つれづれと

雑食おたくが綴る感想やら独り言やら写真やら。

生まれてはじめて自担にファンサをもらった日のこと

◆まえがき

『ファンサービス』とは…≪<和> fan+service≫芸能人やスポーツ選手などが、ファンを喜ばせるために本来の芸能活動や競技とは別に行うサービスやイベント。また、コンサートなどでアンコールに応じたり投げキッスをしたりなどの、ハプニング的なサービス行為。 [出典:デジタル大辞泉]


みなさんこんばんは。オタクです。
オタクならだれもが一度は聞いたことがある「ファンサービス」、通称「ファンサ」。言葉の意味を改めて調べてみたら上記のような解説がありまして、ふむふむなるほどねなんて頷いているところなんですけど、先日まさにこの解説文のさいご、「ハプニング的なサービス行為」を、思いっきり、思いっきり、思いっきり食らってしまいしばらく再起不能になったわたしが、わたし自身のために、この度「生まれてはじめて自担にファンサをもらった日のこと」を書き残しておこうと決意しまして、今こうして筆をとった次第でございます。ちなみに現在は自宅のある千葉からだいぶ離れた大阪のファミレスでパソコンのキーボードををぱちぱち叩いているところです。おおさか、たのしい。好きやねん、大阪。


※自分の記憶と友人の話をたよりに、主観まみれの話をします。
※タイトル通りの内容で、完全に自己満足のための記事です。自己防衛お願いします。
※GR8ESTツアーの座席とステージとトロッコの話をしているので、ネタバレご注意ください。

 


◆自担について

関ジャニ∞丸山隆平くんです!以上です!!!
丸山くんに出会うまでわたしは「ジャニーズとかちょっとよくわからなくて…」とわりかしジャニーズ関連を敬遠しがちだったのですが、とあるきっかけで羊を追い回すえいとさんたち、また同時に、半ギレで牛を追いかける丸山隆平くんを見たときに「なんだこの愉快な人たちは!?」と感銘を受け、そこからはエイターまっしぐら、いまではドドド新規なりに「わたしは丸山担です!」と胸を張って言えるまでになりました。

ちなみに羊を追い回すえいとくんに出会ったときの話はこちら→

 

ksrh16.hatenablog.com

 

そんな丸山くんの好きなところはたくさんあるんですけど、その中に「ファンサマシンガンなところ」というものがあります。なんかもう、とにかくとにかく、ファンサがえぐくないすか?もう、相手をどうしたいのか?というえぐさ。えげつないえぐさ。ちなみにわたしは、罪夏リサイタルの一秒KISSのときに、耳にかけていたお花をゆっくりと手に取り、それに色っぽくちゅーしてトロッコの上からお花をサッと投げる丸山隆平くんのファンサがむちゃくちゃにだいすきで、あそこばっかコマ送りで見てしまいます。そんなこんなでわたしは丸山くんがだれかにファンサをしてオタクの感情をめちゃくちゃにしているところを見るのがけっこうすきで、そんな丸山くんをたくさん見られるツアーだったらいいな~なんて思いながら参戦した今年の夏ツアーが「GR8TEST」でございました。


◆デジチケこわい

今ツアーから始まったデジタルチケット通称デジチケ制度。紙のチケットの代わりに公演3日前までにQRコードが送られてきて、当日はそのQRを読み取って入場。入るまで席がまったくわからない、というシステムだったのですが、これがほんと~にこわかった。こわかった…。この日じゃなくて別公演なんですけど、連番相手の友人のFCが急にロックかかってしまい、入れるの?入れないの?入れるの?みたいなハラハラがあったり、遠征したときは名義人である友人の乗った飛行機が遅延のため到着が遅れ、入れるの?入れないの?入れるの?みたいなドキドキもあったり…(どっちも入れましたが。よかった)。
その日、わたしは自名義4連で当選していたので、友人を3人お誘いしての参戦。身内4連番です。たのしかったな。しかもその友人というのが関ジャニ関連で知り合ったのではなく、3人ともずっと以前に別現場で知り合った愉快友人面子だったので、なんかもう始まる前からたのしかったです。いつもは新幹線や飛行機、夜行バスなどを駆使して日本各地のイオンモールとかららぽーととかに集合し、ショッピングモールでキンブレ振り回して連番してた面子でまさかドーム連番できるとはね~~~ゲラゲラゲラ、みたいな。ちなみにそのときFC入ってたのはわたしだけでしたが、3名ともえいとくんのことはみんなまるっとだいすきで(なぜならわたしがしつこいくらいに布教をして持っている円盤ほとんどすべての鑑賞会をしたから)(マジでなんでこんなしつこいおたくの友人やってくれてるんだろう、ありがたさしかない)、この現場のあとFCに入ってくれたりした。圧倒的圧倒的感謝。
そうしていざ入場!前述のとおりデジチケでの入場、ちょ~~~こわかった。何度経験しても入る瞬間すごい緊張するし、そしてあの、レシートみたいにガガガって出てくる座席券をもらうときの緊張感がやばい。デジチケこわい。紙チケに戻らんかな~、だめかな~、せめて分配可能にしてほしいな~、こわいよ~。なんて言いながら係員のおねーさんに手渡された座席の表記を見て「エ˝ッッッ」て声が出るくらいにはびっくりしました。とにもかくにもあらゆることが心臓に悪い、デジチケ、心臓に悪いよ…。


◆うちわについて

さて、時間は少し巻き戻り。せっかく身内4連ができるのだから(今回のツアー、何度か入りましたがこの面子での4連はこの日しかしませんでした)、4連のときしかできないことをしたい!!!と思い立ったのが公演当日の勤務時間中。そうですアホです。仕事に身が入らないながらに会社のパソコンのキーボードをぱちぱち叩きながら「あ~、そうだ、せっかくなら4連うちわ作りたいな~~~~」とぼんやり考えていたのがお昼12時ごろの話、そして「こんな機会もうないかもしれないし」ということで急遽その場で午後休暇を申請し、早退をさせてもらうことにしました。こういうとき、なんも理由聞かずに休暇申請を即通してくれる上司ズほんとうにありがてえな~と思うんですが、実は職場でもオタクであることはばれてるので、この日も帰り際に「今から関ジャニさん?がんばってね~!」といろんなひとに励まされての退勤でした。ありがてえ職場だな~~~。ありがてえ~~~~~。ちなみにこの日の一週間後に、隣の部署の先輩に「かんざきさんこないだ半休とって関ジャニ行った?わたしもおんなじ日に行ったんだけどかんざきさんのこと見たよ~」とか言われて、オタクが溢れる弊社こえ~~~~な…と実感しました。
というわけでお昼でとっとと退勤し、会社の最寄り駅でうちわの材料を購入、そのまま近くのカラオケに入り、格闘すること1時間程、そうして完成させたのがこちらのうちわです。短時間でワーーーっと作ったにしては、なかなかにお気に入りでございます。

 

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作ったあとすぐに連番相手のグループLINEにこの画像を投稿したら「4連ウケる~~~ うちわ持つのたのしみ~~~~」って返してきてくれる友人らがわたしはだいすきだな!!!と思いました。というわけでうちわ4枚を抱えていざドームへ!


◆座席のはなし

では、時を進めてデジチケで無事に入場したところです。渡されたチケットを見れば「1塁側 エキサイトシートの文字が。

初めて見た…ていうかここも解放してるんだ…そういや解放してたな…。
プロ野球オタクでもありますので、この文字はけっこうわくわくしてしまいました。エキサイトシートと言うのは、野球観戦においてはけっこう特殊な席でして、なぜかというとグラウンド内に迫り出して席が作られているために選手と近いところで観戦ができ、選手と同じ目線で試合をたのしむことができる場所なんですよね。だからエキサイト。でもほんとにメッチャ近いしファールボールとかもがんがん飛んでくるのでゆっくりごはん食べながら…とかはむつかしいらしい。らしいというのはわたしもそれまで入ったことがなかったからです。ちなみにわたしは千葉ロッテマリーンズファンなので、座席表記を見た連番相手に「エキサイトシートってなに?」と聞かれたときに「マリンで言うとこのフィールドウイングシート…」と答えかけましたが怒られそうなのでやめました。

さて、じゃあコンサートにおけるエキサイトシートはどうかというと。位置づけとしては、アリーナとスタンドのちょうど中間点にあたる場所です。個人的には、むっちゃ、たのしかった、です…!!!まとめました。

 

個人的エキサイトシートのいいとこ
・ひとりひとりの席が広い。足をいくら伸ばしてもだいじょうぶ。となりのひととの間隔も広いのでゆったり座れる。
・ドリンクホルダーがしっかりしている!使ってないうちわをそこに刺しておくことが出来る。便利。
・視界が広い。段差はないけど最大でも5列くらいしかないので「埋もれ」がほとんどない。
・地面が芝生でなんか安心する。
・外周トロッコが目の前に来る。
・ムビステが近い。

個人的エキサイトシートのよくないとこ
・メインステージ、センターステージ、バックステージがそれぞれほどよく遠いのでスタンド前列とかと比べると全体像が見づらい。
・メインから見ると斜めの位置に座席があるので、モニターもちょっと見づらい。場合によってはスピーカーに被ってしまう。
・隣の人との距離がありすぎて声が届かず「今のヤバくない!?」みたいな感情の共有がむつかしいことがある(たぶんこれは自分の声が小さいせい)。
・ムビステが近すぎて引く。

 

ムビステ、近かった…ほんと、近かった…。しかしながらコンサートの大半はメインやセンターのステージで行われるので、ちゃんと全景を見たい!という人にはあんまりおすすめはできない座席でしたけれど、でもほんとに、個人的にはめっちゃたのしい席でした。なんてったって下が芝生!ふかふか!倒れても問題ない!って開演前にはしゃいでたけど、まさかこれがフラグになるとは…だった。


◆前置きが長くなりましたけど

すみません、長々と。やっとコンサート始まります。今回のGR8EST、わたしはほんとうにだいすきなだいすきなツアーでした。いろんなきもちがごっちゃになって、すき~~~しんどいすき~~~ってなる波の繰り返しでしたが、ほんとにほんとに、だいすきな公演だなって見る度に感じました。

そんで、エキサイトシート、マジでエキサイトだった…。ムビステ、ほんと、近い…どうなってん…。

ムビステに向かって横山さん村上さん大倉さんが歩いてきただけで「ひ~~~~~やばやばやば足が5メートルある集団来た~~~~」ってアワアワアワしてしまったんですけどマジでマジで間近で見る村上信五さんの足は5メートルありました。
そしてトロッコは、我々の座席がちょうどトロッコのルートにおける曲がり角を少し過ぎたところだったので、わ~~~トロッコ来た~~~!!!あっ目の前で曲がって行った~~~!!!でも顔がいいのはわかった~~~!!!!の連続でそれはそれでむちゃくちゃにたのしかったですね…。意味も無くたくさんはしゃぎましたね…。人間、顔が良くて足が長い男を見ると、顔がいい!足が長い!!!しか語彙がなくなるんだなって。自担である丸山くんの乗ったトロッコも自分たちの席の手前で別ルートへ曲がって行きこっちには背中を向けてしまわれたのでそのとき真正面からお顔は見られなかったんですけど、それでもわたしは「丸山くん!顔がいい!」って叫んだので、なんかもうなんでもいいんだとおもいます。


そして気づいたらアンコール。外周に、でっかいトロッコが、やってきました。


◆生まれてはじめてファンサを浴びた瞬間

さて、やっとこさ、本題です。ここからの記憶はすべてスローモーションで脳裏に焼き付いているので、ほんとに人間って自分のキャパを超えると世界がゆっくりに見えるんだな…ってあとから思い出してはしみじみしてます。ある意味で、臨死体験だったのかもしれない。

アンコールの2曲目。丸山くんと、それから錦戸さんが乗った大きなトロッコが、3塁側からこちらに向かってゆっくりゆっくりやってきたのが見えました。もうその時点で心臓がばっくばくしていた。でも、あの大きなトロッコっていうのはたぶん上のほうを見るために大きくなってるんだよね…というのは前から友人とも話していたので、正直、ここでファンサが来るぞ~!とかはぜんぜん考えていませんでしたので、ただただ「自担が…自担が上を通られるぞ…これが近くで見られる最後のチャンスだ…顔を…顔を拝もう…拝ませていただこう…」みたいなばくばくでした。けれど隣を見たらみんないっせいにうちわをささって取り出してくれてたので、好きだ~~~わたしはこの友人らがすきだ~~~~と涙しそうになりました。

そのときの様子を図解しました。こんなかんじです。わたしが端っこで、トロッコの進行方向はこんな感じ。

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さてこのトロッコ、気づいたらあっという間に、近くまでやってきてました。双眼鏡なくても顔が見える場所ってすごい、す、すごい~~~!!!なんて感動してたら、

なんでか、丸山くんが、こちらを、向いた。


丸山くんが、こっち、見た。

 

そして、わたしと、そのとなりの友人の手元の『ま』と『や』を見て「ん?」という顔をしたあとに、
そのとなりととなりの『る』『ま』連番を見て「あ~~~~~!!!おれのなまえ!!!!」と、ご納得をしたようで、

 

「『ま』『る』『や』『ま』!!!」と、ひとりひとりのうちわに指さしをしながら文字を読んでくれて、
それから4連全員にひとりずつ、いいねいいね!と、ぐぐっと親指を立てながら、笑顔をくれたのでした。


もう、阿鼻叫喚とはこのことだった。みんなしてうぎゃ~~~~~~まるちゃ~~~~~~~~んんんって声を上げた。あまりに、あまりにもかわいくて、でもかっこよくて、笑顔がかわいくて、かわいくて、目が合った、すげえ、すごい、丸山くんが、目を合わせてくれた…ハア…?神か…?神様、なのか、…?丸山隆平くん、すげえな…。もう怒涛の笑顔の連続を浴びて、意味わからん感情でぐっちゃぐちゃになりつつ、トロッコが前を通り過ぎていくのを見守り、はあーーーーーーすごかったなあーーーーーーーー、まるやまくん、神様、だったなあーーーーーーーーって、遠ざかるトロッコと丸山くんを、見つめていました。
ほんとに、ほんとに目が合うってあるんだ…すげえ…まるやまくんすげえ…と、思っていました。

遠ざかる丸山くんの図。

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でも、丸山隆平くんは、これで、終わらなかった。終わらせてくれなかった。


ここからはほんっとに記憶がすっ飛んでるんで、連番相手の友人らにあとから聞いた話も織り交ぜながら記します。

 

さて、4人全員に順番にファンサをくださった丸山くん、そのままトロッコで遠くへと過ぎ去ってしまいます。…と、思いきや。


なんかね、あのね、きづいたら、なんか、丸山くん、そのトロッコの上を、進行方向と逆に、その、トロッコの上を、走って、逆走し始めていて。

気が付いたら、わたしの、すぐ目の前に、真正面に、さっき通り過ぎたはずの、丸山くんが、いました。

 

とりあえず、ふたたびの図解です。気づいたら丸山くん、ここにいたんです。意味がわからんかった。あとごめんなさい、大混乱すぎてこのとき亮ちゃんがどこいたか覚えてない。

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あのね、見上げたらね、目の前に、丸山くんが、いたの。ついさっき、あー、あっというまに遠くまで行っちゃったな~って背中を見送ろうとしてた自担が、また、目の前に、いたの。


「えっ?なに?なにがあったん?どうして遠ざかっていったはずの丸山くんが目の前に?えっ?戻ってきた?なんで?ていうか顔がいい、顔が…顔がすごく…いい…えっ…?髪の毛こんな長かった?えっ?髪の毛伸びた?」と自分が大混乱しているなか(ほんとになんで髪の毛のことこんなに気になったのかわからないんですけどずっと髪の毛!髪型がかわいい!一瞬で髪伸びた!?ってずっと思ってました。なぜなんだろう)、

 

丸山くんが、トロッコの柵からひょこっとそのかわいいかわいいお顔を出して、ピンポイントにわたしを見て、

「ありがとね」と、言ってくれ、まして。

でも、わたしは、あまりに大混乱して、反射的に「えっ!!??なんで!?!?」と返してしまった、わけです。


いやオタク~!もっとかわいい返しをせえ~~~~~!!!!などと、いまさら悔やんでも、遅い。

でもでもだって、言い訳をさせていただくとしたら、そのときの身内4連番はみんなして、丸山くんのお名前が書いてあるうちわを持っているし、みんな丸山くんからのファンサにいっせいに「ぎゃ~~~~~~!!!!」って沸いてたはずだし、そう、みんなそろって、丸山くんに、むちゃくちゃ沸いていた、はず、だったのに。
けれども丸山くんは、丸山隆平くんは、瞬時に、ほんとにあの一瞬で、なぜか、どうしてか、すべてを見抜いていた。この連番の中にいる丸山担がわたしだってことを、わかってた。あの瞬間に、すべてわかってた。たぶんだけど、FCの名義人がわたしであることとか、友人3人はわたしがお誘いして付き添いで来てくれたこととか、開演直前にアワアワとうちわを作ってみんなに配布したのがわたしだってこととか、みんなが善意で4連うちわやってくれたこととか、なんでか、ぜんぶ、どうしてか、すべて、お見通しだった。丸山担はあいつだな~、ってわかってた、なぜか。だからまっすぐピンポイントで、丸山担の前に、ご降臨なさってくれた、のだと、今になってはそう思います。

つまり、丸山隆平くんは、アイドルであり、エスパーだった。なんで?なんで?大混乱です。いま思い返しても大混乱だわ。なぜ?どうしてだ???なんで?エスパーだったの?ならさいしょからそう言ってくれ???こっちにも心の準備というもんがある。

とにかくもうほんと大大大大混乱で、意味わからんほど大混乱して、たぶんそれが顔にもありありと出ていて、キャーッ丸山くんからの追い打ちファンサだわ!しあわせだわ!みたいなウキウキ顔ではなく、けっこう怯えた顔をしてしまっていたとおもうんですが(ホントにすまん)、でも丸山くんはこんなオタクにもとってもとっても優しくて、優しくて。

丸山くんは、理解が及ばず「なんで!?!?!?!」などと叫ぶオタクに呆れる様子も見せず、わたしがさっきの言葉を聞き取れなかったと思ったのでしょうか、もういちど、目を見てはっきりと、さっきよりもゆっくりと「ありがとね」と言ってくれたあとに「ホンマに!」と付け足して、最後に投げちゅーを、くれました。

きらっきらしていた。ほんとに、いまでもはっきりと覚えてます。顔がとかじゃなくて、姿が、オーラが、きらっきらしてた。きらきらした、だいすきなアイドルが、わたしのこと、見ていた。なんなんだ?なんだったんだろう。

そして、気づいたらわたしは、ふかふかの芝生の上に、両膝と、両手をついて、完全に敗北者のポーズをとっていました。でもうちわはしっかりと握りしめたまま、手放していなかった。それが、オタクとしてのさいごの意地でありました。
曖昧な記憶の中で、はっきりと思い出せるのは、芝生の緑です。人工芝の緑色が、目に優しかった。そして、顔を上げたら連番相手のみんなたちがよかったねえよかったねえって笑顔で言ってくれていて、あ~、げんじつ…いま起きたことは…現実だ…、って思ったら、わけもわからず涙がぼろぼろ出てきてまたそれで友人たちに爆笑されました。世界がやさしすぎる。

ちなみに、正直、最後の投げちゅーは、直後には記憶になくて、あとから「さいご、まるちゃんから投げちゅー飛んできてたよね!」と周囲に言われて「えっ…?そうだったっけ…?」ってなってしまってマジで反省してる。そのあと記憶をたどってたどって、ああ、たしかに…いただいて…いた…と後々実感がほわほわ沸いてきた感じでした。

そうして、気が付いたらあっというまにコンサートは終わっていて、そのあと全員放心状態で反省会をしました。
みんなして「まるちゃん、なんでかんざきさんだけが丸山担だってわかったんだろうね?」というのをずっと考えてくれたんですけど、答えは出ないままでした。正解は、神のみぞ知る。自担のみぞ、知る。そのときの服装もふつうに会社帰りのふっつ~~~うの白いブラウスに普通のスカートという、普通すぎる服を着ていたので(ほんとほんとに、もっとおしゃれすればよかった)、特にオレンジ色がどうこうとかもなかったですし、うちわ2枚持ちとかも特にせず『ま』しか持ってなかったのでふつうに連番の一部のつもりでいたんですけど、それでも丸山くんには、すべてお見通しだった…。すごいな、すごいよ。丸山くん、すごい。妻を見抜く力が、ありすぎる。あの一瞬で、あの瞬間で、瞬時に、妻を見つける能力が、ありすぎる。もう、才能だとおもう。すごい、すごい体験をしました。すごい、すごかった。もはや尊敬の域だし、ほんとうに、わけわからん体験をさせてもらえた。すごかった。
しかもまた、連番相手の友人各位の皆様がほんとにほんとに優しくてさいこうにありがたくて、ほんとにほんとにこの場を借りて感謝を伝えたいです。ほんと、来てくれてありがとうだし、ほんと、ほんとうにありがとう~~~~。コンサート後に「なんで丸山担がこの中にひとりだけってバレたんだろう」「後半はわたしらのことドスルーしてったけど、わたしらが全員丸山担だったら戦争になるわけだけどまるちゃんどう責任とってくれんだろうね~」「でもそれもお見通しの上でやってきたんだろね~」なんて笑って言いながら銀テぐるぐるぐるぐる巻く姿、ほんとにさいこうに好きだ!わたしはみんながすき!ってなりました。これからもよろしくお願いします。ありがとう。すきです。

◆おわりに

まとまりませんが、これがこの夏、わたしが自担に生まれてはじめてファンサをもらったときの経緯です。いま自分で書きながらも「いや夢小説乙~~~」と言いたくなるような出来事だったと自負しておりますが、わたしの記憶だけでなく連番相手みんなの証言を元に描きましたんで、もしこれが幻覚だったら集団幻覚を見ていたことになる。
落ち着いた後にいろいろ考えての結論は、やっぱりいくら丸山くんに沸き散らかしてた4連としても、やっぱりどこか、おたく特有の沸きっぷりというか、丸山担にしかないオーラみたいのが、かんざきさんから出てたんじゃないかねえ~というところだったのですけど、もしそうだとしたら、丸山くんは、そのオーラと言うか、その空気感を一瞬で掴むのがうますぎるし、それはもう、天性の才能だと言っていいとおもうな、などと感じます。そんな大天才が伝えてくれた「ありがとね」ということばが、ずっとあたまのなかをぐるんぐるんしている。これからもそんな丸山くんに恥じないおたくでありたいなあとか思ってしまっている。

とにもかくにも、すごい経験を、しました。させていただきました。一生に一度しかない「自担にもらった生まれてはじめてのファンサ」は、もう、一生忘れることのできない、きらきらした思い出になりました。連番してくれた友人たちにはもちろんのこと、関わってくれた人、おめでとうって言ってくれた人、いろんなひとに感謝だし、これからもたのしくおたくしていきたいなあって改めておもいました。そんな夏。ほんとにしあわせな体験でした。それを、ちゃんと書き残しておきたかったのです。読んでくれてありがとう。

さいごに!わたしは、丸山隆平くんの妻でいることができて、ほんとにほんとうに、しあわせです!おしまい!

彼らの無限の今と未来を感じたKANJANI'S EIGHTERTAINMENT GR8EST 初日感想

2018年7月15日、GR8ESTの初日、札幌公演が開催されました。これはその初日公演に参加し、きもちの濁流が押さえられないので帰りの飛行機のなかでちまちま書いている感想のような、なにかです。



主観だらけのネタバレまみれです。それでもよければ、どうぞ読んでほしいです。

 



まず、第一に声を大にして伝えさせてほしい。
しあわせだった!!!!!!!!!!!!!!!!!!


たのしかったとか、うれしかったとか、さみしかったとかせつなかったとか、手を叩いてげらげら笑ったとか、たくさんたくさんあったけれど、それをひっくるめてしあわせだった。いろんな感情がぐるぐる渦巻く、けれどもたしかにしあわせな空間にいた。わたしは、関ジャニ∞というコンテンツに出会えて、ほんとにほんとにほんとにしあわせだと、心から思った。

メインボーカルであるすばるくんの脱退。そして、安田くんの病気と怪我のこと。この3ヶ月、ただのオタクのくせにほんとうにいろんな感情に襲われて、もうオタクをやめたいとわんわん泣いたこともあったけれど、でもメンバーの言葉や、思いや、決意を見たり聞いたりして励まされて、そんなうちにすばるくんのさいごのテレビ出演もあっというまに終わっちゃって。狙ったかのように4月中旬から仕事も忙しくなって。でもなんとか、なんとか初日を迎えて。そして初日も初日で飛行機が遅れたりなんだりでめーーーーっちゃぎりぎりにドームにたどり着いて(タクシーの運転手さん、その節はありがとうございました。あんな速度の車に乗ったのは初めてでした)。ほんとほんとほんとうに、個人的には身も心もまさに満身創痍ってかんじで着席して。初日が始まって。
でも、関ジャニ∞さんたちはそんなわたしにも、しあわせな空間を提供してくれました。持てる限りの、いろんなものを出し尽くして、札幌ドームを彼らなりのしあわせで、やさしさで埋め尽くしていた。きょうの札幌ドームの空気を瓶に詰めて蓋して持ち帰りたいと本気でおもった。


一曲目、応援セヨ。2017年11月に発売されたこの曲は、バンド曲でありながら、ライブでバンド編成で演奏したことがなかったのですけど、去年のジャムで友人と「早く応答セヨのバンド見たいねえ」なんて話してたのがつい最近のことのようなのに、まさかこんな形で初お披露目になるなんて思ってなかった、と、なんか、イントロ始まった瞬間にいろんな感情が駆け巡りました。歌割ももちろんちがうし、キーも下げてて。いっしゅん、別の曲かと思った。そして、かつてすばるくんが担当していただいすきなCメロ「さあ早く行かなくちゃ約束という名の嘘になる前に」を丸山くんが歌っているのを見てもう耐えられなくてぐちゃぐちゃになりました。去年の夏のジャムコンとか、あとこのCメロが印象的に使われる映画、泥棒役者のこととかも急に走馬灯みたいに駆け巡った。なんか。
曲が終わったら、わたしの周囲からもずびずびすすり泣く声が結構聞こえて、ああひとりじゃないんだ。って強く思ったのはよく覚えてます。このきもちを、この違和感を抱えてるのは自分だけじゃない、そう思ったら亮ちゃんのMCが始まって。

開始、1曲だけやってMCってすんごいなとおもったけど、ここにMCを入れてくれてほんとにありがたかった。あのまま振り落とされてしまいそうになるところを、亮ちゃんの言葉が繋ぎ止めてくれた。ように思います。
亮ちゃんは言い様のない表情をしながら、真っ先にすばるくんのことに触れました。「きっと見ているみんなにも、違和感があるとおもいます。けれど、それが彼がここにいたという証だから」と話したあとに「話変えるけどさあ、歯医者で歯、抜くやん?抜いた直後は気になって舌でそこ触ったりするけど、でも次の日とかになったら気にならなくなるでしょ。なんかさ、きょう終わるときにも、すこしでもそういうことになってたらいいなって」みたいなことを話してくれて、これがもうほんと、天才的にいとおしくて、あー!すきだ!ってなって。決してなかったことにしない、見ないふりをしない、受け手のきもちを汲んでくれる言葉たちがほんとにうれしかった。 
亮ちゃんのこの言葉たちのおかげで、応答セヨでぐらんぐらんに揺れてた心が、またぴしっと定位置に戻ったような、そんな気がします。

二曲目のここにしかない景色も、わりかししんどかった。MVをおもいだしたり、あとうしろのスクリーンに6人が並んで写されたときに、あーーー、ってなったのを覚えてます。同時に、わたしこの曲ちょーーーすきだな、ともおもった。

けど、そんなすこしもやもやしたきもちをスコーン!と吹っ飛ばしてくれたのが、NOROSHIだった、と、おもう。

始まる丸山くんのベース。まさかこんな序盤に持ってくると思ってなかったのでびっくりして。そしたら、安田くんが「前に進もうか~!!!!」って叫んだんですよね。そこで、はっとした。前に進む歌だ、これは、と。
記憶に新しいのがやっぱり7人で出たMステのNOROSHIで、あれはもちろん前に進むためでもあったけど、なによりけじめをつけるための演奏だととらえていて。けど、きょうは違う。きょうは、これは前に進む歌なんだ。ここから前に進んでいくんだ。とおもったら、なんかね、不思議なんてすけど、すとんと自分のなかでなにかが納得して、このNOROSHIから、どんどん彼らが加速していくように感じました。
Cメロの「手のひらが背に触れた」を、亮ちゃんが叫んだときに、ドームが、いろんな感情の詰まった悲鳴でざわめいたのを、わたしはずっとわすれたくないと思いました。でもそれは、やっぱり前に進む歌で。どこまでもかっこいい、前を向くための演奏で。決意の歌なんだなと改めて。
NOROSHI、だいすきだとおもいました。できることなら、これからもずっと、ずっと歌ってほしい。

NOROSHIを終えたら、ほんとに心持ちががらっと変わったのと、あとこれは100パー主観なんですけどここを境にメンバーの演奏もどんどんまとまりが出てきたように思えて。ムビステをフルに活用した(じゅーーーくぼっくすだー!!!!!って叫んだ)言ったじゃないか、まさかのバンド曲の仲間入りなぐりガキBEAT(横山さんソロかっこよかったです。やっぱ好きな曲です)、ヘッタクソな曲振りからのあったかいココロ空モヨウ。ぜんぶぜんぶ、ぜんぶが、わたしのだいすきな曲で。関ジャニ∞の曲で。うれしかった。すごくうれしかった。元々が、亮ちゃんセンターとか、横山さんセンターとかの曲の並びだったので、それぞれが、しっかり目立ってたのも、すきでした。横山さんのペットソロ、聴きたかったからうれしかったな~。

そして、始まるHeavenly Psychoと、BJ。あの空間の、あの感覚は、たぶんあそこにいないと味わえなかったろうなと、おもいます。あの、ひりひりとした、けれどやさしいやさしい時間。クロニクルの件があったので、Heavenly Psychoはやらないだろうなと勝手におもってたので、まーーーじか、と、なんか一瞬ぽかーんとしてしまった。この曲のときのひなちゃんが、しっかり椅子に座って、しっかりキーボに向かい合ってたのがなんかすてきでした。からのBJ。始まる前に誰かが楽器を鳴らしてしまってみんながけらけら笑ってるのが暗転のなか聞こえてきてそれでなんか泣けてしまった。情緒が不安定すぎる。BJもまた、あたたかく、やさしく、けれど力強かった。すごく、強かった。物理で殴るBJ。
これもまた、NOROSHIとは別ベクトルの、決意の歌であると感じました。しなやかに、つよい。そんな2曲だった。

個人的に、大大大事件が起きたのはそのあとでした。
しっとりした空気のなか、マイクをもったのは横山さん。いろいろな感情を持ってここに来たと思う、だからその感情を俺たちにぶつけろ!!!と叫び、客を煽り、そしてそのままの熱量で、ワン、ツー!ワンツーウー!とズッコケ男道の入りを振りました。

いままでは、その横山さんのワン、ツー!ワンツーウー!のあとに「気張ってこーぜ」と歌い始めるのは、すばるくんでした。これは、すばるくんから始まる曲でした。けれどもそのまま「気張ってこーぜ」と歌い出したのは、横山さんだった。うわ、うわあー!!!!!!!って叫んだ。叫ぶしかなかった。あまりに、あまりにも、横山裕くんがかっこよくて。マイクをスタンドから外し、手に持ち、ステージのセンターに堂々と立ったその姿が、あまりにも、衝撃的で。ドームしばらくざわざわしてましたね。すごかった。あのインパクト、すごかったの。
ムビステの、決して広いとは言えないスペースを動き回り、ベースを弾いてる丸山くんにちょっかいかけたり、隅っこギリギリまで移動してスタンドを煽ったり。「答えはいつも~」からももちろん横山くんが担当で。間違いなく横山さんがメインボーカルの曲でした。終始ぎらぎらしてた。キラキラじゃなくてぎらぎら。あとみんなのソロもさいこうだった。安田くんのギターじゃないギターソロ、さいこうでした。

なんだろ、このズッコケのパフォーマンスを見たときに、ああどんな形でも、彼らが集まれば関ジャニ∞の楽曲は成立するのだ、とうれしかったし、陳腐な言葉かもしれないけれど、可能性は無限大にあるんだなと確信した。何度も、何度も何度も聴いたはずのズッコケ男道を、こんな形で、生まれ変わらせることができるのならば、きっと彼らはこの先もたくさんの、わたしが予想もつかないようなものを創造していけるのだろうと、そう感じました。バンドを背負った横山さん、ほんとにほんとにほんとに、最高だった。曲終わったあとに、おかわり!!!って叫んだ。あれ、何度でも見たい。

そこからの無責任ヒーローは、もうなんだか、輝きに満ち溢れていて、たまらなく、たまらなくうれしいきもちがぶわぶわ溢れ返ってきて、はじめて音源聴いたときに「ふぁいと!かんじゃに!むげんだい!えいと!」のコール、なんかいまいちでは…?とか言ってた自分はどこへやら、もうペンライトなんて投げ捨てて(NOROSHIから捨ててましたが)、両手でクラップしながらぴょいぴょい跳ねてしまったりして。もう、ほんと、わたしにとってはズッコケ男道が、希望そのもので、それ以降は、すごく楽な…って言い方をしたら変ですが、思い詰めずに、なんだかわりと普段通りに、見ることができるようになった、きがします。

バンドのラスト一曲は、もちろんというか、やっぱりというか、なんだろな、納得の、LIFE~目の前の向こうへ~でした。これは7人最後のテレビ出演のさいごのさいごに演奏した曲だったから、触れないかな、とおもってたけど、全然そんなことなくて、むしろそれをガンガンに、ガンガンにかっこよく、ガンガンにあたらしく、再構築した姿がもう、ほんと、語彙がないけど、かっこよすぎた。かっこよすぎました。やんまーから始まるLIFE、かっこよすぎた。熱かった。叫びが、熱かったね。そのあとの大倉さんのソロで度肝を抜いてしまいました。熱かった、なにもかも熱かった。わたしは、それまでずっとぼたぼた泣いてたのに、この曲はなぜか涙は出ませんでした。とても、清々しかった。

最後の最後、あの日の関ジャムのすばるくんとおんなじタイミングで大倉さんが「エイタ―!!!」って叫んだの、鳥肌がぶわあって立って、ああほんっとに大倉さんってすげーーーアイドルだなとしみじみしてます。思い出すと今でも鳥肌立つ。すごかった。あの日のあのときの、最後の「エイタ―」という呼びかけを再現、とも違うけれど、決して、あの日を、過去を、なかったことにはしないけれど、でも自身でそれを塗り替えるというか、あの日に縋り付いているわけではない姿というか、そんなふうに感じました。新しいLIFEだった。だいすきだった。

そしてバンドは終わり、オモイダマ。すばるくんの場所を引き継いだ丸山くんのソロパート、うんうん頷きながら聞いてしまった。張り上げるような、突き刺すような、あまり聞かない歌いかた。このひとこういう歌いかたもできるんだ、ほんとすごいなーとおもったけど、これからきっと変わっていくんだろうなともおもった。なんか。どの曲もこれから福岡までどんなふうに変わっていくんだろうってたのしみな部分が多いんですが、オモイダマは特にそう感じました。ラストにはどんな曲になってるかなって。でもやっぱ、エイターーーーーって聞こえてくる気がしてしまって、気がしただけだったっていうのは、あります。それはね。

曲終わったあとに大倉さんが「突然のオモイダマ」って言い出したのほんとそれな!!!ってしたし、それを受けて安田くんが「いきなりタマ」と言いだし横山さんが「ヤスの下ネタは引くからやめてwww」って笑い安田くんが「そういう意味やないもん!白球!白球!」って言い返してたのきゅうに関ジャニ∞くん降臨しててめっちゃすきぃ…ってなった。

 

MC挟んで後半はアイドルパート。MCのヨコヒナさんかわいかったですね。かわいかった。そしてなんかジャムみたいな構成だな~ってやっと気づいた!遅い。わたしはほんとうにズッコケで元気をもらったし不思議と急に吹っ切れた?という言い方も変ですけど、急にちょう元気になって、そしてアイドルパート始まると、やっと、みんながさりげなくさりげなく安田くんを気遣っているのだなというのにやっと気づけて、自分の視野の狭さに辟易すると同時に、そういうところを、隠さずに、しっかりやってくれて、それはうれしいなともおもいました。全員のダンスもみんな控えめにしていたと思うし、あとやはりムビステって偉大だなあと思ったり。文明の利器ってすごい。

 

今、へそ曲がりあたりの丸山くんがすっごくたくさんたくさんパートが増えててうわぁ、うわあ、って見てるこっちがあわあわしました。かっこよかった。立ちはだかる困難に光れヒューマンストーリー…。オモイダマのときも感じた、鋭さ、硬さ、みたいなものが、今までの丸山くんの歌い方とは少し違っていて、ああ、これが関ジャニの楽曲なんだなあと思ったり、したり。そしてER2まさかやってくれると思ってなかったんでめちゃめちゃ湧いたんですが入りの大倉さんかかかかかっこよかったです!ムビステの上でひなちゃんが横山さんに立ち位置ここやで、って指さして教えてあげてるの見てしまいにっこりした。がむしゃらの丸山くんは、とりあえず落ちサビ。落ちサビ、かっこよかった。何度も言いますがいろんなお声を使い分けていられるのほんとすごい。ここらへん、ほんとうに、たのしいのと、みんなすごいなあというきもちと、なんかごちゃまぜで、でもあきらかに始まったときのきもちとはぜんぜん違う自分がいて、アイドルって、アイドルって…すごい…。

 

わたし鏡、torn、パンぱんだ、LOVE&KINGの怒涛のソロ・ユニットコーナー。やすくんのソロすごいうれしかった。甘いお声で、わたしのだいすきなわたし鏡を聴けました。うれしかったな。とーんのときの悲鳴とんでもなかった。そのとき歴史が動いた。ダンス、やっぱすきです。とーんのダンス大好き。並んだときに亮ちゃんがすっごい小さく見えて、大倉さんまた身長伸びた!?ってなった。ぱんだ、かわいかったですね。かわいいしか言えない。ぱんぱんは年をとったのにパンツの丈が短くなるのはなぜ…?という疑問がすごいです。KINGはやっぱかわいいしすごいかわいいしスペシャルゲストの末っ子二人のオラオラがとてもよく似合っていて、今後もぜひやって欲しい。

 

映像挟んで、終盤戦。映像のトランプマンヤスダ―がさいこうさいこうさいこうにうれしくて、思わず手錠ドミノの記憶がぶわりと蘇ってきました。各公演のDVDに入りますように。安田くんのカンペの出し方とそれを理解するひなちゃんの図、からの「しゃべっていい?」に爆笑した。そしてそこからのひびきという情緒がわけわからなすぎるセトリに思わず「情緒!!!!!!!!!!」と叫んだけどほんとにひびきがきたし次に涙の答えがきた。ライト物々しかった。いや情緒。からのキングオブ男。いやいや情緒。でも、えいとさん見てるといっつも「情緒!!!」って言ってた気がするから、これでいいのかもしれない。はて。

キングオブ男は、イントロ流れた瞬間に「あっ、やるんだぁ…」っていう気持ちの入った吐息がいろんなところから聞こえた気がしました。うしろの人が大きな声で「亮ちゃん誰と突っ張るの!!!!!!!!!」って叫んでたけどほんとそれなって思った。結局、亮ちゃんはひとりで突っ張ってて、腕組んで突っ張ってて、なんか、かっこよかったです。男だった。からの、罪と夏、CloveR、前向きスクリーム!と続いて、ここらでやっとあっこれGR8ESTのアルバムのツアーだった!と気づきました。前向きのときのわちゃわちゃしたかんじ、場内が明るくなってぱあっと照らしてくれるかんじ、すごくすきな景色でした。わたし、彼らのことがだいすきだな~~~ってしみじみしみじみしてしまった。前向きで、がんがんに踊ってる大倉さんの姿見たら急にエイタメのコタツコメンタリーのこと思い出したりもした。そうだわたし彼らがだいすきだった。

 

あっというまに最後、最後は当然のように、大阪ロマネスクでした。8ESTはロマネスクから始まったけれど、GR8ESTはロマネスクで終わるんだなあって。歌割がらりと変わっていて、まっすぐでまっすぐで、やっぱりどうしてもいとおしい曲でした。落ちサビで亮ちゃんにピンスポあたるのかっこよかったね。

 

アンコールはSweet Parade、パノラマ、あおっぱな、そして新曲のここに。スイパレのCメロがヨコヒナになっててうっわ~~~~!!!!って湧いた。そう、なんかもう、湧いた。湧けるだけの心持になっているわけです。ほんとに、魔法も敵わないすごい力を彼らは持ってた。甘くて苦い人生にとびっきり甘いお菓子をくれてありがとう。これで明日もきっとがんばれるよ。パノラマでサインボールぶん投げて(ぶっ飛ばして)くれたんですが、そのときずっと安田くんの隣にいたひなちゃんがほんとうにひなちゃんだった。僕のいまから!いまから飛ばすから!ってひなちゃんのこと指さす安田くん、これは俺のやなくてこいつの!こいつのやからな!って安田くんのことを指さすひなちゃん。目が離せなかった。あと横山さんがハグのファンサしてたのどっひゃ~~~~ってなったんですけどあんな…あんなかわいくでろでろの笑顔でぎゅ~~~~ってハグする横山さん…あんな…。ここらまで来るとほんとにやっと、まともな思考になれたきがする。すごいねアイドルって。すごい。

 

新曲は、これから聴いて行ってまたいろんな感情が生まれるんだろうけど、すごく、安田くん~~~~って曲だったし、すごく、WANIMAさんの曲だったし、すごく、歌詞を聞かせたいのだろうなと思いました。こういう、私情(というには大きすぎるけれど)をそのまんまここまで匂わせてくる楽曲がストレートに来るとは思ってなかったので、少し面食らってしまったけれど。みんなのソロそれぞれかっこよかった。丸山くんの、張り上げるような歌声、かっこいいっす。これからいろんな感情を、抱えて生きていくんだなあと思った。

 

 

おわり。飛行機乗ってる間にちょっと感想まとめよう、と思ったけれど、いつのまにか飛行機はとっくに降りています。

 

 

 

自分で書きながら思ったんですが、時間の流れを追うと、だんだんと、視点が変わっていったのがおもしろいなあと。最初はもう、欠けているものを探すことに心がいっぱいになってしまってた。ああ、ここがちがう、ここがいない、これがちがう。けれどNOROSHIでガツンと目を覚まされ、そしてズッコケ男道で未来を見せてもらえたからは、ほんとに、びっくりするくらい視点が、景色が、視野が変わっている。たとえば、ここが好きだなとか、これがいいなとか、欠けているものではなくて、生まれているもの、に目を向けられるようになって。そして後半になると、今度は支え合っているもの、補いあっているものにも、気が付けるようになって。自分の気持ちの変化が、そのまま視野の変化につながって、コンサートへの姿勢とか見方がここまでがらりと変わるんだ、と、びっくりしました。こんな経験初めてだったし、こんな風にたった数時間で心持をここまで変えさせてくれるアイドルって、すごいな、って、思って。だいすきなんすよ。何度も言うけど。

 

ひとりひとりの最後の挨拶で丸山くんが「今日が早く来てほしいと思ってたのは本当だけれど、どこかこわかった。けれど始まって、いやー俺はなんて馬鹿なことを考えてたんやろって。曲が流れたら俺らはひとつだから。」みたいなことを、晴れ晴れとしたお顔で、ほんとに、最初の応答セヨのAメロをうたっていたひとと同一人物とは思えないほどの晴れ晴れとした表情で、やさしく微笑んで「よかった、ほんとに」と言ってくれて、すっごく失礼だけれど、ああおんなじなんだ、と、思って、すごく、すごくうれしかったです。わたしも、こわかった。こわかったよ。わたしが関ジャニ∞に出会ったのは7人が揃ってバカなことをしてげらげら笑っている姿だったから、それがどんなふうに塗り替えられてしまうのだろうと、どんなあなたたちになってしまうのだろうと、もちろんたのしみなきもちも抱えていたけれど、どこかこわかったんです。でも、ほんと、びっくりするくらい、音楽が始まってしまったら、ひとつだった。ほんとに、すごかった。何度も何度も何度も聴いたはずの曲たちが、新鮮で、けれどもたしかに「関ジャニ∞」の演奏だった。陳腐な言葉を使うのならば、彼らはみんな魂でつながっている、そんなことを本気で信じてしまえるような、そんな空間だった。あんなしあわせな空間、世界中を、宇宙中をさがしてもなかなかないんじゃないかなって、思うくらい、すごい空間にいさせてもらえた。こわかったけど、でもそのこわい思いを、しんどいきもちを、6人の関ジャニ∞に大丈夫だよって救ってもらえて、アイドルって、アイドルってほんとにすごい。アイドルは、世界を救える、ほんとうに、すごい。

 

もちろんこれがやっとスタートで、彼らはわたしが想像つかないほどに懸命に、懸命に毎日闘っているんだろうと、思いを馳せることしかできないし、やっとここから始まるんだと思うと、ここから福岡、そして台湾までの公演期間、さらに15周年イヤー、それだけじゃなくこの先何年も何十年も続いていく活動、そういうすべてが、どうかこれほどまでに懸命で熱くてそしてやさしくてしなやかで輝かしい彼らにとって、どうかどうか幸の多いものになってほしいと願わざるを得ない。まずは台湾公演まで、6人そろって、やり遂げられますようにと、心から願っています。ほんとうに熱くて、それでいてやさしい、どこまでもやさしい、しあわせな時間を過ごさせてもらった。札幌行ってほんとによかった。これからの公演でどんどんいろんなことが変わっていくだろうし、無理だけはほんとにしてほしくないし、いつでもステージから抱えて降ろして欲しいし、そしてわたし自身の感情も、この先公演を見るたびに変わっていくのだろう、と思うと、生きているってすごいことだなとおもうし、関ジャニ∞という最高で最強のアイドルとおんなじ時代におんなじ国に、おんなじ世界に生きていることをほんとうにうれしく思う。「今」を駆け抜けていく彼らの「未来」を感じさせてくれる、だいすきな初日でした。ここから始めるんだなあって信じさせてくれる、すてきな初日をありがとうございました。改めてみなさん、お誕生日おめでとう。すてきなすてきなお誕生日をありがとう。

 

 

まとまらないんでここらへんでおしまいです!歯医者さんたちほんっと~~~~にありがとう!だいすき!!!次は名古屋で!!!!!

『ラブ米』という愉快コンテンツがおいしすぎて米っちゃうって話を聞いてくださ稲

live.nicovideo.jp

 

とりあえずニコ生のURLを置いておいて、さてさて、いまから米の話をします。

 

突然ですが、最近、こんなきもちになったことはありませんか?

 

・とりあえず元気になりたい

・心の底から泣くほど笑いたい

・お米をたくさん食べたい

 

そんなあなたにぴったりのおすすめコンテンツがあります!!!!!それがこちら!!!!!!

 

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http://love-kome.com/ アニメサイト

http://love-kome-stage.com/ 舞台サイト

 

 

これはそんな『ラブ米』の感想兼紹介記事です。ネタバレたくさんなのでご注意くださ稲!

 

 

 

1.『ラブ米』とは

「お米の擬人化」をテーマにしたアニメ作品、また、同作の舞台作品。アニメは現在二期まで、舞台は2作+イベントが開催されている人気作品。

 

  • アニメ一期

舞台は「穀立稲穂学園」。お米が通う学校だが、昨今のお米人気の低迷を受け、入学者は激減。そのため、主人公の「ひのひかり」が入学したタイミングで、まさかの「廃校」が校長から告げられる。しかしそこで簡単にあきらめたくないひのひかりは、仲間のお米を集め、アイドルグループ「ラブライス」を結成。お米人気を取り戻すべく穀物の祭典「新嘗祭」にて優勝を目指す!

 

  • 舞台初演

新嘗祭」にて見事優勝したひのひかりたち「ラブライス」は次のライブに向けて日々特訓を重ねる。そんな中、現れるライバルユニット「ST☆RICE」と「GAZEN BOYS」の二組に圧倒されるひのひかりたち。ライバル同士の戦いが始まるかと思いきや、突如稲穂学園に「イナゴの大群」が襲い掛かる…!天敵イナゴへ立ち向かい、学園を守りきれお米たち!

 

「ラブライス」の活躍によりお米人気も上昇の気配を見せ、何もかも順調…と思った矢先に、突然「穀物留学生」である麺が空から襲来、また穀物すべてを消し去ることを目的としたノンカーボダイエットが彼らを襲う…!そしてリーダー、ひのひかりは連作障害により倒れてしまい…果たしてラブライスたちはこの未曽有の危機を乗り越えることはできるのか!?

 

  • 舞台イベント・米フェス

お米によるお米の祭典「米フェス」にて、ラブライスの前身ユニット「Blend Mine」が復活したり、「ST☆RICE」たちがアフリカに行ったり何だリしている中、「GAZEN BOYS」のメンバーである「紫楊貴」が米イジージャーニーになるべく米国、つまりアメリカに行きブルーベリーからポリフェノールの一種であるアントシアニンを学ぶと宣言、別れを惜しみながらもみんなで紫楊貴を見送るのだった…。

 

  • 舞台二作目

ブライスに「パリ米」への出演依頼が来る中、メンバーの「あきたこまち」がラブライスからの卒業を宣言。動揺するメンバーたちの元に、空からスーパーフードの「フリーカ」がやってくる。圧倒的な力を見せつけ「米文化を制圧する」と宣言したフリーカ。そんなフリーカに「洗農」されてしまった「GAZEN BOYS」のメンバー…大ピンチが続く中、力を合わせてフリーカに立ち向かえ稲穂学園!

 

 

あの、ストーリーはだいたいわかんなくていいです。ちゃんと見ててもわりとわかんないとこあるんで…。とりあえず、米のいいとこは、これだけ字面で見ても「???」ってなるんだけど、実際にアニメとか舞台とかを見ると「あー、なるほどね!そうだよね!おにぎりってやっぱすごいよね~!」ってなるところだとおもう。すごいの。謎の説得力があるの。

 

 

 

2.ラブ米のおすすめポイント

 

◆用語がとにかくおもしろい

これ、うまいこと表現できないんですけどとりあえず「米」に絡めた用語にこだわる徹底っぷり。とりあえず好きなワード羅列しておきます。

 

・否!…稲!(舞台でめちゃ多用されてた)

・やっほ~!…稲っ穂~!

・ひえ~!…稗~!

・コメント…米ント

・参ったね…米ったね

・抜かりない…糠りない

・ドンマイ…ドン米

・○○してくださいね…○○してくださ稲!(これよく公式ツイッターが言ってる。すき。)

・抱いて…炊いて

・構わない…釜わない

・心配ない…新米ない

・よろしくお願いします…よろしくオムハヤシライス

・洗脳…洗農

・Do you know?…Do you 農?

・邁進…米進

・ベイマイベイベー…米米米米

 

 

言葉遊び、というかギャグが好きなのでこういうのにほんっと弱くて…もうずっと聞いていられる…しかもシリアスシーンとかでも不意打ちでこういうワードの応酬が来るんで、特に舞台だとわりかし本気でお話に入り込んでいても急に噴き出してしまうんですよほんと急に…その緩急の付け方も、絶妙でほんと~~~~~~にだいすきで…だいすきです…。この緩急、一度はまるとほんと癖になってしまう。そして日常会話にも米ワードを潜り込ませようとしてしまう。

あと細かいところを挙げるなら、アニメはほんとにさらっとこのワードを入れてくるんで、えっ?いまなんて?って耳に引っかかるようになってて、そしてアニメなのでそういうとき巻き戻せる可能性があるわけで、舞台はそれが効かないからこういうワードを入れるときは敢えてうしろのスクリーンにどーん!と字幕を入れて笑わせてくるんで、ワードの方向性がちょっと違うのがおもしろいですね。アニメは音重視だけど、舞台は見た目に力入れているというか。舞台での「洗農」とかまさにそれで、スクリーンにでっかく「洗農」!ってどどーんって出たとき、会場が一瞬静まり返ってから、脳味噌の中でみんなが咀嚼して、からのざわざわと笑いが起きるあの後から効いてくる毒みたいなかんじ、めっちゃすきでした。舞台は基本字幕芸してくるからずるい。

 

 

◆清々しいほどのパロディの嵐

 

そもそも、この『ラブ米』の導入部分「学校が廃校になるのでそれを阻止するためにアイドル活動をする」というのは、まんま『ラブライブ!』であるというのに、このユニット名が「ラブライス」な時点でもうすげ~コンテンツだな!と思います。そして舞台オリジナルキャラの「ST☆RICE」のご本家なんて、もう…名前を出すのすら恐ろしいコンテンツじゃないですか…そういう、強気なところ、めっちゃすきです(舞台のアフタートークでゲストさんが間違えて本家の名前呼んだときに「ST☆RICE」のメンバーがめちゃめちゃ焦って「いまのだめだから!まじでだめだから!」って言ってたの笑いました。駄目だという自覚はある)。

アニメ版一期のライバルチームである「イーストキング」はあんぱん、食パン、カレーパンの三人組で、愛と勇気がどうこうとか言い始めるし「ジャマおじさん」なる人が出てくるし、アニメはそれだけでなくいろ~~~んなところのパロディが詰まってて面白かったです。「米の名は。」とか。

 

舞台二作目はもうまるっと終始『ドラゴンボール』だったのもめっちゃおもしろかったです…敵は高飛車で敬語を使う戦闘力の高い「フリーカ」。そんなフリーカを倒すためにオレンジに光る七つの「ドラゴンライス」を集め、神米(シェンマイ)を呼び出す…という…。どっかで見たことある~う。

 

 

◆米について詳しくなり、米のことを好きになる

 

『ラブ米』を見たことで、お米に断然詳しくなりました。お米の品種の名前はもちろん、お米の歴史、お米の特色、育て方、おいしい食べ方、栄養について…などなど…。特に陸稲(田んぼではなく陸で育てられる稲のこと。わたしの推しも陸稲です)についてはすっごい勉強になったし、陸稲のこと好きになりました。陸稲が好きですってすごい意味わからんけど陸稲のこと好きになるんだよ!ほんとに!

 

さらに舞台版の物販では米公演(まいこうえん)ちゃんと「おにぎり」が売っており、そのおにぎりは米公演(まいこうえん)ちがうお米の品種でつくられていたので食べ比べができたんですよ~~~!!!ひとめぼれはこういう味、にこまるはこういう味…こっちは塩むすびが好きだけど、ああこいつはたらことも合うなあ、みたいな…ほんと、これって、擬人化作品の理想の姿というか、すごいいいことだと思うんですよね!擬人化作品により元々のコンテンツの良さを広めるってすごく理想だし、それが「米」ならおいしく食べてもらうことが一番じゃないですか~~~。ここらへんがほんとよくできてるなあ、とおもう。しかも劇場では物販のおにぎりのみは飲食可能だったので、女子たちが劇場の椅子に座って開演前におにぎりを頬張っている様子、ほんと意味わからんかったけどほんとに最高のコンテンツだなと思いましたほんと…。

ちなみにこのおにぎり、アフターイベントで「みんなでいっしょにおにぎりを食べよう!」みたいな企画もあって、終演後、役者さんたちと一緒にいただきます、しておにぎりを一緒に食べる謎イベも開催されてました。そんでまたおにぎりが売り切れるんすよ…おにぎり枯れたってなんやねん、ってかんじだけどおにぎりが枯れる世界。

 

 

◆ハーベストショーという概念

 

アイドルユニットがたくさん乱立する作中にて大切になるのが「ハーベストショー」という…なんだろう、ライブ?みたいなもの。このハーベストショーでいかに自分たちの世界観を表現するか、そして見ている人たちをいかに自分たちの世界に引きずり込めるかが、いい穀物であるかどうかの基準となるのです。そして、そんなハーベストショーをする穀物のことを「ハーベスター」と呼び、ひのひかりたちは日々そのハーベスターになるために米進(まいしん)している…というわけで。

 

この、ハーベストショーが、アニメも舞台もおもしろい!

 

アニメの場合はハーベストショーが行われるとキャラソンが流れ、そのショーをイメージした風景が広がる…たとえば崖をよじ登るショーだったり、米が彗星になったり、お料理教室が始まったり…あのほんとここらへん深く考えなくていいんですけどほんと、なんか…そういう概念なんで…。プリパラをご存知の方はあれのメイキングドラマみたいな感じとおもってもらえれば…突然始まって突然終わる、いまのなんだったん?まあかわいいからええけど…みたいな…。そしてアニメだとハーベストショーのあとにあたり一面稲穂の波になるのがとってもきれいです。

 

舞台の場合はハーベストショーがそのままライブになるので見応えがすごい~!ひとつのユニットごとにそれぞれの持ち歌があり、それをステージの上で披露する。それだけでもう、説得力がある。すげえハーベストショーかどうかは見ている自分が判断するし、心を持っていかれるかどうかも見ている自分自身が肌で感じる。ハーベストショーを使って敵と戦ったりするんですけど、それが持つ力、重み、熱さみたいのが直に感じられるのがめ~~~~っちゃいい、だいすき。ちなみにハーベストショーは最後にまとめて「感謝祭」としてやってくれるんですけど、そのときはうちわやペンライト持ってOKだから楽しんでね!ちなみにペンライトはおしゃもじの形をしているぜ!

 

 

3.RICE on STAGE「ラブ米」がだいすきって話

 

アニメももちろんだいすきで、いまだに見返してはイーーーーストキング~~~~~~~~~;;;;ってしてるんですけど(二期作のパンたちマジでイケ麺じゃない?パンなのに)、つい先日舞台の二作目が終了したばかりなのでそっちの話を重点的にしてみます!

 

舞台は、とにかく、すごい、なんか、すごい…自分の目で見てほしい…すごいの…。

 

人並みにはいろんな舞台を見てきたつもりだったのですが、お芝居を見ながらあんなに泣くほど笑ったのはこの『ラブ米』が初めてで。もうぼろっぼろ泣いて。ずっと笑い続けて。すげー作品だな…っておもいながらチケット増やして…みたいな日々だったんですけど、ほんと、意味もわからずずっと笑えるんですよ。ずっと。延々と笑える。

 

それは前述した米関連のワード芸、そして字幕芸だったり、それからたのしいハーベストショーだったり、トカゲの存在感だったり、いろいろあるんですけど、わたしがすきだったのは「緩急」と「テンポ」でした。

さっきの米ワードのところでもちらっと触れたんですけどシリアスシーンでも米関連のギャグをぶちこんでくるその緩急のつけ方、けれど決して流れをぶち壊さずにとんとんと話を進めるそのパワー。あとは謎の「間」を多くとっているところとか、あと台詞まわし。だれかの発言を全員で復唱するところとかもすっごいすきでした。しつこいほどにおんなじことを繰り返す。でも連作障害は起こさない。ずっとたのしい。濃い味付けがお米に合う。ずっとずっとたのしい。すごいの。一歩間違えば痛々しく寒くなってしまう演出が、絶妙なバランスで「おもしろさ」に昇華されている。すごいの。すごいしか言えないし、これは見た人にしか伝わらないところもあるとおもうので、とりあえず、ニコ生もしくは円盤を見てほしい…。

 

だって、空から炊飯器がゆっくり下りてくるのをじっと見つめ、その中から取り出したけっこう大きめのおにぎりを主役がぜんぶ食べきるまで全員無言で待機した経験あります?全身タイツを着込んだトカゲが舞台をゆっくり這いずりまわる様子を数分間じいっと見つめなければいけなかったこといままでの人生であります?

 

あとは舞台オリジナルキャラもみ~んなかわいい。「ST☆RICE」に推し米がいて、しかし推しユニットは「GAZEN BOYS」という面倒なオタクしてるんですけど、どっちのオリジナルユニットもかわいい。ほんとにかわいくていとおしい。そしてこちらもまたオリジナルの「合鴨ブラザーズ」も、彼らなくして舞台は成り立たないな~!としみじみしてしまうインパクトの強さ。ほんと、どこを見ても魅力的なキャラばかりで。キャラ立ちがしすぎている…。

 

それと、ハーベストショーのくだりのところでも少し触れたのですが、舞台版だとその場で歌って踊ってのライブが始まるんですけど、その楽曲がどれも素晴らしい。たとえば、主人公たちラブライスの楽曲「愛をコメて」の歌詞がわたしすごく好きなので、ご紹介しますと

 

燻っていたのさ 弱火のままで

吹きこぼれてたのに 見ないふりして

米(マイ)feeling 米(マイ)feeling

米フレンドが 米ントくれたよ

「みんなに、思いの炊け(丈)を伝えるんだ!」

焦げ付く前に 駆け米ランナウェイ

 

 

これがAメロ。思いの炊けは字幕見るまで気づきませんでしたわ…。

そしてだいすきなサビがこちら。

 

肥沃な大地ラブライス 耕した稲ラブライス

田園調布に家が建つぜ 男なら建てよう

今立ち上がれ イエイ!

 

 

文字起こししたら想定以上にやっぱりだいすきでひとりでひいひい笑ってます。だいすきですこの曲が。この曲歌いながらアイドル全開で踊るラブライス、いとしいですし、本気でアイドルしてるのでほんとにかっこいいしかわいいんですよね…そうだよね、田園調布に家、建てような!ってきもちになるの…いやならないか…。

 

舞台版の楽曲の歌詞はだいたいこんなかんじで、とってもたのしい。そして日本語っておもしろいなあって実感する。たとえばGAZENの楽曲の中で「憂いの芽は綺麗に摘み取り 希望の種籾植えていこう」という歌詞があるのですが、ふつうの曲でもありそうじゃないですか、比喩表現として。でもこいつら本気で田植えの話してるんだよなこれ…ってなる。だから改めて、日本語って比喩として植物とか、食べ物とかを話題に出すことはふつうにあって、だからこそそれが歌詞に入れこまれても不思議とそこまで違和感がない。いや、田園調布は「ちょっと待って?」とはなるんですけど。

二作目に出てきた「Flower of rice」もだいすきです。稲の花って雌雄同化なんだって~!という謎の豆知識を得られるいい楽曲。ほんとこの作品、小学校の社会科の授業とかで放映してくれないかな~。

 

それから2.5舞台らしく、アニメ準拠なところも当たり前にすきです。イーストキングは舞台には登場はしないけれど名前は出てくるし、アニメの一期作二期作のネタをさらりと入れてきて、時系列アニメ準拠なところ、あ!そうだったこれ2.5舞台だった!ってはっとしてしまうかんじ。アニメ見てから舞台見るとめっちゃたのしい。そのネタ入れてくる~!?みたいな…麺ディペンデンスデイとか…結婚式ネタもありがとうで…。

 

そしてもうひとつ舞台で好きなところが、カーテンコールのさいごにお客さんみんなで手を合わせて「ごちそうさまでした」と言うところ。そして演者さんたちが笑顔で「おそまつさまでした!」と言ってくれるところ。だいだいだいだいすきです。お米をおいしく食べたという実感が湧いてくる素晴らしい締め。みんなが笑顔になれるとんでもなくすばらしいラスト。

 

二作目の千秋楽でひのひかり役の田村さんが「この作品は見ている人をみんな笑顔にする魔法みたいな作品」って話していたんですけれどまさにその通りだなあとおもって。見ていると意味もわからず笑えてくる。笑顔になる。元気が出る。たのしくなる。なんか知らないけど世界がきらきらして見える。米の持つ力、エンタメの持つ力を浴びて、なんかわからんけど生きる力が湧いてくる。たのしくなる!すごいんですよ、ほんと魔法みたいにふっくらつやつや炊かれるんですよ…わたしは米がだいすきなんですよ…。

 

 

4.まとめ

 

『ラブ米』は近年稀に見るドチャ良コンテンツなのでぜひ履修しといてください。

 

もちろん愉快さも突き抜けてて最高なんですけど、わたしはアニメや舞台のあらすじ、脚本がだいすきで。アニメも舞台も一貫して「食を尊重し、楽しむ」「手を取り合うことで生まれる強さ」「他人と違うところを否定するのではなく、認め合う心の大切さ」などを謳っていて、それがね、めっちゃ良くて…。生きていくのに大切にしたいこと、忘れたくないことがたっくさん詰まっている。いつか自分に子供が産まれたら、教育のために見せたい作品だなあって思うのです。ふざけ倒しているんだけれど、どれもそこがぶれない。それぞれのお米、そしてそれぞれの穀物にそれぞれの良さがある。それを力で押し潰すのではなく、また、無理に相手に同調するのでもなく、それぞれの個性を認め合い、個々が個々でありながらも手を取り合う。特に舞台二作目はそのメッセージが前面に現れていてすっごいだいすきな作品でした。たぶん『ラブ米』が世界を平和にするんだと思う。

 

 

さて!!!そんな最高コンテンツ『ラブ米』の舞台版の一作目、二作目、そしてイベントの模様が、ニコ生で配信されます~~~~!!!!!!!!!!!いいから見てくれ。よろしくおねがいします。数週間前に上演された最新作がもう見られちゃうんだよ!?すごない!?すごい!!!!!すご稲!!!!!!!!

 

live.nicovideo.jp

 

ちなみにわたしの推し米は「ST☆RICE」のキヨハタモチくんです!!!!!!!!オレンジ色の髪の毛をしたぴょいぴょい元気に笑顔で跳ねまわる無茶苦茶にかわいいガヤ芸人です!!!!!!!!よくよく画面を見てると隅っこでこそこそ意味わからんことばっかりしてるんで、いやお前なにしてんねんとツッコミ入れてやってくださ稲!!!!!!!よろしくオムハヤシライス!!!!!!!!!!!!

ザヌ新規がHiGH&LOW THE MOVIEを見ました

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見ました。なんか、熱かったので、感想を、書きます…。

 


カップヌードルCM 「ヤバい。なんか熱い。舞踏審議 篇」 30秒 / EXILE TRIBE

 

 

この動画をたまたまタイムラインで見かけ、フォロワーさんらの話や流れてくるツイートを見てわかったのは、これはどうやら最近一大ブームを巻き起こした『HiGH&LOW』の番外編?のようなものだということ。そしてこの短い30秒のCMに、作品を好きな人なら思わず反応してしまうネタがたくさん詰め込まれているということ。それを知ったとき、なんというか、う、うらやましい…!という気持ちになりました。こんな短い短い動画で、世界観や人間関係を再現するだけでなく、ファンだけにわかる小ネタまで仕込めるくらい、『HiGH&LOW』という作品は濃いのかと。それは、メチャメチャ、気になる!と。

というわけで「カップヌードルのCM観たんですけどハイロー気になります」という旨のツイートをなんとなしにしたところ、様々な地区に住む多くのハイローの民からオススメ作品を教えていただき、そうして無事、『HiGH&LOW THE MOVIE』を見ることが出来ましたので、その感想でございます。



まずは『HiGH&LOW THE MOVIE』通称『ザム』を見ながら感想をメモっていたので、それをそのまま載せます。

 


カップ麺にお湯入れる前にもう爆発した…開始10秒て…
飛び込んでくる4tトラック
音もなく現れるバイクの集団
なんか顔がいい人が出てきた!!!!
ナレーションの声あんしんします
あっ噂の雨宮兄弟 名前だけ知ってる
なんで改札の前にいるんですか?
この通り名みたいなのかっこいい すき
あっルードボーイズ、これすきなやつですね
それぞれのロゴまであるの凝ってるな
常になんか燃えてる
炎から現れる男スモーキー
「町がめちゃくちゃだろコラ!」
スモーキーちゃん…スモーキーちゃんきれい
ルードボーイズのいるところの色味がすごくすき
???? 雨宮????? なんなんだ???
カフェ?のおねーちゃんかわいいなすき
顔がかわいいのがでてきた!!!!むらやまさん
あっっっ轟!?!?!このひとが轟洋介さん!?!?
むらやまさんかわいい
色彩がきれいだなー 傘の色ががすごいきれい
ん?李さん?かわいいのでは?
多いとそういうところも大変なのか…(???)
(韓国語)(北京語)(親切)
李さんかわいくない?、?
李さんかわいい ナプキンぺちゃって投げるのかわいい
もしかして雨宮ってかわいい要員なんですか…?(混乱)
早乙女太一だ!?
スモーキーちゃんヒロイン
常に曲がかかってるのかっけーな
コブラさんかわいい
山王の関西弁の子と長髪のこかわいい
なんかあるとすぐ乱入してくるバイクとゴツい車
ソファと同化している刑事さん
話し合いができない 話し合いをしろ
パルクールかっけー
早乙女太一くんの役名覚えられない とりあえずすき
雨宮くんかわいい、これはウサギちゃんだわ
ひろと!おんな!?あ~!バイク!!!!の着ボイスほしい
スモーキーちゃんやっぱりヒロインなのでは?
ルードボーイズ推せるしかない…しんどい…
スタイリッシュ人さらい
顔がきれいなコブラさん
机バンバン叩きがち
待って李さんがかわいいですよ。
うしろの傘がスーーって動いてくのじわい
李さんハイカワイイー
顔がかわいい李さんに結婚詐欺に逢いたい
マイティさんたちかっけーなあ 絵になる
琥珀さんしんどいなあ…しんどい
板挟み中間管理職コブラさん
会話の成立しないスモーキーおにいちゃん(推せみ!)
雨宮(次男)ほんとかわいいなー!、?!?バイク取り返せたのよかったねえ
新番組「お兄ちゃんのいうことを聞きなさいっ!」
このひとかわいいな、だれだ
曲がいいわ テンション上がる
わかりやすい!ここにきて急にわかりやすい
なおみちゃんとやまとくんの関係を応援したい
バイクのエンジン音に安心するようになってきた
山王の関西弁の子かわいくない?
「そういうことだ 」←どういうこと
アッ!?!?コブラさん気合い入れのおでこだ!?!?!?!?めっちゃ良い
嘘やろ…\勘弁してくださいよー!/\そういうとこありますから/
あ~!いい!曲がいい!!!!!
えっ!?!?!?村山さんかわいい!!!!!
村山さんかわいい
村山さん…ちょーかわいい…
これは熱い展開 鬼アツ
ホワイトラスカルさんの首尾一貫してるとこ良い
車の上にああやって乗れるもんなんだね!?
あっこのひともいいおでこだ
進撃の巨人みたいなBGM
えっこのひとかわいい、だれ?
マイティのほうはビジネスでやってる感じして良き
みんなイチゴミルク飲んでるなかひとりちがうの飲んでるのあれなんだろ
なおみちゃんクソいい女やで
ボスなのに先陣切ってくコブラさん上司の鑑
いまさらだけど飛び道具という概念がない世界なのか?
達磨のボスもかわいいなあ
村山さん…
梯子「解せぬ」
マイティの曲かっこいい
雨宮兄弟キター!!!!
雨宮来てテンション上がっちゃう村山さんがかわいいのでは?
ホワイトラスカルちゃんかわいい~ みんなに飴ちゃんあげたい
ルードボーイズがいちいちかっこいい
雨宮次男のウサギみ
ひろとかっこいい 抱いて
は?なにいってるかわかんねぇよこの野郎(※顔がいい)
武器が燃えとる
写真も燃えとる
琥珀さんも九十九さんもしんどい
あーーー琥珀さんの目に九十九さんは映ってないのだなあ
殴るの、?!?!?!?
曲がかっこいい
ウワー!?!?!!?!?ヤベー!!!!!
シャドーボクシング協会会長李さん
李さん絵になる~ きれいよ
これは鬼熱い展開
やまとくんもいいおでこだな 山王いいおでこばっか
琥珀さんがホムンクルスに見えてきた
人類で琥珀さんに勝てる人いるの?
曲がかっこいいんですが…
琥珀さんも九十九さんもしんどい ねえしんどい
用意のいい琥珀兄貴
コブラさんもやまとくんもしんどいなあ
あっかわいい人、ノボルだ ノボルかわいい
ノボルの話ありますか?(追加オーダーのように)
ああ…バイクも命も替えがないというのがここで効いてくる…
色彩がきれいなんだよずるい
しょぼ…てするマイティかわいいのでは?
はい村山さんがかわいい~ 優勝~
いいおでこだ!
待って女のこたちみんなホワイトラスカルの制服羽織ってなかった??!?!?!?ジェントルー!!!!!
これ乙女ゲーで見た
えっ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
村山さんなに!?!?!?!?!?!?!?!?
むらやまーーーーーーー アーーーーーーーーーーーー
村山さん えっめっちゃかわ
さいごの去り際にスモーキーによろしく!て言えるのめちゃいい子じゃん


村山かわいいよ村山
急に地上派ドラマの絵面になったな
ホワイトラスカルちゃんいい いいですね 並んだときの美しさがある
李くん…また出てくる…?出て来て…?
えっ!?!?!?雨宮 ええええええ
顔面強すぎ三兄弟やろこんなん
えっ!?!?!?終わるの!?!?
えっ!?!?!?終わった
えっ…

 

 

わたしめっちゃたのしそう…。

 


まとめから言いますと、メチャメチャたのしかったし、失礼な言い方すると、思っていた以上に、映画として、すごく見栄えがよくて、映像が美しかった。ので、劇場で見たかったな~~~!!!ってすごい思いました。当時って4DXとかやってたんですかね?あったとしたらそれもめっちゃ見たかった。
メモにもありましたが達磨一家のシーンでの傘の美しさとか、White Rascalsが並んだときの統一感、無名街の空気のくすんだ色味、最後の琥珀さんのシーンで火花の雨が降ってくるところとか、すごい「綺麗」で、エッなにこの映像美…って驚いた。すごく綺麗でした。
そして合わせて音楽もすごいテンションアゲアゲな感じですごい良かった…挿入歌ぜんぶで何曲あります???ってくらいガンガンに曲入れてて、それがまたぜんぶ気持ちが昂る曲ばかりで、わたしもどこかに殴り込みに行くときにこれ流してほしい…ってすごい思った。メチャかっこよかった。
あとは「常に画面のどこかでなんかが燃えてる」っていうの、すごい良かったです。無名街はよく燃える。これは今作だけなのか、シリーズ通してそうなのか気になるんですが、いろんなもの燃やしがちなんですかね?炎が揺らめいてるかんじが非日常的でよかった。これもまた綺麗だった。

事前のレクチャーの通りチームごとに雰囲気が違ってそれがすごいこう…オタク心に突き刺さる…たまんねえ…っていうかんじで、またそのチームの中でも個性的なキャラがよりどりみどり…しんどい助けて…って感じだったんですけど、最終的に最後のほうのシーンで「高校辞めたら山王に入れてよ」って言いに行く村山さんを見てハア~~~~~~~~~~~~~!!!?????カワイイ!!!!!!!!!!!!!!!(大の字になって野原に寝転がり雲一つない青い空に向かって大声で叫ぶ芸)をしてしまったのでおそらく村山さんの女になることと思います。バイクの音に顔しかめて耳に指つっこむところとか無茶苦茶かわいいですよね…そのあと鬼邪高のみんなが現れたときの表情とか、トラックに乗ったあとのきらきらした顔とか、あ~~~たまらんなあというかんじでしたので、これからたくさん勉強していこうと思います。どうぞよろしくお願いします。

しかしどこもほんっとに魅力的なチームで!!!

山王連合会は気合を入れたコブラさんのおでこを始め、いいおでこが揃いすぎです。目のやり場に困ります。あと関西弁の使い手ダンさんがかわいかったのと、物語中盤~後半に登場したノボルもまた山王なんですよね?彼もとても気になります。ぴりっとしてるように見えてどこかふわっと抜けてるところか、あと食事シーンがあったところがすごく好印象でした。実は人間味溢れてるというか。情に厚いとことか、とてもいいなあ~って。

White Rascalsはもう~~~~かわいかった…かわいいという表現が彼らにとって失礼にあたるのかもしれませんがとにもかくにもかわいかった…毎日ミスタードーナツとか差し入れしたいし仕事終わりにカレーうどん食べに行こうよって誘ってキレられたい…。戦い方からしてすごいかわいいというか、チーム戦してるとことかもとてもいいなあ~!って思いましたし、あと見間違いじゃなければ助けた女の子たちに上着貸してあげてたよね!?すき!!!ってなりました。行動に一貫性がある男たち、よい。戦闘後は服が汚れるのもエモ~~~っておもいました。

鬼邪高校はもう、響きからして「おやこうこう」なので、エッこれは…と覚悟していたらすごい愛すべき高校生がたくさんいてしんどい…すき…ってなりましたしんどい…。ほかのチームと圧倒的に違うのは「卒業したらチームを辞める」という制限時間つきの一体感なのかなあと思ったのですが、だからこそのきらめき、みたいなものが、トラックで駆けつけるあのシーンに詰まっている気がして、あの場面がメチャメチャに大好きです。村山さん良かったねえ…ってなる…。彼らを見るならドラマをはよ、とオススメされてるので早くドラマ見ますありがとうございます。

RUDE BOYS。これはもう、オタクなので、好きなんですよね。ほんと。好きなんですよ。始まって早々に居住地を焼かれよく燃えるだなんて言われ散々なのに彼らを見てると一緒なら大丈夫だよね…!みたいな気持ちになるしあと謎の母性に目覚めました。メモにもありましたけど戦い方がめちゃめちゃかっこいいしメッチャ映像映えする。最高。あと最後の大乱闘にボスが来ないのはこのチームだけでしたよね?そういう、大切なものを預け預かりな関係性も、なんか家族みがあって良い…とおもった…なんとなく…。

達磨一家は、もっと掘り下げたい~~~!!!と思ったチーム第1位でした。とにもかくにも「赤」という色が画面によく映えていて抜群にかっこよかったのと、琥珀さんのところへみんなで向かうときに持ち出して来た車がぜんぶかっこよかった。ほかのチームはバイクとかトラックとかいかつい感じなのに、達磨はオープンカー…かっこいい…とてもよかったです。何度も言うけど傘がずらっと並んでるシーンがほんとに好きで、真っ赤の傘の中に一本だけ青い傘が歩いて行くのほんとにいい。めっちゃいい。だからもっと知りたい。

雨宮兄弟はもっといかつい感じかとおもってたのに次男が予想の5000000倍ふわふわほわほわでだいぶ戸惑いました…その顔でそんなかわいいことする…?って…。ムゲンは仲間を見捨てねえ。とにかくしんどい&しんどいの嵐で「琥珀さん~~~しんどい~~~~」「九十九さん~~~~しんどい~~~~~」しか言えなくなったんですけどこれ彼らがしあわせだったころのエピソードはどこかで見られますか。しんどかったです。九十九さんほんとしんどかった…。MIGHTY WARRIORSはとにかく戦闘シーンが映える!かっこいい!踊ってるみたいに戦う!ちょーかっけえ!殺陣もかっけえ!ってなったし、DOUBTも気になったんですけどまだまだこれから掘っていきたいなと思ったのでこの2チームは特にこれからもっとお勉強していきたいです。おでこの人いるらしいので気になるし。


ド新規が偉そうに長々と書いてしまった…。でもほんとこんな感じでどこもかしこもすき!ってシーンがたくさんあって、どこの地区の女になるか決めかねていたくらいにはほんとにどのチームもだいすきです。あと李さんかわいかった。かわいかったです。

偶然というか思ってもみないきっかけで手を出した『HiGH&LOW』の世界でしたが、いざ蓋を開けてみればとにかくいろんなところにいろんな魅力があって、これは流行る理由がわかるな~とすごい納得しましたし、なによりいままで食わず嫌いだった自分をとんでもなく悔やみました。もっと早く出会いたかった…いや、でもザヌ新規という響きは気に行ってるんで…まあ…。

まだ映画のひとつめを見ただけなので、これからドラマ、映画続編、あとライブなんかも見つつ、それから公式のYoutubeにある動画とかあとは楽曲とか!なんだかまだまだ楽しみがありそうなので、わくわくしつつこの世界に浸っていこうと思っています。ほんとに出会えてよかった!この世界に出会わせてくれたカップヌードルさんありがとうございます!これからもカップヌードルたくさん食べます!!!

バンドマンに貢ぐのをやめて関ジャニ∞さんのオタクになったら日々が健康になった話

タイトル出オチですみません。

 

2017年という年は、振り返ってみれば自分にとってとんでもなく怒涛で、そして予想がつかず、ありとあらゆることが新鮮で、なによりあっという間の一年間だったな、と年の瀬のいま、振り返ってそう思います。そして、そんな怒涛の一年を過ごしてしまった理由がタイトルの通り「推すのをやめたバンドマン」と「そんなわたしを救ってくれた関ジャニ∞さん」であったなあと、思うのです。だからこうして記事を書いています。

 

※この記事はわたしが「わたしの2017年」という1年を清算させて来年を気持ちよく迎えよう!という意図の元制作されており、特定の誰かを貶めようですとかそういうものでは一切ございませんのでご理解くださいませ。

 

そのいち:両者ご紹介

まずは、両者のご紹介を簡単に。

◆バンドマンの推し

バンドマンって呼ぶと怒るんですけどね。

なんやかんやで気づけば3年半ほど、追っかけをしてました。記事のタイトルとして「貢いだ」という表現は使ってますが、直接電化製品を買ってあげたことも米俵を買ってあげたこともございませんし、そもそもがいわゆる「バンギャ」という括りのオタクとはまたちょっと違うスタンスでオタクをやっていた気がしますので、まあぼんやりと「そんなオタクもいるんだな」と思いながら読んでいただけたら幸いです。

 

推しはギターを担当していたのですが、わたしは彼のギターがだいすきでした。ていうか、過去形にできないくらい、オタクをやめたはずのいまでもだいすきです。音源とか聴く度にすき~~~~!!!!ってそこらじゅう転げまわるくらいには、彼のギターがだいすきです。ひとつひとつが宇宙のきらめきみたいな音をしていて、わたしも彼も宮沢賢治がすきなんですが、ほんとうに宮沢賢治の書く詩のような、あの、ことばが持つ独特のきらきらした輝きを詰め込んだような音を奏でていて、やさしくて人間味があって、けれどもたまにぞっとするくらいおそろしい音を奏でてはまた静かに微笑みかけてくる、そんなカラフルで色鮮やかなギターがだいすきでした。だいすきです。もうこの先も、あれほどまでに好きなギターの音には出会えないんじゃないかなってくらい。

 

でもわたしはオタクを辞めました。9割は自分のために。残りの1割はたぶんこのままオタクしてたら推しとそれから彼の周囲にも迷惑かかるよなあと思ったので。最後は、あなたのオタクやめますねいままでありがとなってLINEしたんですけど、それを既読無視されたのが実はいまもちょっと引きずってます(笑)。笑えない(笑)。

 

関ジャニ∞さん

言わずと知れたアイドルです。

Twitterにてわたしのことをフォローしていただいている方々はおそらくわたしが彼らの話ばっかりしていることにお気づきだとは思うんですけど、その通りでございまして、さいきんは彼らに関するツイートばっかりしております。けれどその一部は、ギターの推しの現場でいろいろあり、そのゴタゴタをごまかすための反動によるツイートであったこともここで弁明させていただければと思います。もちろんその「反動」「逃げ」だけでなく、純粋に関ジャニ∞のことがだいすきで仕方のない一年であったことも加えてご説明をさせてください。

 

ちなみに、どうしてわたしが関ジャニ∞さんに出会ったのかという紹介記事はこれです。

 

ksrh16.hatenablog.com

 

 

2017年の関ジャニ∞さんは、年に二度の五大ドームツアー、初の野外フェス参加、グループとしてのレギュラー番組4本、主演舞台に主演映画に主演ドラマ、などなど、とにもかくにも話題に事欠かない盛りだくさんな一年だったなとクソ新規なりに感じておりまして、そういう、盛りだくさんさもまた、わたしが彼らに「やすらぎ」を求めやすい環境だったなと思います。テレビをつければ誰かが出ていて、CDもコンスタントに売ってくれて、ツアーにもちゃんと行けて。ありがたかった、ほんっとにありがたかった。この一年ちゃんと生き延びられたのは関ジャニ∞の7人のおかげ。

 

そのに:バンドマンと関ジャニのちがうところ

たくさんあるなあと思います。もちろん推しそれぞれが「みんなちがってみんないい」ではあるのですが、ここでは「違っているからこそありがたかったところ」をご紹介したいと思います。

 

①いま病んでるんだよね…オーディションに落ちて…とか相談してこない

大事。ちょう大事。関ジャニさんはそんなこと相談してこない。病んでるからなんなのか?とか思わせてこない。本番終わりならまだしもライブ前日とかに聞かされたら最悪な一言ですよ。病んでいることを報告してわたしにどうしろと言うのか?とか思わせてこない。

 

②一緒にごはんを食べに行こうと誘ってこない

おなか空いてない?なんか食べにいこ?と初めてランチに誘ってきたのがバーミヤンで、いやバーミヤン好きだけど!いい年した男女が初めて行くごはん処がバーミヤンてお前!と静かにキレるということが一切ないのがジャニーズアイドルのいいところですね!アイドルってバーミヤン行くの?バーミヤンは好きですけど今は嫌です、と言ったら定食屋に行くことにはならない。そこで麻婆豆腐を食べたりもしない。結局中華じゃん。

 

③一緒に初詣に行かない

ことしまだ初詣行ってないや~と呟いたら近所の神社に連れてってくれるとかそんなことぜったいにない。おみくじを引こうとしたら小銭がなかったらしくかわいらしい顔で「かんざきさん…100円貸してくれませんか…」とか言ってこない。100円どころか100億円あげたいとか思わせてこない。

 

④一緒に楽器屋に行かない

わたしもギターやりたいと思ってて、と話した数週間後、まだ買ってないなら一緒に行こうよ!という話の流れには決してならない。休みの午後昼下がり駅の道まっすぐ駆け上がった先の交差点で待ち合わせとかしない。だからわたしI to Uがだいすきだけどそのぶんとてもしんどいんです!!!

 

⑤一緒に行った楽器屋で10万円のギターを指差して「これ、あなたによく似てますね」と微笑むことでクレジットカード一括払いでの支払いを決意させてこない

こんな状況…買うしか…買うしかないじゃん…。しかしこれ、推しの肩を少しだけ持つとしたら「予算いくらくらいなの?」って聞かれたとき最低限の金はある女だと思われたかったので「10万くらいなら」と答えた自分が悪いところもあるんですがでもそんな予算ぴったりのもの勧めてこなくてもいいじゃん。これアイドルだったらぜったいこんなことはないしそのあと即購入をしてカードを差し出したら店員さんに生暖かい目で微笑まれたりする心配もない。 このときに購入したギターは「壺」という名前をつけてかわいがってました。まさに買わされ方が「幸せになる壺」そのもの。

 

⑥ライブの入り時間に遅刻しそうなんだけれどどうせ行き先は同じだし駅で待ち合わせて一緒にタクシー割り勘しないか?などと誘ってこない

ジャニーズアイドルは基本自社の送迎車移動なのでこんな心配はないですね。安心だよ。割り勘とか言っておきながら結局奢ってくれたなんていうサプライズもないので安心。車内ではずっとローテンションで「きのうの夜ごはんときょうの朝ごはん」の話をしたりなんてしない。

 

⑦ライブが終わったあとダッシュで夜道を追いかけてこない

ライブ終了後、そそくさと帰ったわたしを慌てて追いかけ「かんざきさん!!!!!!」と叫びながら走り寄ってきたりしない。ましてやそれが初対面だなんてことぜったいない。例えば安田さんが夜道追いかけてきたら、怖すぎてダッシュで逃走すると思います。でも逃げ切れなさそう。

 

⑧ライブ終演30分前に着きますごめんなさい…と連絡したらその場でセトリを変更してわたしの好きな楽曲を後ろに回すように配慮したりしない

ど、どういうことだよ!!!!!????って大混乱した出来事ナンバーワンすぎて今でも思い出して笑えます。わたし、推しのバラードが好きなんで、その日はライブ終盤に急にバラードが集中する謎セトリになってしまったこと、いまここで詫びたい。そして当然のことながら関ジャニさんはそんなことぜったいにない…セトリを忘れたり間違えたりはあれど…(めとろっくの話をしています)。

 

⑨CD販売よりグッズ販売に力を入れない

「力の入れ具合の判別」というのはわたしの主観もりもりなんですけど、でもCDを一枚も作ってない状態でグッズを売り出すのはさすがに「CD販売よりグッズ販売に力を入れてる」と判断していいっすよね?グッズとしてブローチ作ったで!と笑顔で報告してくる姿に「そんなことよかCDはいつ売るの?きみはブローチ屋さんになるために上京してきたの?」などと思わせてこない。

 

⑩そのグッズが推しの彼女の手作りだなんてことはない

いや、ジャニーズ事務所だって内部事情のなにがどうなっているかなんてわかりませんけどとりあえずグッズ、たとえば毎コンサートで売られるうちわひとつひとつが、彼女が一枚一枚に糊つけて紙貼ってるってことはまず有り得ないじゃないっすか。まさか推しが一生懸命売ってたブローチひとつひとつが彼女の手作りだなんて、ハンドメイドだったなんて、そんなことは決して有り得ないじゃないっすか!

 

⑪そのグッズを頑なに購入しないわたしをライブ中のMCでイジってこない

買わないわたしが悪いのか、それでもなお売りたい推しが悪いのか?

 

⑫なぜか物販でわたしがそのグッズを紹介する羽目にもならない

「このブローチおすすめですよ~、デザイナーさんがひとつひとつ手作りで作ってるんですって~~~」

 

⑬同棲中の彼女にライブのカメラマンを依頼するも彼女が胃腸炎になりカメラマンが不在に。急遽、彼女のカメラを借りてきて、もちろんそのカメラが誰のものなのかは隠した上で会場にいたわたしに「きょうカメラマンやってくれへん?」などと声をかけてこない

文字通り2番目の女やんけ!!!!!!!!!!!!! 二つ返事で引き受けました。

 

このへんにしておきます?

 

言っておきたいのは「なんやかんやですっごい楽しそうじゃ~~~ん」というところですね。もちろん、都度都度で腹が立ったりキレたりはしましたけれども、なんやかんや、その一瞬一瞬はすっごい楽しかったんですよね。なにを買うわけでもなく楽器屋の中をふらふらしたあと、店を出ようとしたところで「屋上へのエレベーターはこちら」っていう貼り紙を見て「へー、屋上あるんやって~」とへらりと笑って店の外を数歩進んだところで急に立ち止まり「やっぱさっきの屋上行っていい…?」とか眉を下げて聞いてくる、そういうところが超絶に好きでした。むっちゃすきでした。もちろん推しのギターがすきで推しの音楽がだいすきだったけれどそういうところも無茶苦茶にすきでした。決して高くないビルの屋上から眺めたあの日の東京の景色を、わたしは一生わすれないでしょう。

 

でもやっぱりなんでか、どんどんしんど~~~くなってきました。どうしてだか毎日どんどんしんどくなって、10万円でぽんと購入したギターもどんどん触れなくなってきて、見るのもしんどくなってきてでも部屋の隅にはずっといるわけだから毎日「壺」を眺めるしかなくて、ん~、やっぱうちの子ってちょうかわいいなあ…推し見る目あるわ…とか思ったりもして。壺が自分に似てるかは最後までわからんかったけど。ちなみに一番最初に弾けるようになったのは関ジャニ∞の「BOY」という楽曲でした。もともとすっごい好きな曲なんですけど『終わりなんてないと思ってた。終わるはずないって思ってた。』って歌詞が入ってます。そんなん~~~~~~。

 

推しに彼女がいるいないがショックだったというわけではなく、よくある「彼女ほしいなアピール」されたりとか、もっと言えば直接「彼女いないんすか?笑」とか聞いても「いないよお~~~」とか笑われたりとかしたあたりが、嘘つかれてたんだなあと単純に悲しかったのもあり、さらに、わたしは推しのギターがだいすきで仕方なかったんですけど、その「だいすき」は例えば彼女さんの有無で左右されると思われてたんかなあ~と思ってしまい、なんだかんだでそれがいちばん堪えたりもしました。わたしはわたしなりに「あなたのギターが、あなたの音楽がすきだよ」と何年も伝えていたつもりだったけれど、その「好き」を心から信頼してもらえてなかったのかなあ~~~と。そんで、それは距離が近すぎたからこうなってしまったのかな~~~~~~~~と。向こうは向こうで、「この子は俺のことを好きだと言ってくるけれどそれは俺が飯に連れてっているからでは?」と思っていたかもしれないし、わたしはわたしで「推しはきっとそんなことを考えているんだろうな」とか勝手に考えてしまってたし、もっと距離を置いてふつうのオタクとして接すればいまもまだオタクを続けていられたのかなあ~~~~~とか。いっそ逆に都合のいい女として徹していればもっとうまいこと立ち回れたのかな~~~~~とか。後悔がいろいろ出てきたりします、ね。

 

このひと推すのや~~めっぴ!と思った決定的な理由は特になかったんですけれども、やっぱし壺もといギターが日に日に弾けなくなってしまったのがつらかったこと、それから「わたしじゃなくても金を落として自分を褒めてくれる女だったら誰でもいいんだなこの人は」と思うような出来事が数度に渡りあったりなかったりしたこと、彼女さんからTwitterのアカウントをブロックされていることに気が付いてしまったこととか、あとはもうなんかいろんなことが重なってただただ疲弊しきってしまい、もう無理だよ、やめよう、と自分が自分にストップをかけたのが、この2017年でした。いや、元々オタクなんて誰でもいいはずなんだよ~。だけどなんか、なーんでか勘違いをさせてくるのがとてもお上手な人で、そこにズブズブとハマった自分の責任なことは重々承知なんですけど、もう元に戻れねえな~!ってところまで来てしまった気がするので、自分でやめよう、と決めました。壺もごめんなさいって手放しました。そんで前述の通り、最後に送ったLINEは返ってきてません!!!文末でちょっと煽ってしまったからか!?!?!?そういうとこな!!!!そういうとこやで!!!お互い様やな!!!!!!!!!

 

で、ここで話を終わらせません!!!!ここで終わらせたらなんかワイ被害者です!!!みたいなただのメンヘラ謎ブログになるので、ここからいかにわたしが「健康」になったか、そして今現在ハッピーになったかをつらつら語りたいと思います。

 

そのさん:関ジャニ∞さんという存在

関ジャニ∞さん。先ほども軽くご紹介しましたが、いまをときめく素敵なアイドルグループです。彼らは歌って踊ってバンドしてバラエティをして演技して…とにもかくにもなにからなにまでまさに多種多様なお仕事を日々されていて、その姿がキラキラしているのが、ほんとうに魅力的で、すてきでかっこよくてかわいくて魅力にたっくさん溢れているグループです。

 

そして、もちろんのことなんですけど、先ほどご紹介した①~⑬のことを、決して、決して、わたし個人宛に、してこないグループです!!!!そう!!!そこよ!!!!

 

ギターの推しのオタクしていたときは、ライブは基本的に通おうと決めてたけれど、仕事でどうしてもいけない日、残業が急きょ決まった日に「ごめん行けなくなったので予約キャンセルさせてください」と連絡するのがちょ~しんどかった。次のライブ何月に決まったんやけど予定空いてる?と聞かれたとき、スケジュール帳を開きもせずに「オッケーっす!」と答える自分が無茶苦茶にしんどかった。

けど、関ジャニ∞さんを見てると、追ってると、そんなことしなくていいんだなあって思えてくる。もちろん現場はある。基本は年に一度、2017年は二度のドームツアー。たしかに何公演も開催はされますけれど、関ジャニさんはいちいち「全部来てくれる?」なんて聞いてこない。そもそもチケット取れないんすよ!!!全通したいと思ったとしてもチケット普通にとれないんすよ!!!でもそれでもいいなあって思えるんですよ、それはわたしが関ジャニさんに本気じゃないとかそういうことではなくて、ああそういう応援の仕方もあるよな、ってなんか、腑に落とせるポイントがあるからだとおもう。それが具体的になんなのかは上手くは言えないんだけど、少なくとも自担の丸山さんは、仕事でライブに行けなかった翌日に「きのうなんでライブ来られなかったの?仕事?残業大変なの?」とかLINEで聞いてこない。

 

そもそも関ジャニ∞さんはわたしのことを知らない!!!

 

だから推し(この場合は自担)にどう思われているだろうと悩んだりか、終電ギリまで飲みに付き合ってたせいで翌日寝不足になったりだとか、彼女の作ったグッズを買う買わないで関係がピリピリしたりだとか、そんな心配ナッシング!!!一切ナッシング!!!心が穏やか!!!本当に!!!穏やか!!!!!!!!!!!

 

ちなみに、ほんとうに健康になったなあとしみじみ実感するのは次のような瞬間です。

 

関ジャニ∞さんが出演なさるテレビ番組を見るために早く家に帰ろうと思うとき

これまでは平日でも仕事のあとにライブに駆け込んだり、休日なんて基本毎日現場があったのだけれど、今はそそくさと家に帰ってる。定時で上がってそのまま寄り道せずに電車乗ってるときに、うわ~!いまめっちゃ健康的なことしてる~~~!!!って思う。

 

②ライブDVDをコタツに入って眺めているとき

映像があるってしあわせなことだ。過去の映像を辿れるってしあわせなことだ。ちなみにギターの推しの映像はわたしが個人的に撮影したスマホの動画や推しのために購入した一眼レフで撮影した写真しかありません。基本セルフだったからプロの撮った映像がほんっとうれしい。

 

③毎日お昼の12時と、木曜18時にスマホをチェックするとき

ジャニーズwebで日記が更新される時間です。毎日12時が丸山さん、木曜夜18時はメンバー全員。今まではいつどんなタイミングで推しTwitterが更新されるか、またLINEでメッセージが飛んでくるか気が気ではなかったので、仕事中だろうと深夜だろうと常にスマホを気にしてしまい、スマホ依存症みたいになってた時期がありました。それが今や更新時刻が決まってる。安心する、ほっとする。毎週のルーティーンになってる。木曜日18時のしあわせ半端じゃない。

 

④本屋さんに雑誌を買いに行くとき

活字中毒かつ紙媒体がすきなので、雑誌のインタビューとか読むのがほんとにだいすきです。飲みの席で聞く本音なんだか酔っぱらいの戯言なんだかわかんない愚痴ではなく、きちんと「仕事」として自分の心情を語ってくれる姿がありがたい。プロがきちんと写真を撮って、プロがきちんと文字に起こしてくれて、商品として完成されたものを手に取れるありがたさ。

 

⑤テレビ番組を見てるとき

関ジャニ∞クロニクル」のおかげで関ジャニ∞さんに出会えたオタクなもんで、彼らがバラエティに出てるところを見るのがやっぱりすきです。音楽番組に出てるのを見るのもすきです。テレビってやっぱすごい、自分が見てるものを世界の誰かも同時刻に見てるってすごい。その事実を噛みしめるだけで勇気出る。「いまこの瞬間に関ジャニのことを考えているのはわたしだけじゃない」っていうのは、わたしにとってはとてもありがたい事実です。

 

⑥曲を聴いているとき

彼らの曲を聴いてると元気になれる。うれしくなる。時には悲しくなったり切なくなったりする。すきだなあって思う。やっぱり関ジャニ∞の楽曲が単純にだいすきだなあって思います。そしてそれを誰かに共有しなきゃ、これを広めなきゃ推しの仕事がなくなってしまうとかいう強迫観念に駆られなくていい。わたしがわたしの中で、彼らのことがすきだなあって思って、常識の範囲内の枚数でCDを購入すればそれでいい。自分の中で完結させてくれるのがうれしい。そしてこれは好きなひとに教えたいなあって思う曲だけをおすすめすればそれでいい。無理しないでいい。そう、無理しなくていいの、すごいことなのそれって。

 

と、まあ、関ジャニ∞さんにオタク活動の比重を傾けてからはほんとうに急に健康になりまして、夜もぐっすり眠れるようになって、しばらく悩まされていた原因不明の蕁麻疹も突然消えましたし、あとなんか貯金ができるようになった気がするし(気がするだけ)、目の前のその瞬間の現場だけでなく来年のドームツアーのことを考えて行動するようになったし、なにより自分でもびっくりなんですが、周囲にやさしくなったきがします。ていうかチケットぜんぜん取れないので、いろんなとこで徳を積むようになりました。結果としていろんなことが健康的になった!ほんとに!日々生きるのがたのしくなった!ほんとに!ほんとに!すごい!いままでどれだけ不健康だったんだろうって逆にびっくりするくらいに!!!

 

関ジャニ∞さんを見ているとほんと彼らって「アイドル」だなあって思う瞬間がたくさんあって、その「アイドル」らしさにやられては日々くらくらしてます。それがとてもたのしいです。彼らが各方面で全力で「アイドル」をしているなあって感じると、あああしたも仕事がんばろうって思うし、それだけで心が健康的になるっていうか元気になるし、前を向ける気がするし、ほんとに、生きる希望が湧いてくると言うか、毎日がとってもたのしくなるんですよね。たのしくなると、健康になるんですよね。それってやっぱ、すっごいことだなあっておもうんですよね…アイドルって、すっげえなあ~って、思うんですよね…。応援していて、日々たのしくて仕方ないんですよね、それって、ほんとにすっごいことだなあって…すごいのくりかえし…。関ジャニ∞さんは今年METOROCKというロックフェスに参加されたんですけど、その日わたしは所用で外出していて、彼らの出演時間には電車に乗ってたんです。それで、時計を見て、ああいまちょうど出番の時間だな、って思いながら電車の窓から空を眺めたときに、すっごい不思議な気持ちになったことをよく覚えています。いまこの瞬間に、この同じ空の下で彼らは歌ってるんだなあ、いまこの瞬間にも彼らは生きているのだなあ、と思ったときに、「今」を生きているアイドルを、こうやって、自分なりに無理のない程よい距離感で応援出来ること、その結果彼らに救われていること、そういうことについてのしあわせをゆっくり噛みしめました。なんかその日のことすごく覚えてます。そんな彼らのおかげで、怒涛だった2017年をなんとか生き延びられたんだよなあっていま一年間を振り返ってみれば、しみじみとそんなことを思います。二度の五大ドームツアーも、たくさんのテレビ番組も、シングル3枚にアルバム1枚のリリースも、各メンバーの単独のお仕事も、なにもかも、なにもかもがわたしを救ってくれました!わたしを健康にしてくれました。関ジャニ∞さんのことを好きでいられたから、2017年をこうして終えることができます。大げさとかではく、ほんとです。ほんとに!ほんっとにアイドルってすごいんだ。ステージの上できらきらしているアイドルって、ほんとに健康にいい。だいすき。だいすきです。

 

さいごに:無理矢理まとめる

距離が遠ければ遠い方がいいとか、推しと距離が近すぎるのは全部だめとか、繋がりオタク滅ぶべきとか、そういうことを言いたいわけではございません。ただわたしの場合、あまりにもギターの推しの存在が自分自身の生活圏を侵食していたため、その反動というかなんというかで、普通に生活していればアイドルとは直接かかわりを持てるわけもない超巨大ジャンル「ジャニーズ」へとズブズブハマったところがある、というお話でした。もしかしたら推しや自担との距離が遠いからこそ苦しんでいる人もいるでしょうし、もしかしたら自担とそういう距離感になってしまって苦しんでいる人もいるでしょう。いろんなオタクがこの世にはいることでしょう。そしてそれぞれ、推しや自担との距離について考えていることでしょう、と、勝手に推測。わたしの場合、推しとの距離がほんっとにわかんなくなってしまって、どれがわたし個人宛の本音で、どれがお客さんとしてのわたしへの建前なのか、そもそもわたしは客なのか?友達?都合のいい女?なんだろうな?そんなことを考えてしまったらもう最後、って感じでした。だからこそ「僕には妻がいます。それはファンです」とか言いきってしまうようなアイドルを好きになっていったのだろうなと自己分析をしています。あの発言、流行語大賞あげたい!

 

そして2017年が終わります。なんだか長いようであっという間な1年でした。2018年の目標としては「ギターを練習する」というものがあったりします。

なんか、バンドしてる関ジャニ∞さんを見ていたら、やっぱしギターやりたいなあ、わたしはギターがすきだなあと改めて思う瞬間が何度もあったので、やっぱし、せっかく始めたギターは辞めないでいたいなと思った次第です。初めて推しに教えてもらった曲である「BOY」も、また演奏したいです。へたくそなりに、ジャカジャカ弾き倒したいです。とりあえず新しいギター買いに行こ。

 

冒頭でも触れたとおり、2017年は振り返ってみれば自分にとってとんでもなく怒涛で、そして予想がつかず、ありとあらゆることが新鮮で、なによりあっという間の一年間だったな、と年の瀬のいま、振り返ってそう思います。けれども2017年に出会ったもの、感じたもの、すべてにきっと意味があったんだろうな~、と思えるような、そんな一年になりました。しんどいこともあったけれども、結果として出会えてよかったなと思うものがたくさんあります。オタクしててよかったなと思った瞬間がたくさんあります。だから、とりあえずは2017年、無事に終わってよかったな~~~と、のんきなことを言って、この一年を終わろうと思います。なんかね、毎年思うんですけど、なんやかんやでオタクしててよかったです。ことしもいろんなひとに出会えました。いろんなところへ行けました。ありがたや、ありがたや。

 

 

最後にメンヘラらしく推しへのメッセージを書き残して終わります~~~~!!!ほんとにほんとにほんっとにたのしい毎日をありがとうございました!!!たくさん迷惑かけてごめんね!!!たくさん気を遣ってくれてありがとうね!!!わたしは、あなたの演奏するギターがほんとにほんとにほんとにだいすきでした!!!言葉じゃ言い尽くせないくらいだいすきでした!!!いまも好きです!!!だいすきだよ!!!!健康に気をつけてこれからもあなたらしくがんばってね!!!!でもブローチよりCD売ったほうがいいとは思うよ!!!!!あなたがわたしの言葉を大事にしてくれていたように、わたしもあなたからもらった言葉を大事にして生きて行こうと思います。あなたのこれからの人生がしあわせで溢れますように!!!!!!!!!!!!

おぼんろ第15回本公演『キャガプシー』について

わたしは言葉の力を信じています。唐突な宗教感でごめん。

「ペンは剣よりも強し」という言葉がとても好きで、世界を動かすのは武力なんかより言葉の力だって思ってる。言葉の力は無限で、いくらでもどこまでも世界を作る力を秘めていると思ってる。だから言葉を紡ぐのが好きだし、誰かの紡いだ言葉を読むのがとてもすき。

けれどもそんなわたしが「おぼんろ」の公演を見て、思ったことが二つあった。

ひとつは「実のところ言葉とは有限である」ということ。そしてもうひとつが「しかし言葉とはやはり無限である」ということ。そんな感じのとりとめのない、おぼんろ第15回本公演『キャガプシー』感想です。どうぞ。

 

 

 

 

 

わたしにはオタクのお友達がありがたいことにたくさんいるんですけれども、そのうちのお一人が急に「末原さん」「おぼんろ」という聞き慣れない単語をTwitterで呟くようになったのがしばらく前からのこと。その都度気になってはいたのですがなかなかその世界に触れる機会がなく、こうして迎えた2017年秋。その友人とTwitterでリプライのやりとりをしている中で「週末おぼんろ行かない?チケットあるよ?」とお誘いをいただいたのが、すべてのきっかけでした。

「おぼんろ」。名前は知ってる。彼女が最近ハマってる劇団だ。そしていろいろお話を聞いていたので、今回の上演がテントで行われること、美術品をいろんな人から集めていること、なんてのは事前知識として知っていたので、その公演がすっごい気になっていたのもまた事実。だってテントでお芝居見るんでしょ?そんなんぜったいたのしいじゃん。

しかし彼女が提案してくれた日程ではすでに別の用事が入っていたため、わたしはTwitter上で彼女に「その日はごめん…でもおぼんろめちゃめちゃ気になるマンだからいつか行きたい!」とリプライを送り、謝罪したのでした。

 

ほんで翌日。仕事の昼休みにスマホを開いたら珍しく「引用RTが来ています」との通知がひとつ。なんだなんだ?と開けてみると、末原さんご本人様から「めちゃめちゃ気になるマンなら来るマンになるといいよ!」と引用RTが飛んできていたのでした。わ~~~~!!!主宰に見つかった~~~~!!!! ※現在そのツイートは削除されています。

あとから知ったのですがこの末原さんを始めおぼんろ関係者様はみなさんめちゃめちゃエゴサするマンでおなじみらしく、一言「おぼんろ」と発するものならいろんなところからRTが飛んできたりふぁぼられたりこのように引用RTで晒し上げ(笑)されるらしい。友人はもちろんそのことを知っていたためわたしが彼女宛てのリプライに「おぼんろ」という単語を入れた時点で彼女は「あっ、かんざきやっちまったな、これは見つかるわ」と同情してくれたらしいのだけど教えてくれんかったじゃん。後出しジャンケンじゃん。

そしてわたしはこういう、自分のところに客を呼び込むガッツがあるコンテンツにめっぽう弱いもんで、この状況がすごく面白くてなんかもう会社のデスクだったんですけどメッチャ笑ってしまって、彼女のお誘いと末原さんの引用RTのおかげで、もう、なんとしても行かねば!これはもうおぼんろ、行かねば!!!と決意し、その場で友人に連絡を取り無理を言って『キャガプシー』千秋楽のチケットを確保してもらったのでした。友人さまほんとうにありがとうございます。

 

てなわけでここまでが前書き。

 

 

 

 

『キャガプシー』は前述の通りテント公演。普段はなんにもない原っぱに、公演期間の約1週間だけテントを建ててそこでお芝居を上演するというもの。場所は葛西臨海公園の一角。みんな大好き東京ディズニーランドがある舞浜駅のお隣の駅です。元々いわゆるDオタで舞浜にはよく通っているオタクだったもんでやった~!かさりん~!近い行きやすい~!!!ってのもなんかうれしかった。自分のよく知っている土地に自分の全く知らないものが生まれる喜びとか高揚感とか、そういうものが行く前からありました。

千秋楽は日曜の夜。友人と駅で待ち合わせして、そこから公園の中をしばらく歩く。けっこう歩く。11月の夜、それなりに寒い。そしてなにより真っ暗である。街灯もぽつぽつと頼りない灯りをともしていて、代わりに右手に見える観覧車だけが煌々と輝いている光景がすでに「ふしぎ」な感じだった。知っている場所なのに、知らない場所みたいで。

そして道行く途中の街灯に縛りつけられているのは、「要らなくなったもの」で作られた人形たち。この「要らなくなったもの」というのは劇団側がお客さんたちに呼びかけ集めたものだそうで、服だったり布だったり、空のペットボトルだったり。そういうもので作られた人形が、公園の各所にぽつぽつと、いるんですよ。夜道にそれを見たせいもありそれがもうちょ~~~こわくて、なにこれ!こわい!なにこれこわい!!!って指さしながら笑って歩いていたんですけど、

 

帰り道にそれ見ながら泣きたくなるなんて思わないじゃん…?ほんとそういうとこだよ。

 

そしてそんな人形たちを横目にそのままずんずん進む。途中、道に迷いそうになりながらも進む。暗い道を進んで行って、うっすら夜の海が見えるところを右折すると、思わず、わあ、という声を上げてしまいました。

 

真っ暗だった道を抜けると急に現れる輝くテント。それは本当に「輝いている」という表現がぴったりでした。予想していたよりもはるかに大きくてしっかりしたつくりのテントには、きらきらと楽しそうな電球がたくさんぶら下がっていて夜の海沿いの公園によく映えていて、地面の芝の感覚とか、テントから流れ出てくる軽快な音楽とかそのすべてが、なんていうか「テント公演」していた。実は、なんていうほどのことでもないですがわたしは昔からこういう「テント」というものに憧れていて、おとぎ話や童話に出てくる「サーカスのテント」というものをいつか見てみたいと思っていた幼少期を過ごした経験がある身としては、あこがれの「テント」がいま目の前に存在していて、いまから自分はあの中でお芝居を見るのだ、と思ったらそれはもうどうしようもなく興奮した。メチャメチャ興奮した。「このテント見られただけでここに来てよかった」とその場で友人に告げました。そのくらい、幻想的で、美しいテントだった。きれいできれいで、きらきらしているテントだった。

 

そんでもってテントの入り口にふつうに役者さんはいるわふつうに座席案内してくれるわでびびりました。開演前なら写真も撮り放題だったらしく、あ~~~一眼持ってくればよかった!ってすごい思いました。衣装がほんと好みだったんすよ。和モノを着崩してたりリメイクしてるやつめっちゃすき。みんなかわいかった。

 

 

 

ここからやっと本編の話になります。ネタバレたくさん含みますのでご注意。

 

 

 

 

 

 

開演時間。いっぱいのお客さんで埋め尽くされたテントの真ん中。主宰の末原さんがふわりと衣装の裾をなびかせ言葉を発します。末原さんは真っ白な髪の毛にきれいなお着物を着ていらして、ほんとうになんていうか空想の世界の住人らしさ、みたいのが抜群に出ていてあと顔が綺麗だった。顔がメッチャ綺麗だった。顔が綺麗だった。この段階ではまだ末原さんは「末原さん」だったな、と今になって思います。役の衣装を着てはいたけれども、役ではなく、まだ「末原さん」だった。

開演前の諸注意。いろんなところ動き回るから自由に見てね、とか。あと役者さんの紹介とか(上演前に紹介するお芝居をあんま見たことなかったので新鮮でした)、そしてこの「物語」は、わたしたち観客も参加してこそ意味が生まれるものであるという説明とか。ここは確かに葛西で、けれどもお話が始まったらそこは葛西ではない場所になるかもしれない。物語の中では森の中だって、深い海の底にだって行ける。そして行くのはわたしたち自身だ、みたいな、話。

そこから「想像力の練習」みたいなのをするためにみんなで目を瞑って末原さんの声に耳を傾ける時間があったんですけど、それがとても不思議だった。末原さんの「想像してください」という言葉でいっせいにみんなが目を閉じる。瞑想、とはまた違うのかもしれないけれど、わたしはその時間になんだか自分が深い深い地の底、穴の底、なんていうんだろう、とにかく下へ下へと落ちていく感覚がとてもして、末原さんの声に合わせてエレベーターに乗っているみたいに、地上から自分の心がどんどん地球側に降りていく、みたいな感覚を覚えて、そんなことは初めてだったので、すごくこわくてでもたのしかったです。あれなんだったんだろう。初めての感覚でした。そして末原さんの言葉に合わせて森の中に自分を置いてみると、森の向こうに開けたところがあって、そこを抜けると草原、だったんですよ。そしたら末原さんもおんなじこと言ってて、ああ!そう!そうなんすよ!草原あるよな!!!わかる!!!!ってなった。ようわからんなこの話。とにかく、この「想像力の練習」の時間で、なんだか頭がぼおっとしたまま、公演が始まったんで、すごく、すごくなんだろう、いままでにない気持ちでお芝居を観ることになりました。たぶん「観る」ではなかったんだろうなと今になっては思う。「観る」んじゃなくて「居る」ことが大切だったんだろうな、そのための時間だったんだろうなあと。

 

 

そして、末原さん(ここもまだギリ末原さんのように感じた。あるいは語り部、けれどもその語り部も限りなく末原さんに近い語り部。)が取り出した一冊の本から、『キャガプシー』が始まるのです。

 

 

 

とある世界。人間が罪を犯すのは人間のせいではなく人間の中に「ケガレ」が入り込んでしまうからだと考えられていたとある世界。そんな人間の「ケガレ」を浄化する方法、それが人間の体の一部を詰めて「キャガプシー」という人形を作り、その人形を破壊すること。しかしこの人形は人形によってしか壊されない。キャガプシーをキャガプシーが壊すことで初めて人間の「ケガレ」を浄化することが出来る。こんなキャガプシー同士の壊し合いは海辺でひっそりと行われていたはずでしたが、それを見世物としてテントを開いた男がひとり。それが今回の登場人物、「ネズミ」。

 

ネズミは人形師の「ツミ」と一緒に生活をし、ツミが作った人形にネズミが色を付け、そしてその人形たちをテントで戦わせます。しかしいつも勝つのは、10年間無敗を誇る最強のキャガプシー「トラワレ」。そして登場人物がもう一人。ツミが作ったキャガプシー、「ウナサレ」。この4人が、たった4人が、物語を動かしていきます。

 

 

 

 

わたしは正直ずっと心が痛いと感じていた。みんなが痛くて痛くくてしかたない物語だと思った。みんなそれぞれずっと泣いていると、そう思った。10年前にツミのお父さんを殺してしまい、ツミの目を潰してしまったネズミ。そんなネズミが父の敵だとは知らず、むしろ父を殺した暴漢から自分を守ってくれた恩人だと信じているツミ。10年前に亡くなったツミの父親が最後に作ったキャガプシーであるトラワレは同志とも言えるキャガプシーを壊し続けることに疲れ、決して他のキャガプシーと話をしたり交流を持つことがなかった。みんな泣いていると思った。それぞれがそれぞれ、ずっと泣いてきたんじゃないかなと思った。

 

そんなときに「ウナサレ」というキャガプシーが現れた。否、正確には「作り出された」。ネズミが町のテレビジョン放送の契約を持って来たことで、トラワレと新米キャガプシーを戦わせる見世物を全国放送する運びになったからだ。そのためにウナサレは、急ピッチで作られた。完成を急ぐあまり、ネズミの髪の毛も入り混じって作られた。そのウナサレは、できそこないだった。できそこないだったけれど、よく笑うキャガプシーだった。

わたしは、このウナサレこそいちばん泣いていると感じた。ニコニコニコニコ、いつも天使みたいに笑う彼の言葉に、表情に、いつも涙が浮かんでいるように聞こえた。直感としてなんでかはわからなかったけれど、こうして振り返って考えてみると、「ウナサレ」は「ネズミ」だったからじゃないかな、と思う。

 

ウナサレが作り出されるとき、ツミは始め、材料が足りないと言った。けれども材料集めを待っていてはテレビジョンの放送に間に合わないと焦ったネズミは、ツミの目が見えないことをいいことに、そのへんにあった適当な布とかを集めて、ほらこれが材料だ、とツミに渡す。そのときに偶然、ネズミの髪の毛が絡まって抜けてしまい、彼の髪の毛、つまり体の一部分がウナサレの体に詰め込まれてしまっている。だから物理的に「ウナサレ」は「ネズミ」だ。キャガプシーの核とも言える「誰かの体の一部分」が「ネズミの一部分」でできているのだから。

ウナサレは怖い夢を見る。人がたくさん、自分をにらんでいる夢。真っ暗で、嫌な音がして、自分が泣いている声もする。そんな怖い夢を見たと語るウナサレにネズミは言う。「それは俺の夢だ」と。ネズミの体の一部が入ってしまったから、ふたりは同じ夢を見るようになる。相手の考えていることがなんとなくわかるようになる。ウナサレはネズミの一部分だった。けれどウナサレはウナサレだった。

 

けれどどんなに内側で泣いていても、どんなに怖い夢を見ても、ウナサレはいつもニコニコしていて、それが周囲のみんなに少なからず影響を与えていく様子が、とてもやさしくてあったかかった。壊していくキャガプシーをなるべく知りたくない、といままでほかのキャガプシーと交流を持たなかったトラワレですら、明るく笑顔のウナサレのペースに巻き込まれていく。ツミも自身のつくったウナサレのやさしさ、あたたかさに魅かれて笑顔を見せるようになる。そのやさしさが、じわじわとテント内に広がっていくのが見ていてこっちも暖かくなった。けれどもウナサレは「トラワレと戦わせるために作られた。いずれはトラワレと決闘させられる」という事実を誰もが知っていたから、ウナサレが笑えば笑うほど、切なくてまた胸が痛んだ。そういう空間だった。

 

「ウナサレ」は「ネズミ」の一部だった。けれど最後、壊れる直前、息も絶え絶えの中、ウナサレはネズミに微笑みながら「僕はネズミの本当の部分だ」と言う。世界は綺麗だと説き、兄と慕うトラワレを好きだとまっすぐに伝え、常に笑みを絶やさず、やさしさと愛をめいいっぱい振りまいて、そして「キャガプシーでも変わることができる」と信じ続けたウナサレ自身が、自分はネズミである、ネズミのほんとうの部分である、と言いながら、大切なお守りのお人形を渡すラストシーンに、涙が止まらなかったのを覚えています。わたしは、ウナサレがずっと泣いているように、ずっとずっと痛がっているように見えた。それはきっと、ウナサレ自身のかなしみ、つらさ、それだけじゃなくて、ウナサレがネズミのそういうものも映していたからだと思う。それがここで伝わってくると同時に、そしていつも笑顔だったウナサレが、自分がネズミの本当の部分だと語る場面が、それを聞いているネズミの顔が、いまでも忘れられない。もう泣かなくていいよと言われたネズミの、10年間の彼の想いを考えたら、今でも涙がほろほろ出てくる。痛くて、けれども途方もなくやさしくて、いとしくて。

 

ネズミもまたキャガプシーだった。キャガプシーの彼がキャガプシーの見世物にこだわるのは、こんな馬鹿げた慣習をやめさせたいからだった。テレビジョンの生放送という大きな媒体を通して、世界中の人間たちに「本当に穢れているのはお前たちだ」と伝えたかったからだった。そのネタばらしをするときの悲痛な叫びが耳にこびりついている。痛くて痛くて、心臓がぎゅうとなる叫び、ネズミのほんとうの気持ち。そんな思いがあるからと言って、人を傷つけたり殺してしまったり、騙したりということが認められるわけではない、ないけれど、ネズミなりの正義と、ネズミの望みが吐露される最後の決闘の場面が、わたしはほんとうに好きでした。

 

だからこそ最後に、あれだけの愛をたっぷりと振りまいてやさしく微笑んでいたウナサレ本人に「僕はネズミの本当の部分だよ」と言いきってもらえたネズミは、ある意味で救われたんだと思う。同時にあの言葉は呪いだったのかもしれないけれど、わたしはあれがネズミにとっての救いだったと思っています。10年間、ひたすら必死に、自分自身の衝動と戦い、地道に、あるいは姑息に、積み上げてきたまっ黒な生活。そんな生活にピリオドを打つために作り出された、作り出したウナサレという存在に、自分も知らなかった、もしくは目を逸らしていた本当の自分、というものを見せてもらえたネズミは、きっとしあわせだったとおもうし、これからしあわせになれるとおもう。なってほしいと思う。そしてネズミがあれだけウナサレにイライラして当たり散らしていたのも、心のどこかで自分自身と似通っているものがあると気づいていたからなんじゃないかなっていうのも思います。自分と似ている、あるいは自分そのものであるということがわかっているからこそ、ウナサレの笑顔が眩しくてつらい。見ていられない。当たり散らして、怒鳴り散らしてしまう。ウナサレっていう存在は、周りの3人にそれぞれ違った影響を与えていたと思うんだけれど、ネズミにとってのウナサレは、理想の自分、あこがれの自分を映す鏡のような存在であったのだと思います。

 

それからもうひとつ、ウナサレがネズミを映していたと思う理由があって。それが「色」でした。目の見えないツミがネズミに「色は心」と語り掛ける場面が一度あります。そのときネズミはぶっきらぼうに「色なんて適当に塗ってるよ」と答えるけれども、たぶんウナサレがあんなにやさしい子になったのは、ネズミが塗ってあげた色のおかげなのかもしれない、と。10年間、ずっとツミがキャガプシーの形を作り、ネズミが色を塗る、という方法をとってきたわけだけれど、その間にどんな人形たちが生まれて壊されていったのかわたしにはわからない。けれどもしかしたらみんな、ネズミの塗った色のおかげでほんの少しやさしい子だったり、ほんの少しまっすぐな子だったりしたのかもしれない。わからないけれど、ウナサレを見ていたらそんな風に思ってもいいのかもなって思ってしまった。ウナサレがあんな「心」を持つことができたのは、もちろんトラワレとの出会いがあったことも大きな要因だろうけれど、その中にネズミがつけた色も影響していてくれたらうれしいなあと。

 

ラストシーン、ネズミは自身が使っている作業場(おそらくあそこは以前はツミの父親の作業場だったんだろうな)に行き、ペンキを取り出す。そのペンキは真っ青で、それは以前ツミが「わたしは水色が好き、水色は幸せの色」と語っていた色を彷彿とさせる色だった。そのペンキを、ネズミは顔の右半分に塗りたくっていく。自身を水色に染めていく。だからネズミはこの先しあわせにならなきゃいけないと強く思った。そして顔の右半分だけにペンキを塗ったのは、左頬には十字の傷があるからだろうか、とも。十字の傷は目の見えないツミがネズミの顔を認識する唯一の手がかりだと思う。それがたとえ父親の敵の手がかりだとしても、ネズミは敢えてその傷を水色で潰さなかったんだとわたしは思う。だからここからネズミは、自身の犯した「罪」を自分自身で背負う覚悟があるんじゃないかなって。もうネズミにキャガプシーは必要ない。自分の意思で生きていけると思う。そうであってほしいと思う。だからこその水色だったんだと思う。そう信じたい。

 

結論、ネズミがめっちゃすきでした。

 

 

 

テントで10年間負け知らずのトラワレもまた、ウナサレとの出会いで変わっていく。まっすぐな一本の剣みたいだった彼が、たまにふにゃんとする瞬間がたまらなく好きでした。人間らしい(人間ではないのだけど)顔でウナサレと接するとき、トラワレもまた救われていたのだと思う。そして、いつかここから出ようというネズミの言葉もまた、10年という長い間、彼を支えていたのは事実なのだと思う。

 

個人的にはトラワレとツミの関係性がとても好きで、父親が作った超えるべき存在のトラワレと、そんなトラワレに自身の作るキャガプシーがことごとく壊されていくツミ、という、愛憎?交わるふたりの絶妙な距離感が好きだった。立場的には人形師と人形なのだから、ツミのほうが上なんだろうけど、けれどもツミはトラワレを作ったわけではないから直接的の勝者ではない。むしろ自分自身の作品は、毎回毎回父の作ったキャガプシーであるトラワレに壊されているわけだから、結果としては敗者である。でもトラワレはツミ自身に危害を加えるわけでもない。ていうか10年間一度もツミに話しかけなかった。関わろうとしなかった。そういう距離感の二人が好きだった。

 

ていうかツミはちょっとずるいなあ人間だなあって思うことが何度かあった。登場人物内、唯一の人間。キャガプシーを作り出す人形師。立場としては上のはずだけれどツミはいつも被害者だった。でも、やっぱり人間だった。棒を取り出して自分自身を破壊しようとするトラワレを止めるときも、アンタを自分の作ったキャガプシーで倒したいからやめて、と言う。トラワレを気遣ってというよりかは、自分の目的と欲求のためにトラワレに語り掛けているように見えて、そういうところ、とても人間臭くて人間らしかった。キャガプシーを止めるコントローラーを使ったのも、ツミとネズミのふたりだったけれど、ラストはネズミの持っているコントローラーが使えなくなって、けっきょく、最後までキャガプシーを支配できていたのはツミだけということになる。それはきっとツミだけが純粋に人間だったからなんじゃないかなって。最後の、トラワレとウナサレの決闘から、ネズミの告白、そしてラストシーンに至るまでの流れ。ツミは、ツミだけがテントに立つのではなく、テントから伸びる階段の上に腰かけて3人のことを見ていた。それは、テント内で戦うのはあくまでキャガプシーだけで、人間のツミは上からそれを見る傍観者であることの象徴のようで、その場面の目線の高さの違いが、彼ら4人の立場の違いを表しているようでとても印象的だった。

 

けれどもツミもまた泣いていた。いつも不幸で泣いていた。だからこそラストの、ネズミが水色に染まって、ツミに世界の美しさを教える場面が、際立って美しく見えたのだと思うのだけれど。

 

 

 

 

さて話題はようやく冒頭の「実のところ言葉とは有限である」「しかし言葉とはやはり無限である」に移ります。これは、というかここまでも、ですけど、完全に自分の中の持論でしかないので、どうか自由に読んでください。

 

 

「言葉は有限だ」。そう感じたのは、今回の公演の主役は、ウナサレでもなくネズミでもなく「テントそのもの」であると感じたからだ。葛西臨海公園に一週間というほんのわずかな期間だけ建てられたテント。廃材や捨てられるはずだったもので装飾されたテント。そのテントは、この公演中「どこへでも行けた」のだと思う。不思議な感覚で、あのテントは上演中、きっと葛西臨海公園じゃない場所にいた。けれどもたしかに葛西臨海公園にいた。でも違う場所に行くことが出来た。空気も匂いも、あれは『キャガプシー』の世界だったから。ふしぎだった。ほんとに不思議な感覚だったんです。

これは想像だけれど、たとえば普通に普通の屋根と壁があるいつもどおりの劇場でこれが上演されていたとしたら、きっと劇中でいくら「ここはテントです」と言われてもここまでの感覚は味わえなかった気がする。だってわたしは本当にテントの中にいた。着込まないと少し肌寒く感じる11月の夜。地面に敷かれたシートの下から伝わってくる大地の温度とか、時折強く吹く風によって揺れる布たち。クライマックスシーンの、キャガプシーたちによって叩かれるテントの壁。こわいくらいに揺れる壁。それによって生まれる音。大きく力強く、トラワレの背を押す音。リフレインするウナサレの約束。そして最後の最後、ウナサレを抱き起こし静かにテントの外へと向かうトラワレ。彼らの眼前に広がる「外の世界」を一緒に共有できるよろこび。

そういうのを、知ってしまった。言葉だけではきっと伝えきれなかった、温度とか、香りとか、そういうものを、誰も、なんにも言わなかったのに、みんなで共有できてしまった。言葉ではできなかったことを「テント」という存在が成し遂げてしまった。言葉の信者としてはちょっと悔しかったんだけど、でも、これはもう、敵わないと思った。最後のシーン、トラワレがウナサレと共に外へと向かっていくあの背中と、あの空気。空気の硬さというか、質感というか、それはぜったいテント公演じゃないと味わえなかったものだったと思う。冷たい風が吹く海沿いの森へと歩き出すふたりが、はっきりと見えて、それを自分の目で見ることが出来て、わたしはうれしかったです。言い方ちょっと変かもだけど、あの瞬間は言葉の敗北がうれしかった。

 

ウナサレは、トラワレは、言う。沈黙こそが雄弁であると。テントはずっと沈黙していた。何も語らなかった。けれど彼こそ、きっと誰よりも雄弁であった。

 

 

 

けれどもわたしはやはり思うのです、「言葉は無限だ」と。

 

トラワレは語る。世界は美しいと。ウナサレが作られたとき、彼はこの世界は真っ暗だと言って泣いた。泣き叫んで暴れた。そんな彼をトラワレの言葉が止めた。

目の見えないツミはネズミに問う。世界はどんな景色かしら。どんな色をしているのかしら。きっと10年間幾度となく繰り返されてきたやりとり。

ウナサレはツミへ語る。世界って本当は綺麗なのだと。とてもきれいな色をしているのだと。

ネズミはひとり、呟く。本当は世界って、とてもきれいなのだと。

わたしはこの、トラワレからウナサレへ、ウナサレからツミへ、そしてまたネズミからツミへ、と、彼らがそれぞれ、それぞれの言葉で「世界の美しさ」を伝え紡いでいくのが、とても好きでした。

 

風の色を語り、星空の踊りを語り、森の輝きを語る。その「語られる言葉たち」はどれも煌めいていて、眩しくて、この世界の美しさをこれでもかと表現している。本当は怖く見える世界も、そんなことはなくて綺麗で美しくて、触れてみたいと思わせる「力」が「言葉」にはあると、思わせる場面で。

 

誰かの言葉に感動したとき、心が動いたとき、きっとその人の中にその言葉はいつまでも生き続けるのだと思う。ウナサレはトラワレが世界の美しさを語ってくれたことをずっと大切にしていて「耳を金庫のようにして、あの言葉を厳重に厳重に保管し続けている」と語っている。そうして自分の中で大切に大切にとっておく言葉というのは不思議なもので、いつか誰かに分けてあげたくなったりする。伝え紡いでいきたくなったりする。それが言葉の持つ無限の力であると感じた。トラワレの「言葉」で世界が美しいと知ったウナサレは、今度はその「言葉」をツミに分けてあげる。そうやって繋がっていく。繋がった先で、また新しい世界が広がる。たしかにもうツミの目は見えていないけれど、美しい言葉によって彼女の世界は広がる。言葉で広がっていく。言葉だからこそ無限だ。無限に広げられる。

 

ネズミはどうだったんだろうな、とふと思う。ネズミはずっと、おそらく10年間ずっと、世界は灰色だ、ちっとも綺麗なんかじゃないとツミに伝え続けていた。けれども水色のペンキを浴びながら、彼は「風は水色だ」と語り始める。ツミにとっての幸せの色、水色であると。10年間、ずっとどんな思いで灰色の世界を伝え続けてきたのだろう。きっとネズミにはずっと灰色に世界が見えたのだろう。けれど彼もまた、世界が美しいと「言葉」にすることができた。その瞬間から彼の世界は色づき始める。言霊、って言葉があるけれど、そういうことなんだろうと思うんですよなんか。なんか。うん。

 

彼らが綺麗な世界を語るとき、彼らの世界は綺麗になっていた。だからわたしは言葉が好きです。言葉が息づいている世界が好きです。

 

 

 

 

帰り道、なんかよくわからんきもちになって、よくわからん話をしてしまった気がする。出演者さんともご挨拶させていただいたり、たくさんのスタッフさんがせわしなく片づけの準備をしているのを見ていたら、なんだか突然さみしくなって、あしたにはこの素晴らしいテントもなくなってしまうのかと思ったら切なくなって、でもだからこそこの世界は美しいんだろうな~、綺麗なんだろうな~、などと、急に心の内でポエムを詠んだりしました。キャガプシーという存在が「壊されるために作られる」という矛盾しているような人形であるように、テントもまた「解体するために建てられる」みたいな…でも人生ってきっとそんなもんなんだろうな、って、いう、ポエムも。

終演後、主宰である末原さんが、独特の語り口でお気持ちをぽろぽろと語っていらして、その熱と、勢いにやられて、なんだか引っ込んでいた涙がまたはらはらと溢れてきたのを覚えています。『キャガプシー』という作品は後世に伝えられていくべき作品だと思うとおっしゃっていたのだけれど、そうなったら素敵だなあとぼんやり思った。きっと世界のどこにでも、このテントは存在できると思ったから。そうして、ずっとずっと語り継いでいかれる「物語」になったらいいなあと思った。そんで、おばあちゃんになったら孫に自慢すんの。ばあちゃんこの舞台の初演に参加してたんだよって。

 

 

帰り道は、街灯にくくりつけられているお人形、いえ、「キャガプシー」と目を合わせられなかった。彼らにそれぞれ、どんな物語があって、どんな終わりを迎えたのかわたしには知る由もない。けれどテントの壁を彼らが叩いてくれたことは、わたし知っている。そういう「物語」をポケットに入れて、あしたも生きて行くんだなあって、やっぱり輝く観覧車を見ながら思ったりしたのでした。

 

 

 

決して「非現実的」ではなかった。むしろ「現実に息づいている世界」だった。だから痛かったんだと思う。泣きたくなったんだと思う。けれどもだからこそ、底深くに根付いているあったかいものを掬い出すことができるような、そんな空間だったのだと思う。わたしがこうして家のコタツでだらだらと感想やらを書き連ねている間も「物語」は続いていくのでしょう。そんな世界を提供してくれたおぼんろに、『キャガプシー』に出会えてよかったなあと思ってます。コタツの中から。勧めてくれた友人にも、引用RTかましてきた末原さんにも、心から感謝しております。コタツの中から。ありがとうございました。素晴らしい空間でした。決して忘れられない体験になりました。生き証人になれました。

 

 

 

そしていつかまたあのテントに帰れることを願って。

インターネットのおかげで田口淳之介さんに出会えた話

2017年9月24日。池袋にあるサンシャインシティ池袋の噴水広場にてわたしは田口淳之介さんと握手をしていました。まったくもってなにもかもが想定外で予想外だった握手会、そこに至るまでの経緯がおもしろかったのとそして実際現場に足を運んでみて思うところがあったりなかったりしたのでまとめておこうと思います。例によって主観だらけなので適当に読み流してくださいませ。

とりあえず見てほら!田口淳之介さんこんなにかわいい!かっこいい!すごい!!!!

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●第一章:お題箱様
最近Twitterのタイムラインではやっている「お題箱」というサービス。これは匿名で相手にその名の通り「お題」=リクエストや、使い方によっては質問や相談などを送れる、というサービスで、わたしの周辺のフォロワーさん方は主に「匿名でいいのでなにか質問や話題をください」といったように使っていたので、おもしろそう、と思ってわたしもマイお題箱を設置しました。余談ですがこのお題箱、かつてブームを巻き起こした「ask」というサービスとほぼ同じだと思っているのですけど、歴史って繰り返すんですね…(?)。
さてそんなわたしのお題箱にある日、こんな投稿が舞い込みます。

 

田口淳之介くん(インスタやってます)が最近おでこを出してるのですが、いかがですか?私はおでこを出して無い方が好きなんですが。


はて…?
今でもこの投稿を送ってきてくれた方がどなたなのかはわかってません。匿名が前提のサービスだから知りようがないし、知ろうとも思ってはいないんですけど、このときどうして急にわたしに「田口淳之介さん」という方をおすすめしようとしたのかは、ちょっと気になっている。なぜ急にそこのチョイス…とはめっちゃ引っかかりました。
一方、文面の中にある「おでこ」とはわたしが愛してやまない体の一部分でございまして、古今東西ありとあらゆる「良いおでこ」を求めて日々旅をしているもんなので、おそらくご質問者様もそのことをご理解いただいた上で、田口さんのおでこをおすすめいただいたのだと思います。そのお心遣い?というか、新しいジャンルを提示いただいたことがうれしくて、やったー!おでこ情報手に入った~!って喜びました。

ちなみに、この時点での田口淳之介さんについてのわたしの知識と言うのはこんなもんです。
・元KAT-TUNのメンバーのお方。
・入口出口田口
・笑顔がかわいい
・リーガルハイの蘭丸ちゃん!
・音楽番組で脱退を発表して事務所も退社している…はず…?(脱退発表した時の番組は見ていたのでよく覚えていたけれどそのあとの情報は追っていなかったので正確な時期などを知らない)

こんなもんです。こんなもんですとも。世間知らずと笑ってやってください。こんなもんです。そもそも自分はジャニーズさんというジャンルをまったく通らず大人になってしまっているのでジャニーズさん全般に超疎いです。KAT-TUNさんについては周囲にガチのオタクが結構いたので、お話をちらちら小耳に挟む…くらいでした。
なのでこの情報に「良いおでこを持っている」「インスタをやっている」という新情報が加えられたわけです。

そしたらとりあえず、インスタにおでこ見に行くしかないじゃん!?


●第二章:インスタとTwitter
田口さんのインスタは秒で見つかりました。「田口淳之介」で検索したらぱっと一番上に出てきて、でもわたしの中ではやっぱりどうも自分の知ってる田口さんとインスタというツールが結びつかなくて、ほ、本物なのかい…?とか無駄に猜疑心持ちながらページを開いた。

そしたら、ほんとに、おでこだらけ、だった…!

ぴしっと決めた前髪はきれいに持ち上げられ固められ、露わになるおでこ。形が良い!わたしはおでこを中心として眉毛と顔の大きさや長さなどのバランスを見るのがすきなんですけど、田口さんのおでこはそのバランス云々よりたんじゅんに「おでこそのもの」が美しいので芸術点加算!!!ってかんじでした。すごい、ほんとにお題箱の通りおでこだらけだ…でもおでこもすてきだけど普通に前髪あってもかっこええやん…なんなん…(顔が良すぎる男性に対して現れる謎のキレ)。インスタ映えとかいう言葉がさいきん流行ってるらしいけどこの人なんてもう存在がインスタ映えやん…。

というわけでこの感想をお題箱に寄せられた質問の返信として、そのままTwitterに投稿しました。

 


そしたらこれがね、地味にリツイートされたのです。気づいたら予想外にじわじわ広まってて、ちょっとびっくりした。
えっどこから見つけたんだ!?もしかして推しの名前でパブサ(=気になるワードで検索をかけてみること)してるひとたちに見つかってしまったか!?見当はずれなこと言ってんじゃねーよニワカが!顔ファンなんていらねーんだよ!とか怒られてたらどうしよう!と、ちょっと不安になり(笑)、おそるおそるリツイート先のツイートをちらちら覗き見させていたくと、目にしたのはどれも肯定的なお言葉で。だけでなく、ぜひCDも聴いてほしい!リリイベにも来てほしい!みたいなツイートもあったりして。
わ~!すごい!すごいな!なんか、すごいうれしかったし、なんか、わくわくした。自分がそういうオタクだから余計に、ってとこもあるんですが、わたしは自分のすきなジャンルやすきなもの、作品を所かまわずプッシュするオタクがけっこう好きで、そういう人たちに「これいいよ!!!」って勧められると軽率に「え~!じゃあ買っちゃう!」って手を出してしまうんで、こういうふうにツイートを探してるんだ!とか、そもそもお題箱への投稿からして、隙あらば田口さんのPRをしてやろうという心意気みたいなのがめっちゃすき…ってなってしまって、この一件で、急に「田口淳之介さん」が気になってしまったのです。

 

●第三章:池袋サンシャインシティ噴水広場
さて、すっかり田口淳之介さんが気になってしまったわたしはとりあえず彼のインスタをフォローして、次にこんなことをしました。

田口淳之介 リリイベ 検索」

たこれもインスタと同じような現象で「田口淳之介さん」という言葉と「リリイベ」という言葉が結びつかなさすぎてやっぱり疑心暗鬼だったんですけど、グーグル先生に聞いたらそこは一発解決、その通り!もうすぐリリイベがあるよ!と教えてもらえた。
アルバムの発売を記念しての、トークイベント&握手会。あ、握手会もあるんか!!!すげえな!!!そしてわたしはさらにびっくりすることになります。
そう、その会場が、東京は池袋、サンシャインシティの噴水広場だったんですよね。うそやん…って思わず口に出ました。

池袋サンシャインシティといえば、池袋駅から徒歩数分。大型のショッピングモールでナンジャタウンがあったりJ-WORLDがあったりプラネタリウムがあったり屋上には水族館があったり、一日では遊びきれないほどいろんな施設がある、魅力てんこ盛りなスポットです。そしてそこにある噴水広場、そこはいわゆる「アイドルの聖地」「リリイベの聖地」でございます。なんでそう言われるようになったのか明確な理由を知らないんですけど単純にあのステージってほんともう毎週、毎日のようにアイドルやアーティスト、声優さんなどが歌ったり踊ったりトークをしたりして観覧無料のミニイベントを行っているイメージがありまして。
なにを隠そうわたくしが応援している「PrizmaX」というダンスボーカルグループ(突然のステマ!)も年に1、2回はそのステージに立っていて、ていうか数週間前にそこで歌って踊ってハイタッチ会してたくらいにタイムリーな話題で、つまりは自分にとってはメチャメチャに「お馴染みの」場所だったので、そんなところに、田口さんがやってくる、と知り、ええっ!あの、あそこに、来るんか!?!?!?って、めっちゃ、びっくりして、とにかくびっくりした。うまく言えないんですけど、現実と夢が交差してるイメージだった…現実が噴水広場で、夢が田口さん、的な…(笑)。これがたぶん、ぜんぜん行ったことのない会場だったら足は向かなかったかもしれない。けれど場所は勝手知ったる池袋サンシャインシティ

そしてわたしは軽率に決めました。
「よっしゃ!行くで~!!!」

 

●第四章:枯れるとか枯れないとか
2017年9月24日。勢いよく寝坊しました。やっちまった。当日はひとりではなく、Twitterでちらりと「田口さん池袋に来るの!?」と呟いたところ同じく軽率な友人が釣れたので池袋駅にてふたりで待ち合わせ。遅刻してってごめんね。
イベントは14時からトークイベント、その後にCD購入者へ向け握手会。トークイベントの観覧エリアは優先エリアと一般エリアに分かれており、優先エリアへの入場整理券は朝から配布。ただしそれも抽選券なので全員が入れるとは限らない、とのこと。わたしはもうほんと、ちらっと様子を見られればそれでいいやと思っていたので、優先エリアはもともと狙わず、CDもきっと売り切れて買えないだろうな~と思っていたので、ほんともう14時ちょうどくらいに行くイメージで…ゆとりで行こう…と思っており、ただ友人とごはんは食べたかったので、12時前には一度サンシャインシティに到着している、という状態でした。

サンシャインに着いた時点で、ごはんを食べる前にちょっと会場の様子を覗いてみよ、と思ってふらりと噴水広場へ。そしたら、CD、売ってた。
思わず友人と声をそろえて「枯れてない!!!!!!」って叫んだんですけど(笑)、ほんと、これは予想外だった。さすがにもちろん優先エリアの優先券はとっくに配布終了していたんですけど、購入すると握手券がついてくるCDは、枯れてなかった。そもそも購入制限もなかった。てっきり1会計に2枚とかまでしか買えなくて、それを買うためにめっちゃ並んで…みたいなのを想像していたので、新星堂の店員のおっちゃんに「買ってく!?」みたいに声かけられたときはびびりました。あと新星堂のおっちゃん、いつものおっちゃんでちょっと安心した。ちょっと最近別の現場でCDが次々と枯れる現象と戦ってたもんで、まああっちの現場はそもそも入荷数が少なかったことが原因なんですけども、だからなんていうか、CDが手に入る環境!てのがすごいオアシスのように感じて、新星堂のおっちゃん~!!!って謎にテンション上がってしまいました。

そしてわたしはなぜか一度オムライス屋さんに入りオムライスを注文した後に店を飛び出し財布を握りしめてCDを購入してまた店へ戻りオムライスを食べるという自分でも意味不明な行動をしました。

 

●第五章:高いし長いし
オムライスを食べケーキを食べスタバのほうじ茶フラペチーノを飲み…リリイベ前とは思えないカロリー摂取量を堪能しつつそういや特典券もらってないぞ!?ときづいてCDを確認したところ、どうやらパッケージの中に特典券=握手券が入っているとの記述が。これも普段の現場とは違うスタンスで、金がかかっている…と感動しました。

比較してみるとこんなかんじ。

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いつもの特典券がぺらっぺらなコピー紙を一生懸命ハサミで切ったものの一方で、田口さんの握手券はしっかりばっちりな素材でできてて、たぶん雨の日でも防水できそうな素材だった。金が!かかってる!!!

なんて感動しているうちにイベント15分前に。会場へ移動します。

噴水広場周辺に行ってみるとすでに優先エリアの中へもお客さんを誘導し終え、ステージ上には椅子や机などセットがされている状態。そして集客もばっちりで、正直12時ごろに様子見したときはまだステージ横や3階あたりは最前も空いていた状態でしたが、そのあたりももう何列も人が集まっていて、この現場の人たちはスロースターターなのかな~、と思ったりしました。あとあれかな、人が人を呼ぶタイプ。これは後述。

司会のお姉さんが登場し、イベントの注意事項をひとつひとつ説明していきます。このときの「いいから早く田口を出せ…」という会場のオーラが強すぎて笑ってしまいましたが注意事項は大切。

お姉さん「そして最後には撮影コーナーもあるので…」
わたし「聞いてない!!!一眼持ってくればよかった!!!!!!」

お姉さんの丁寧な注意事項の説明が終わり、なぜか声出しの練習を2度行い(このあと声出しをするタイミングは一切なかった)、そしていよいよご本人様を呼び込みます!という流れに。この時点で時刻は14時ちょっと過ぎ。お姉さんが出てきた時間がぴったり14時ごろだったので、ほぼオンタイムです。
さあいよいよ田口淳之介さんのご登場です、どうぞ~~~!!!という紹介とともに会場に流れる田口さんの新曲。そして観客の悲鳴。
現れた田口淳之介さんは、本物でした。いやちょっと疑ってたん…自分の目で見るまで信じられなかったん…。そしてわたしと友人はほぼ同時に叫びます。

「足、なっっっが!!!!!!!!」

 

●第六章:ほほえみの貴公子
これまでのあらすじ:田口淳之介さんの足がめちゃ長い。

 

田口さんがいかにかっこいいかとかいかに足が長いかとかいかに笑顔がすてきだとかはもうわたしの拙い語彙では全く表現しきれないので割愛するんですけれども、彼が登場して、イスに座って足を組むまで観客からの悲鳴が止まなかったですよ、と書けば、そのかっこよさ、美しさが伝わるかなあと思いつつ、書きます。ずっとどっかから悲鳴のような歓声が上がってた。わかるそして田口さんは椅子に座って足を組んだだけで沸く会場を見て笑っていらした。すごい、ほんとうにここに存在している…。
田口さんのフリートークというものを今まであんまり聞いたことがなかったんだなあという今更の気づきで、トークイベント自体はとても新鮮な気持ちで楽しませていただきました。新曲の話や、MV撮影の話。FCや誕生日イベントの話とか、プレゼント抽選会なんかもあって、そして撮影タイムもあって。これ無料でええんか…ってびっくりした。駆け足の印象はありましたが、盛りだくさんの、すごいイベントだった。

印象的だったのはやはり、田口さんがイベントの構成というか成り立ちをしっかりと把握してくださっていたという点で、優先エリアに入っている人は朝早くから並んで整理券をゲットした人だとか、朝早く並んでも抽選に漏れてしまった人もたくさんいただとか、プレゼント抽選は優先エリア内だけでごめんなさいとか、けっこう演者さんが正確にイベントへの参加条件を知っていてそれを口に出してくれる、ということがいままであんまり経験としてなかったので、すごい真面目なお方なんだなあと思いましたし、外れちゃった人もごめんなさいなんて言いながら、目の前のお客さんだけでなく、上や横、時にはうしろまで見ながらていねいにていねいにお話をされるお姿が真摯で、いいなあ、なんて思ってしまいました。

あとやっぱ撮影可のイベントってテンション上がりますよね。こっち側向いて手を振ってくださったショットが撮れたとき「えっ!この写真と一緒に『きょうも気づいてくれてありがとう』ってツイートしていい!?」とか口走ってごめんなさい。耐えた。

 

●第七章:ドキドキ!握手会
トークイベントは40分ほどで終了、そのままテキパキと握手会の準備がされていきます。パーテーションとか出てきて、すごい、本格的…って感激しました。いままで池袋の噴水広場でパーテーション使って握手したことなかったので、びっくりした。

握手会自体は何秒くらいだったんだろ?ちゃんと測ってなかったんですけど、ハイタッチレベルの高速握手ではぜんぜんなくて、会話が成立するくらいのちゃんとした、ちゃんとしたってのも変だけど、ふつうの握手会でした。剥がしはふたり、レーベルの女性のスタッフさんでしたがこの剥がしがやさしくてやさしくて、肩をぽん…ってされるだけで、ぜんぜん剥がされてない!!!ってびっくりした。あと田口さんのお隣に男の方がひとり立ってて、マネージャーさんかな?と思いましたが、田口さんの受け答えに声を出して笑ってたりしたので、なんかたのしそうでした。
そう、握手会のブース内はほわ~っとした空気で、ありがちなあのピリピリした感じがぜんぜんなくて、居心地よかったです。居心地よかったって表現もどうかと思うんですけど、居心地よかった!ぜんぜんピリピリしてなくて、田口さんがとにかく笑顔で、田口さんがとにかく…かっこよかったすね…。

そう、間近で見る、田口淳之介さんが、とにかく、かっこよかったっす。

 

話したのはこんな感じ。とりあえずおでこの話しとこ~と思って振ってみたのですけど、予想以上に軽い感じの受け答えで、あっこういうキャラなんだ!って沸いてしまった。さいしょ、え?おでこ?みたいに怪訝な顔をされたのですが、その怪訝な顔すら美しくて、卑怯かよ!!!と思いました。顔が綺麗だな~~~!!!ありがとう~~~!!!!

すごい心が穏やかになる握手会でした。こんなきもちになれる握手会ひさびさ!たのしかった!!!
そしてわたしはその足で執事喫茶へ帰宅しました。

 

●第八章:いろいろと
執事喫茶に帰宅して、そのあと電車に揺られながら、なんかいろいろなことを思いました。

まず、お客さんの集まり方がおもしろいなあと。最初はほんと、わりかし少ないなあとさえ思っていたのに、イベントが始まるころにはステージがあるフロアだけでなく上のほうのフロアまでぎっしりお客さんで埋まっていて、ちょっとびっくりしました。そしてさっきもちらりと触れたのですが、人が人を呼ぶタイプのイベントで、「なんか人集まってる!」「誰来てんの?…えっ田口じゃん!」っていう会話を、トークイベント中10回は聞いた。そしてそのまま足を止める人の確率の高いこと高いこと。そんなふうにどんどん人が集まっていくのが、本来の「観覧無料のイベント」のあるべき姿よなあ…などと思ってしまいました。足を止めたもん勝ちというか。まずは足を止めさせないとっていうか。
あと撮影可能イベントだけどあんまし殺伐としてなかったのもいいな~、って思いました。撮可イベントと聞くともっとこう、ごっついカメラ持って来る人だらけなイメージ有ったけど、カメラ自体持ってるひともそんなにいなかったし、だからわたしも司会のお姉さんに言われるまで撮影OKって気づかなかったわけだし…。意外とボードもいなかったり、うちわもまあいなかったり。ペンライト持ってる人もいなかったり。荷物だけ放置の場所取りも見当たらなかったり。いいこと。

つまりなんていうか総合的に「今まで体験したことのない空気感の現場」という印象でした。握手会のあのほわっとした空気も含めて。ほんっとに不思議な空気感だった。まだまだ世の中には自分の知らないことがあって、自分の知らない現場があるんだ…!ってわくわくした。
これがまた、何度も公演を重ねていくと、空気感も変わるのかもですが、わたしはけっこうあの、ふわっとほわっとした、ほわほわした現場の空気感すきだったので、あのままでいてほしい…って思いました(笑)。また行きたいなあっておもうもん、あの不思議な現場…。

 

●まとめ?
けっきょくなにが言いたかったんだ~!?って話なんですけど、わたしが今いちばん伝えたいのはこれです。

SNSでのダイレクトマーケティングは、わりと効果的なのかもしれない。

結果今回わたしが田口淳之介さんの現場に軽率に行き軽率に握手までしてきてしまったのは、すべてはお題箱に投稿された質問がきっかけですし、それをどうにかこうにかして見つけてくれた田口さんファンの皆様のアピールのおかげです。ちなみに「田口さんめっちゃいいひとだった!」みたいなイベント後のツイートもたくさんリツイートされて、見られてる…!ってちょっとわくわくしたんで、少なくともわたしにはSNSを使っての宣伝、効果はばつぐんだったとおもいます。まんまとやられてしまった。

SNSのおかげで、足が長くてお顔が小さくておでこも前髪もすてきな、そしてなによりお心配りがすてきな田口淳之介さんというお方をちゃんと知ることが出来て、直接お話することもできて、現場の不思議な空気感まで味わうことができて、こんな貴重な体験ができてしまって、だから人生たのしいです。とってもたのしい。良き日曜の思い出ができました。関わってくださった皆様ありがとうございました。次の現場あったらぜひまたダイマしてください!待ってます!