、同じ日なんてなかったと過ぎた日を懐かしんで呟く支配人は、どうしようもなく優しくて人間らしいひとだなあと…。

 

先ほどちらりと出しましたが、オーナーは「人が悩んだり苦しんだりしている顔を見るのがすき」という趣味があります。だから革命によって悩むクールビー、ディープ、エンドの顔をいそいそと見に行ったり、ブルームにとっていちばんつらいことをやってみたりと、Xは好き勝手、それはもう好き勝手振舞います。それによってどんどん追い詰められていくレイジーたち。そして前作のスレイジー2でもピープスの話になった時に「こういう苦しみながらパフォーマンスをする人間は『あの人』の好物だ」って話が出てきまして、あー『あの人』ってXのことだったのだな~ってなるんですが、やっぱりそこでも「苦しみながら生きる人間が好き」って要素は語られているわけで、ぶれない。しかし、Xさんのせいで、レイジーみーんなすごい顔になるし、すごい追い詰められるし、見ててどきどきしたし、すごい、すごいこいつめ…!ってなるんですけど、でもやっぱりわたしはXが単なる「悪役」には見えないなあと。だって、悪い人なら、とっととレイジーたちを店から追い出せばいいはずだし、「なにかわたしに頼み事があるだろう?」って促してレイジーたちにチャンスをあげようとしないし、なんというか、Xの言動一つ一つは、レイジーたちの成長に繋がるようにできているんだなと思うわけです。たぶんぎりぎりまで追い詰めて、追い込んで、それでダメだったらああそこまでだ、って切り捨てるとは思う(時間くださいって誰も言わなかったときのあっそうって帰っていくあたりがそれ)んですが、追い詰めて追い込んで、そこからなにか相手が一歩打開策を見つけたり、変わろうとしていたり、そういう変化があったとき、すごい嬉しいんじゃないかなって。「きみたちが頭を下げるところが見たかった」っていうのも一見すごい嫌な性格だな!ってかんじの台詞ですが、それもクールビーやディープのキャラを把握した上で、「頭を下げられるくらい本気になったふたりが見たかった」って思っていたとしたら、心のどこかでふたりの成長を喜んでいたんじゃないかなと。だからXは「だれかの悩み苦しむ顔を見るのが好き」なのは前提としてあるけれど、その先の「悩んで苦しみながらも少しずつ進んでいく姿を見るのも好き」なんじゃないかなと思ったのです。だから、憎めないのです。


7年前のXとジーズとQのシーン、とても印象的でした。ジーズが支配人になった経緯と、その心情と、そしてそれをわかっていながらもジーズに店を辞めさせずに「支配人」という縛りを与えてとどめておいたXと、それを見ていたQと。すごいすごい場面だったと思います。ジーズに「love」を教えたのは彼をおいて店を出て行ったかつてのトップエースであり、そしてXであり、さらにはジーズの影であり…っていう…すごい…あっこれxさんについて語る記事だった…。そうそう影と言えば、Xにはジーズの影、見えているんですね。エンドには見えなかったけれど。影が見えるのは「かつて自分にも影がいた人間」だけだったりするのかな、などと思っております。Xが支配人だった時代のお話も、見たい。ブルームの悩みを一番理解してあげられるのは「自分とジーズ」って本人が言っているんだから、きっとXさんにもいろんなことがあったはずです…。


Xがオーナーって誰も知らなくて、知っていたのはジーズとQだけだったのですが、てことはオーナーってほんとに普段は誰にも顔を見せずこっそりされているんですかね。それとも気まぐれなのでいつもは店の外をふらふらしているんですかね。でも、それにしてはレイジーたちひとりひとりに詳しくて(エンドの過去まで知ってた!)、ちゃんとひとりひとりを見ているんだなと思ったので、なんかこう、マジックミラー的なものでこっそり見てるんですかね。かわいい。レイジーはともかく、ミスティックのリドルとレティも、彼がオーナーですって言われた瞬間びっくりしていたので、彼らでさえオーナーの存在を知らなかったぽいです。謎の人物だ。そうするとますます、Xとブルームが出会った経緯が気になってきます。そもそも、ブルームいまどこにいるんだろう…オーナーと一緒にマジックミラーでこっち覗いているんでしょうか…。


ソロ曲はすっごい、勝てない!!!!感があって好きです。スレイジー3の初っ端を飾るこの曲は、重厚で重々しくて威圧感があって、まさにX!!!ってかんじの曲で。「踊れ踊れわたしが飽きるまで」だなんて、すごい歌詞だ。そしてそれに合わせて踊っちゃうQちゃんは、すごいぞ。すごいぞ。このふたりもなんかありそう感すごいので、今後に期待してます。このふたりといえば、そういえばオーナーの一人称がころころ変わるのが気になりました。私になったり僕になったり。Qちゃんもつられて私になったり僕になったり。なんだろう。


まだまだ謎だらけのオーナーなので、この先の活躍も楽しみにしてます。キャストさんたちも言ってましたが、Xというキャラクターが入ったことでお店がすごい、ピシってしたきがします。とてもいい存在感でした。なのでまたぜひ、戻ってきてほしいです。期待してます。

 

ラブスレまであと12日!